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妊娠してから知ったこと


今日から4月。新年度。
5月中旬が予定日のわたしも、今日から正式な産休に。

有休をつかって今週からお休みいただいていて、
赤ちゃんのお洋服に水通しをした。
ベビー服への水通しはホルムアルデヒドの除去を目的として行う。このことも妊娠してから初めて知った。そして、このお洗濯は「世界一幸せな洗濯」とも呼ばれていて、ネットへいれるときも、干しているときも、取り入れて畳んでいるときも幸せな気持ちで一杯になった。



妊娠するまで、このお洗濯のようなふわふわと幸せなイメージを持っていた。つわりはしんどいだろうけど、安定期はいれば体調落ち着いてお出かけできるんだろうなとか、胎動も楽しみだなーとか。

ただ自分が実際に妊娠したり、
周りの妊婦さんや経験をきくなかで
妊娠初期はつわりと流産リスクに怯え、中期に入れば今度はお腹が大きくなることによる節々の痛みやらで寝付けなくなったり、妊娠合併症やら胎児の異常とか分かってきたり、初期からの便秘が痔に発展したり、
後期は息するだけでしんどかったり、身体のバランスとれなくなったり、妊娠高血圧とか切迫早産やら急な破水やらの緊急入院など多くなったり、赤ちゃんの発育に一喜一憂したり、
臨月きても元気な赤ちゃんに会えるとは限らなくて、
ずーっとリスクやトラブルと付き合いながら世の中の妊婦さん生きていることを知りました。
世の中の妊婦さんって本当に偉い。


それまで順調な経過でも急に入院決まることも多く、働いたり子育てしている妊婦さんは切迫流産/早産になること多いし、
わたしも今日から正式な産休ですが、産前6週って本当にギリギリで、ちょっとどうにかならないのかなと思いました。。



わたしは悪阻は比較的軽めでしたが、それでも一日中吐気と付き合うなんて初めての経験で、匂いに敏感になり、味噌汁の匂いが駄目で、美味しく感じない料理も多く…検食が無理で「味が変に感じる」「吐気で食べれない」「便秘が苦しくて食べられない」という患者さんの気持ちがやっと分かりました…。


妊娠中期は、体調も安定して試験勉強やら旅行とかも行けるというイメージありましたが、全然そんなことはなく、
お腹が大きくなってきて身体が変化していくなかでアッチコッチ痛かったり、立ちくらみも増えて外出も少し怖かったり、
コロナ禍(第3波到来)で県外にいくと病院受診できなくなるといわれ、泣く泣く認定試験諦めたり…。
赤ちゃんに問題あるかもってことで県外の病院へ転院になり…通常は月イチの健診のはずが、赤ちゃんの様子みるために毎週のように通ったりすることもありました。


これから出産までに何があるか分からないし、生まれてからもどうなるのか分からないけど、命を育てるってすごいし、妊娠中いつ何が起こるか分からないんだなと思いました。


赤ちゃんは元気にお腹の中で動いてます。
エコーで見せてくれるお顔もかわいいです。
当初の想定より問題は大きくなく治療も必要ない可能性が高くなってきて、少しホッとしました。
わたしも今のところ大きな問題なく過ごせています。今のところ。


無事にお腹の赤ちゃんに会えますように🌸


先日桜を見に行ったときの写真。
こうやってみると、ほんとお腹大きくなったなー。

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