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↑ピタゴラすっくすっくびよ〜ん↑

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発達障害に特化した知識の泉がここにあ〜る。子供から大人までみんなピタゴラスイッチみたいにすっくすっくびよ〜ん!
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#作業療法士

不安を常備せよ

適度なアルコールが身体に良いように 適度なストレスや不安は身体に良い。 というより無いと身体が弱くなると言ったほうが分かりやすい。 アルコールは飲まなければ不健康になっていくわけではないが ストレスや不安は適度に感じる機会がないと いざそのような精神的な疲労に襲われたときに耐性が無いのですぐに潰れてしまう。 精神科に診察に来た患者さんが泣きながら医者にこう言ったことがある 『不安がないと不安で...』 どんな要素にも"在庫がいるのかもしれない"と そう思わせ

故郷のこと。

平日の朝 サラリーマン、中高生のチャリ通、小学生たちの登校班、街が起き始めるころ 僕の故郷は関西の田舎にある。 ふと、自分が精神科作業療法士としてバリバリに働いていた9年間を思い出す。 もちろんこんな病気になるとも思っていなかったし、なったとしてもこんなに苦しいものだと知らなかった。 僕が出会ってきた患者さんたちは 僕と同じではないけれど、精神的な病気に苦しみに日々狂わされながらも笑顔でいる それは同時に病気が決して不幸であることを確定させない証明でもある。 あ

子育て支援のホント。

今日もお給料が確定しない自分を生きる。 あのね、子育て支援のホントのこと知りたい? 3月末より一切の収入を自ら失いました。 そんな中でも誰かにお金を貸すといいつつ帰ってこないことを知っているからあげたりしたこと まったく後悔していません。 僕は青年SUNというひとです。 セイネンサン、と呼んでもらえば鳴きます。 プロフィールやTwitterを見るとよい。 ビジネス系の人たちは自分のアピールでほとんどの時間を使うからさ、僕はそんな無駄な時間や文字使わない。 【コグトレ

ポロリさんのスペース

お邪魔してをります。 子供の発達支援のセミプロ、オーシャンビューことうつ病で光る青年です。 今よくスペースに来てくれるポロリさんのスペースを聴かせていただいてます。 故にそのままここにアウトプットしていこうと思います。 まず、大きく感じ取ったことを1つ 当事者様(ママ、パパ)と医療従事者(青年さん)との視点は当たり前ながら違うということ それは僕が発達障害の子育てを実際に24時間しているわけではないからです。 それはママもパパも医療従事者で子供を支援しているわけ

ヤりたい人

特別支援学級 特別支援学校 放課後デイ スクールカウンセラー スクールヘルパー 看護士、介護士、臨床心理士 人の役に立ちたい人、誰かのためになりたい人 その為に「やりたい」と思うこころに対し 『出来ていない』ひとが多すぎること それは当然ナンパや不倫と同じく まったく同じくして『満たされるため』だから 自らを救うためなのである。 自分を慰めるためなのである。 ヤり目(ヤることを目的とした人)とさほど意味合いは変わらないことが事実。 ヤりたい人は「し

当日

私たちが作った「不登校の小学生の昼間の居場所」は、11時から17時までオープンしていて、今のところ、一緒に活動しているママさんのお母さんや叔母さんの力を借りて何とか開けてる状態です。 青年さんには、13時頃から2時間の予定で来てもらいました。 ファンミで1度会った事はあるとしても、私だけめちゃくちゃ緊張(汗) 私の予想通り、普通にドアを開けて、青年さんが入って行っても、誰も動じず、「誰?誰?」って皆近づいて来てくれました。 ボール投げしたり、 必殺、けん玉持って来て

『へぇ!うつ病なんですか?!』

偏見見下し偏見嘲笑偏見偏見暴言偏見 『全然そんな風に見えませんね^ ^』 『うつ病っぽくないんですね!』 『SNSやれてる時点で鬱じゃない。乙』 『TikTokに動画投稿できるなら大丈夫っしょ』 『あなたよりもっと辛い人がいます。もっと前を見て』 『私の知り合いの鬱の人はあなたみたいに元気そうじゃありませんよ!だからあなたは鬱じゃないと思います!』 『もっと気楽に生きればいいのに^ ^』 「うつとか言ってる奴はみんなかまってちゃん』 『気合いが足りなさ過ぎる

「出来ない」と「やらない」

子供たちの気持ち。 言葉にできない言葉。 言葉で伝えたくないこと。 行動で見せたいもの。 喜んでほしくて企むこと。 "出来ない"と"やらない"は大きく違う。 発達や育児に関すること、僕は大まかにみるようにしている。 全体を捉えるためだ。 細かく捉えるのはそのあと、そして必要に応じて。 青年さんの子供への関わりは色眼鏡を用いない。 僕は昔からそうだ。 難解なバイオハザードというゾンビのゲームを攻略本なしで全クリした。 途中どうしても進めず2ヶ月諦めてから

野良の作業療法士さん

野良猫、昔は野良犬も多かったなぁ。 そういえば僕は作業療法士です。 今は退職したところで、野良OTです。 専門は精神科分野。 そして老年期認知症、ほぼ全ての精神疾患、発達障害児への療育、デイケア、グループホーム、シルバーケア。 できること全て経験した。 日本でも稀なほど素晴らしい環境の下でたくさんの症例と歩いてきた。 何でもかんでも攻め攻めでやりたがる僕にはたくさんの仕事が舞い込んできた。 こいつにやらせときゃ、だいたいのことはこなす。 クオリティは低いけど、み