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サランラップ・電子レンジ・日傘・日焼け止め・国際結婚・恋愛【ドイツ・日本】

ドイツ   サランラップの進化

昔のドイツのサランラップって、本当にやばかった。
全然使い物にならない。
だから使わない。
*そもそもドイツではあまり使わなくてもいけるんだ〜。

最近は超進化してて、dmには電子レンジ対応のサランラップもあるってよ。私はエデカのサランラップで全く問題ない

うちには電子レンジがないのだ。ドイツでは電子レンジなどいらない。本当に必要ない。それがなぜかを説明すると長くなるからまた今度。




そもそも前提としてラップをそんなに使わないんだけど、やっぱりあると便利。でもやっぱり夫はあまり使わないw

さて、ネットを検索してると、案の定、昔の面影で止まってる人が結構いた。反面教師にしたいと思う。私みたいに20年も前がはじめてのドイツだとその時の印象のままアップデートできない。実はこうしてちゃっかり進化してることもあるのだ。


でも、激安ラップは危険ですw

ほんとうに使えないラップを体験するのもいいかもw

豆知識 
サランラップをドイツ語で die Frischhaltefolie

ドイツと日本の商品対決しようとして、記事を書こうとしたんだけど、全然違う方向へ行ってしまう理由が、やっぱり文化前提が違うから単純比較するとおかしなことになる。あと、国も人も進化してるから、アップデートに気が付かないといけない。

ドイツの食文化と日本の食文化はまるで違う。電子レンジなんかその最たるもので、ドイツでは本当に使わない。

日本はラップを使いまくる。電子レンジも普通にみんな持ってる。だからこそラップはそれに合わせて進化する。
その進化形態に慣れてたら、ドイツのラップ製品はもしかしたら全部クソかもしれない。
でも私にはエデカのラップで無問題。
みんなはどう?みんなの正解を探してみて。

日焼け止めとアウトドアー

多分、日焼け止めも、各国かなり進化したと思う。でも、ドイツの日焼け止めは、本当に要注意だ。使えるものと、使えないものがある。

特に白くなってしまいベトベトで、もう2度とごめんな日焼け止めクリームもいっぱいある。ドイツでも素晴らしい・使える日焼け止めはあるけど、私は、実は日本の日焼け止めを愛用している。肌質も日本人に合わせられているし、そもそも前提がここでも違う。

ドイツは焼けることが前提。日本は徹底して焼けさせない。

だから、ドイツの日焼け止めクリームに対する情熱が日本ほどではない。そうすると、日本の日焼け止めを使った方が話が早いのだ。
日本のは、徹底的に焼かないようにできてる。シミ・シワが怖いから、今は日本の日焼け止めを使ってるのだ。

まあ欧米人とアジア人は、体質・肌質も全然違う。この話も面白いけど、長くなるからまた今後。

夫もすっかり日本の日焼け止めクリームの大ファンです。
また、ドイツにもおすすめ日焼け止めはあるから、検索してね。

ドイツで日傘なんてささないからね!


ドイツでは、日傘する勇気も折られるでしょう。
さすのは自由だけど、変な感じ。

むしろ健康的な小麦肌の方が美しいという感じです。

小麦に焼けて、一緒に水泳、サイクリングなどアウトドアを楽しむ女性が一般的に人気です。

もちろん好みもあるけども、
不健康な肌で、意見を持たずナヨナヨしてるとダメです。

自己主張!自立した女、アウトドアーな女が魅力。
今週また私たちは天気が良ければ泳ぎに行きます。



暑いからと言ってクーラー効かせた部屋にはいません。

そもそも日本ほど暑い日が続きません。昔はもっと暑くなかったし。
どうも最近の暑さに公共のクーラー設置を議論されてるようですけど、今年も暑い日がとっとと終わってしまうという。

ドイツでは、冬の日光が破壊的に少ないので、夏は日にあたりたいと思うのです。
だからカフェではテラス、
ハイキングや散歩、こうやって湖に夕涼みに行きます。

気候の前提も違うから、もう何も比較することに意味がない。
でも、ドイツにいたらアウトドアーにシフトしてった方が、友達ができやすい。そういう文化なのです。

冬の街を一緒に散歩とかいかが?

国際結婚と恋愛

アニメの普及で、日本女性のキュートさも世界に伝わって一部で人気。
夫も大好き。
でも根本は、「自立した女」を求めてる。

私の歴代のドイツ人恋人と比べても、今の夫は優しくて日本文化に理解がある。でも6−7年一緒にいてわかるけど、やっぱり基本はドイツ人男性。日本語もほとんど話せない。

舌打ちもするし(別にドイツではしていいのです)
怒ればそのまま声を張り上げるし
モノにもバンバンするし

そのまま喜怒哀楽を出して、お互いが言いたいことを言い合い、お互いが自由を尊重する。家庭内も自由。将来のこともわからない。

私の容姿とかより頭の良さと、自由をこよなく愛し、夫を自由にしてくれるから、結婚を決めたらしいです。

自由。

これが心地よい私たちの形。でも人によっては耐えられないかもしれない。
ドイツ人男性と結婚した中谷美紀さんの結婚エピソード面白いので、ぜひ。


話をラップに戻すと、「きめ細かな愛情を料理で注ぐ家庭的な母親像」が、なんとなくマッチしないのがわかりますかね。そもそも、ドイツでは料理に母親の愛情像はくっついてない。男性も料理するし、女性もそこまで求められてない。ドイツのママのように料理上手な女性は存在するけど。それはマストではない。文化、全然違うんですよ〜。

私に、料理よりも、いつも主張していてほしいのがうちの夫。
料理を全くしないのは困るけど、むしろ自立性がないと嫌なのです。

何が言いたいかというと、国際結婚したら相手の言語や文化を必死で学ばないと破綻するよってことです。

私たちの場合は、完全に私もドイツ語だし、文化も100%近く迎合してます。(でも、私がどうしても譲れない変なところは「日本文化」だから仕方ないと理解してくれます。)

逆でもいいよね。
欧米人側が、日本語と文化に迎合する。
お互いに半々もありだね。

国際恋愛から国際結婚へ発展させてい人の参考になると嬉しいな。
もちろん、人それぞれなので、ちゃんと相手を見てね。
これは一般化と私の体験です。

研究生活や言語人生で、競争・マウント・意味のないヒエラルキーに辟易してて、
また長年ドイツ文化の授業を日本で行ってきて、この異文化を伝える難しさをほんとうに身をもって体験しています。

みんなが傷つかないで幸せになるにはどうしたらいいのかなって思います。

このラップについても、「私はエデカで満足してる」と言っても電子レンジ使う人にとっては「変なの紹介すんな!」てなる可能性がある。
うちにレンジがないからわからない。

日傘がさしたい日本人女性に、ヨーロッパの状況を説明してもわからないかもしれない。でもドイツではさしてる人を見たことがないので、きっとドイツで思いしって、諦めてるんだと思う。

料理が愛情表現だという概念からなかなか抜けられない日本人にとっては、
私の夫が、「料理なんてできなくていいから、はっきりなんでも言ってほしい」と言われたら、もしかしたら驚くかもしれない。

きめ細かい愛情だと思ってた表現が、うざったいと思われる可能性がある。またその逆もある。

そのために、言語と文化なのです。
そしてそれぞれのレベルで進化すればいいので、相手と比較する必要ないんです。
私も英語のレベル、もっとほしいなって思います。ビジネスで損してますw
誰かの小さなお役に立てたら嬉しいです。

8月2日 ドイツ


eluxirphotoによるPixabayからの画像







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