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公園や港、アーバンスポーツ練習場まで!? ~横須賀市土木職が活躍する幅広いフィールドとは~

皆さんご存じのとおり米海軍基地でも有名な神奈川県横須賀市。港湾はもちろん、広い公園やアーバンスポーツ練習場まで様々な施設を有しています!そんな横須賀市で土木職として働く蜂須賀さん、金子さんに働くフィールドや魅力についてお聞きしました!

—まずは簡単な自己紹介をお願いいたします。

蜂須賀:私は元々横須賀の出身で、大学を卒業後平成25年に土木技術職として入庁しました。現在は12年目となります。

金子:私は横浜市金沢区の出身です。横須賀のすぐ隣ですね。

蜂須賀さんと同じく大学卒業後横須賀市役所に土木技術職として入庁しました。平成31年に入庁したので現在6年目になります。

—お二人が土木を学ぶこととなったきっかけを教えてください。

金子:大学で土木を学んでいたのですが、大学に入るタイミングでは何か明確にやりたいことが決まっていたわけではありませんでした。正直なところ、最初はなんとなくというつもりで土木学部を受験しました。

ただ、父が別の自治体で土木職として働いていたので、そういった姿をみて土木に興味を持ったというのも多少あったかもしれませんね。

蜂須賀:私は元々まちづくりとか市街地再開発といったものに興味を持っていたので、その関係で大学は土木学部を受験しました。

—では、横須賀で、自治体土木職として働くことを決めたきっかけを教えてください。

蜂須賀:私は地元の開発や工事をしたいという思いを持っていたため、地元横須賀で働きたいと思っていました。地元の民間企業で働くといった選択肢もあったのかもしれませんが、地元密着と考えるとやはり自治体なのかなと思い、自治体で働こうと決めました。

金子:私は大きく建設業といった枠組みで考えていたのですが、民間の建設業界はかなり多忙なイメージであったのと、特に大手だと全国転勤の可能性があったことから、自治体で働くことを考えました。

—自治体で土木職の採用があるということを、お二人はどのようにして知りましたか?

金子:私の場合、先程もお話ししましたとおり父が自治体土木職として働いていたので、自治体でも職があること自体はもともと知っていました。就職活動に際してゆかりのある場所の採用情報を調べていたところ、横須賀市でもちょうど採用をしていたという感じですね。

蜂須賀:私の大学は横須賀市の近くだったため、市役所の方がよく採用活動に来られていました。土木職を募集していることも説明いただきましたし、インターンシップなんかもやっていたかと思いますので、自分であまり多くを調べることなく情報を得ることができました。

—お二人の業務について教えてください。

金子:私は現在、宅地審査防災課という部署で主に開発行為や宅地造成行為に関する許認可の審査を行っています。

それ以前であれば自然環境共生課で主に緑地に関する業務を行ってたこともありました。それこそ、許認可もあれば里山保全、外来種への対応や鳥獣被害への対応など幅広くやっていましたね。鳥獣被害に関しては、罠を貸し出したり、実際に山に入り足跡を探して被害状況を確認したりなんてことも経験しました。一般的にイメージするような土木職の業務とは異なりますよね(笑)

蜂須賀:現在は公園管理課で公園管理業務に従事しています。主にサッカー場や野球場などの運動公園の管理を行っており、プロスポーツチームとの調整なども行ったりしています。この4月に異動したばかりなので、公園管理業務はまだまだこれから覚えていくところです。

公園管理課の前は実は財務課で庁内の予算調整や交付税の算出といったことをしていました。

—お二人ともとても幅広い業務を経験されていますね。特に蜂須賀さんの財務課というのはどういった経緯だったのですか?

蜂須賀:財務課の仕事は市役所全体を見渡すことができる業務なので、土木職だけでなく、福祉職の方とかも財務課で勤務することがあります。専門知識を活かすというよりは、全体を見渡す経験を積むためといったところです。

実際に私も土木職としてとても勉強になりました。予算要求から各部局との調整や市長副市長への説明など予算が確定するまでの流れなんていうのは、土木技師として現場に近いところで働いているだけだと中々知ることができないと思います。

また、土木職として勤めていると事務職の方とここまで密に仕事をすることもないので、そういった面でも貴重な経験でしたね。現場とは違った働き方や考え方といったところを学ぶことができました。

—幅広く学ぶ機会があるのはとても魅力的ですね!他にも横須賀市ならではだと思うことはありますか?

金子:横須賀市といえば広い公園が多く、公園の利活用が活発です。元々軍が所有していた土地が国から返還され、規模の大きな公園になったりしています。大きな公園のリニューアルに関する委託やPark-PFIなども土木職として経験することができます。

また、横須賀市内には野球やサッカーなどのプロチームが練習場として利用している施設なんかもあります。プロチームに公園を貸し出しているような自治体というのもなかなか珍しいのではないでしょうか。

蜂須賀:横須賀市には横須賀港があり、この管理を行うのも市役所の土木技術職の仕事です。護岸工事などの施設整備をはじめ、港湾緑地の管理などを行っています。横須賀市ではBMXやスケートボードをはじめとするアーバンスポーツを推進しているのですが、港湾緑地にはこの練習場も整備されています。

民間の場合、設計ならずっと設計のような働き方になるのかと思いますが、横須賀市であれば所属によって業務は大きく異なり、私のように組織運営に携わることだってあります。また、保有施設も多いため、施設管理や許認可など、本当に幅広く経験を積むことができます。

私自身、異動によって毎回新鮮な気持ちで働くことができるのはとても楽しいと思っています。

—横須賀市職員として働く魅力もありましたら教えてください。

金子:横須賀市は新しいことに次々取り組んでいます。先程のアーバンスポーツもそうですが、人事制度に関しても現在見直されていて、従来のような年功序列ではなくなりつつあります。やる気のある職員が、責任ある立場につくような制度となっています。

例えば管理職の平均年齢も下がりつつありますし、やる気が評価されれば入庁後主任に昇格するタイミングも早まります。もちろん昇給にも反映されるので、若いうちから同期と月例給にして数万差がつくことだってあり得ます。

蜂須賀:働き方に関しても魅力的だと思っています。例えば時差出勤が広く認められているため、子育て世代にとっては生活リズムを調整しやすいのではないでしょうか。

また、テレワーク制度も取り入れてるため、融通を利かせた働き方が可能です。CADといった専用ソフトウェア等は入っていないため、全ての業務ができるというものではありませんが、業務を選べば技術職であっても在宅勤務をすることが可能です。実際に私も利用したことがあります。

—最後に求職者の方にメッセージをお願いいたします!

金子:横須賀市は新たな取り組みを多く進めており、土木技術職が担当する業務もより幅広くなっています。中には、他ではないようなものも多くあると思います。
多岐にわたる仕事、責任ある仕事、規模の大きな仕事に携わることのできる環境です。
私たちと一緒に土木技術職として多くを学びながら、横須賀市をよりよい街にしていきましょう!

蜂須賀:横須賀市は今まさに改革を進めている最中です。年齢にとらわれない働き方ができるので、向上心がある方にとってはすごくいい環境だと思います。

横須賀市自体とても住みやすく、横浜へのアクセスもいいため働きやすいですよ!

この記事は2024年5月14日にパブリックコネクトに掲載された記事です。
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