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汽水域のサービスデザイン#6:ケアをひらくデザイン | Guest:ケアと暮らしの編集社 守本陽一さん

PUBLIC DESIGN LAB.がお送りする「汽水域のサービスデザイン」。第6回目となる今回のテーマは、「ケアをひらくデザイン」です。

兵庫県豊岡市に、「だいかい文庫」という小さな図書館があります。表向きは私設図書館ですが、「ケアとまちの接点」というコンセプトの居場所の相談所でもあり、現役の医師や保健師の方々が運営に携わっています。「だいかい文庫」とは一体どのような場で、どういう経緯を経て生まれたのか? 今回は、だいかい文庫を運営されている「一般社団法人ケアと暮らしの編集社」代表理事の守本陽一さんをゲストにお招きして、「ケア」と「デザイン」の共通点やこれからの公共についてお話していきます。

今回のハイライト

  • ケアとまちの接点「だいかい文庫」ってどんなところ?

  • 医療従事者がまちづくりに関わるのはなぜか?

  • のび太を救っているのは四次元ポケットなのか?ドラえもんなのか?

  • 「サービスデザイン」としてみるだいかい文庫

  • 関わりしろをつくる「庭師」としてのデザイン

  • あえてスケールを目指さない「小規模多機能」な公共空間

〈前編〉

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〈後編〉

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Guest

守本陽一さん
1993年、神奈川県生まれ、兵庫県出身。家庭医。学生時代から医療者が屋台を引いて街中を練り歩くYATAI CAFE(モバイル屋台de健康カフェ)や地域診断といったケアとまちづくりに関する活動を兵庫県但馬地域で行う。2020年11月に、一般社団法人ケアと暮らしの編集社を設立。社会的処方の拠点として、商店街の空き店舗を改修し、シェア型図書館「本と暮らしのあるところだいかい文庫」をオープンし、運営している。YATAI CAFEで、まちづくり功労者国土交通大臣表彰受賞。共著に『ケアとまちづくり、ときどきアート』(中外医学社)、『社会的処方: 孤立という病を地域のつながりで治す方法』(学芸出版社)など。

関連情報

だいかい文庫について

本と暮らしのあるところ だいかい文庫

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収録日:2023年9月20日

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