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廃棄をゴリっと抑えて利益を出す

こんにちは!しょーたです。

「デイリーを発注している人」あるあるなのですが、
・廃棄
・欠品
この2つのバランスに悩まない人はいないでしょう。
山のような廃棄や、売場がカラッポの大欠品は、誰しもが経験したことあると思います。

今回のnoteは、私が具体的に使っているデイリーのシートを見てもらいながら、具体的に
・日々チェックするポイントを知ってもらう
・廃棄を抑えて、利益出す方法
を紹介します。

これを読んで、「なんとなく発注し過ぎた気がする」とか、「思ったより少なかったかも」といった曖昧な発注ではなく、

・「今朝のこの発注では3000円ほどおにぎりが少ないから、具体的に30個増やそう!」
・「最近の客数はペースが落ちているから、あと2週間は米飯で2000円落とすペースでいこう」
・「今週末は晴れだから、10000円ほど増量かけて、予算を使っていきたいので、おにぎり50個サンドイッチ20個増量しよう」

みたいな、具体的な数字で考えられるようになります!

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①日々の現状把握(廃棄金額)をする

不良品管理表

シートにもありますが、廃棄の
①当日の金額
②その月の累計金額
③その月の平均金額
この3つをまず、把握しましょう。

そして、
④翌日発注した金額を8番データで確認して記入
⑤とくに発注数を抑えたり、増やしたり、予約がある場合もメモ
することによって、

だんだんと日々の発注金額や、廃棄金額との相関が見えてきます。

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②優先順位を決めて廃棄を出す

大切なのは、
・単品の廃棄で一喜一憂するのではなく、全体で捉える事
です。

思ったよりも廃棄が出たとしても、
一ヶ月の累計で予算内に収まれば何の問題もありません。

自店なら、月間で出すべき廃棄金額が売価18万円の予算に対して、

・月末に予算を残して
・おにぎりを日々10個廃棄出し続けるように、優先順位を決めて
・使われ方に合わせて、おにぎり>サンドイッチ>ペストリー>サラダ>その他 みたいに、予算全体の優先順位を決めて
・出して良い廃棄と、ダメな廃棄を分析して
います。

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③優先順位を守るには、発注時点で増減を考える必要がある

優先順位を守るには、廃棄が出てから知るのではなく、事前に発注金額を把握する必要があります。

そこで、日々の発注金額と廃棄金額を
・累計
・平均
といった指標でペースを把握する必要があります。

廃棄管理実例

自店では定期的に、ペース配分を計算して、
・発注の全体金額から、分類の金額、単品の数

を決めて、発注担当者と相談しています。

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④適当な発注では、適当な結果しか返ってこない

廃棄のコントロールが出来ないときって、
なんとなく数字をぶちこんでしまったり発注後の見直しに手を抜いたりしていませんか?
また、発注担当者に廃棄の金額だけを伝えて、文句ばかり言ってませんか?

それでは。担当者のモチベーションも下がってしまいます。

自店では例えば、おにぎりの廃棄が毎日10個安定して出ていなかったら、反省して増量してもらうし、
無駄に出続けている分類があったら、商品を入れ替えたり、アイテムを絞ったりしてもらっています。

もし、廃棄予算に余裕があるなら、
ざくっと発注して、時間を別の事に使うのもアリでしょう。

ですが、もしも廃棄金額を気にしているなら、廃棄1つ1つに神経を使う必要があります。当たり前のことを、当たり前にする地道さが必要です。

時間が無い!!って人も、まずは数字の記録や、ペース配分の記録をしてみませんか?


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⑤欠品に関しては、経営者の考え方がある

ここに関しては、
・店の使える予算
・オープンして間もないのか、歴史ある店なのか
・立地
などによるところも多いので、自分で考えてみて欲しいのですが、

参考になった「佰食屋」さんに関するツイートを載せておきます。良かったら参考にしてみて下さい。


⑥最後に、エクセル添付

最後に、エクセルデータを添付しておきます。
中身は無料公開しているものと同じです。

もし時間が無いって人は、よかったら使ってください


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