なんでもないこと。週末の予定とか

更新があいてしまうとなにから書いていいのやら、うろうろしてしまう。
毒にも薬にもならないことしか書いていないというのにずいぶん傲慢なこと。

ここの所なんだかざわざわと忙しくて気持ちがついていかない。
十月はイベントが目白押し(運動会だとか、芋ほり遠足だとか、よさこい演舞だとか、そう、すべて子どもがらみ)だったり、来年の子どもたちの進退についてだったり。
頭が一個では足りない。
そもそも足りない頭だからあと五つぐらいほしい。

この週末に娘のよさこい演舞がある。
園の子どもたちが市のお祭りで披露するのだ。
先週に頂いたお便りには、メイク髪型は自由です、と書かれてある。
「ジユウデス」
自由に憧れて、自由に焦がれた思春期だったけれど、今、唐突にこんな形で突き出されても、おおう、受け取れねい。
小さい子どもにメイクをほどこしたことなんて産まれてこのかたないし、今後もお化粧だなんだ美醜にかかわることは本人の美意識の目覚めにお任せするつもりでいたのに、いきなりそんなの受け取れない。
園の入り口には「参考にしてください」とOBOGたちの素敵なメイクとヘアスタイルの写真が置かれている。圧がすごい。
その顔に貼る石はどこに売っているのか。
髪の毛が虹色になっているのはいったいどういう仕組みなのか。
拝見するたび動揺しかない。
この場合の「自由」はほどこすことを大前提としているのでよく考えたらそんなに自由でもないよね。

その翌日には運動会が控えている。
台風で延期になったのですね。忙しい週末。
早起きしてつくるお弁当にはらはらする。
朝早くに起きられるだろうか。
お弁当箱の中身はちゃんと埋まるだろうか。
というか、いったい何を入れたらよいのか。
検索しても、はるか天を走っているような猛者たちのお弁当しか出てこない。
もっと私にできそうなお手本下さい。
ハムをお花にしたりしなくてもいいやつ下さい。
そして、カメラやビデオを忘れずに携帯することができるだろうか。
持って行ったはいいけれど充電し忘れたなんてことにならないかしら。
走り回る末っ子を持て余していったいどうやって姉と兄を鑑賞すればよいのか。
取り越し苦労が止まらない。
楽しみとハラハラの天秤が明らかにハラハラに傾いてる感、否めない。

子ども周りのあれこれはほんとうに気を揉むのだ。
そもそも世の中のほとんどのことの塩梅が私にはよく分からないからすぐに右往左往する。
私個人ことであれば私の好きな塩梅で図太くいられるのだけど、私とは別の人格の責任を背負うとそういうわけにもいかない。
彼らの思い出をつかさどる責任がある。
いい思い出になるも、かなしい思い出になるも、みじめな思い出になるも、私次第の部分が多少なりともある。
母は母なりに一生懸命頑張るから、そのあたりをぜひ思い出の最前列に採用していただいて、あとは多少のネガティブがあってもぼんやり受け止めておいてくれたらありがたいのだけど。
受け皿の采配はさすがに手が及ばないものねえ。


また読みにきてくれたらそれでもう。