鯖を食え
昨日の夕飯の献立を発表します。
鯖の甘辛揚げ
鯖に片栗粉をまぶして揚げ焼きして、素揚げしたピーマンと一緒に甘辛いタレに絡めて。お子様にも食べやすくした一品。
大根と人参と高野豆腐のあい混ぜ
薄味ながらごはんにも合う、親しみのある懐かしい味。
人参と白菜としめじのお味噌汁
お味噌汁は野菜たくさんが我が家のセオリー。
お通じのよさ、大事。
さつまいもとブロッコリーのサラダ
になるはずだった。茹でただけのさつまいもとブロッコリー。もう疲れてしもうて。
茹でたところで気力体力ともに尽きてしまった。
なんてバランスのとれた夕飯でしょう。母の愛がたくさん詰まっている。
さぁ食べるがよい子供たち。
と食卓に出したら、真っ先に減るさつまいも。次いでブロッコリー。
「ママ、お芋おかわり」
「はいはい」
「ママ、ぶろっこりおかわり」
「はいはい」
「ママ、おいも」
「ママ、ぶろっこり」
「おいも」
「ぶろっこり」
「おいも」
きりがないので、茹で上げたザルごと食卓に出した。皿に出すのももはや億劫だった。
そして、おのおのの皿を覗けばほとんど手つかずの鯖と大根、そしてお椀の中には勿論手付かずの味噌汁。
ちょっと、他のおかずも食べてよね、と言えば申し訳程度に魚にかぶりつき、飲み込む前にはもう
「ぶろっこり、もごもご」
ぶろっこりおそるべし。
なんなんやその威力。
そして、上二人の勢いにつられるように1歳1ヶ月の末っ子がベビーチェアから抜け出して食卓テーブルの上を勇ましくハイハイで駆け抜ける。
末っ子、芋とブロッコリーを奪取。
取られまいと躍起になる姉と兄。
芋とブロッコリーを茹でたばっかりに食卓は大騒ぎだ。
因みにそれ、未完のおかず(とも言えやしない)ですからね。
挙句、末っ子は特に気に入ったらしい茹で芋をザルから自分の皿にせわしなく放り込んでいく。
末っ子の食い意地、まじで凄いんである。
結局、子供たちは茹で芋とブロッコリーを主食として夕飯を終え、鍋いっぱいに茹でた芋とブロッコリーは完売となった。
頑張ることは大変に素晴らしいし、頑張る人は讃えられるべきだ。
でもね、頑張ることと成果は絶対にイコールではないよね。
分かってたつもりなんだけれど、やっぱり頑張ると成果が欲しくなる。
欲しがりですいません。
成果報酬、承認要求、面倒なものにまみれてしまって。
また読みにきてくれたらそれでもう。