莉奈

生活に欠かせないものは、本とラジオとごはんと音楽。 2024年にやりたいこと1位は、Z…

莉奈

生活に欠かせないものは、本とラジオとごはんと音楽。 2024年にやりたいこと1位は、ZINEづくり。 「Quu&Fuu」という朝をたのしくする工夫を考えるメディアで、記事を書いております。 https://note.com/fuuuhen/m/md70537db7eb0

マガジン

  • 日記の朗読

    自分の日記を読みます。 「同じ日記でも、文章を読むのと耳で聴くのとで感じかたが変わるのでは…それっておもしろいかもしれない!」と思い立ち、はじめてみました。 どうぞお気軽に、読み聴きくらべをしてみてください。

  • どんな日でもほっこりを見つけられるのか

    ついてない日、悲しい日でも、探してみたらほっこりする瞬間があるのでは…? ほっこりエピソードを1ヶ月間記録しようと挑戦しました。

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野中 莉奈のプロフィール

ご覧いただきありがとうございます! 野中 莉奈(のなか りな)と申します。 この記事では私のプロフィールやお仕事例などについてご紹介しております。 ▼目次から読みたい項目にアクセスできます。 プロフィールお仕事例◆コラム、エッセイの執筆 テーマに合わせたコラムやエッセイの執筆を行います。 ・「くーふーのふく音声」 グレートワークス株式会社様が運営する、朝を切り口に生活の工夫について考えるメディア『Quu&Fuu(クーフー)』の編集部員として、連載記事の執筆を担当。

    • ご機嫌な母と石鹸

      母は、いい香りに目がない。 ショッピングモールなどで、シャンプー、洗濯洗剤、ハンドクリーム、お香、ディフューザーなどのテスターが目に入ると、片っ端から香りをかいでいく。わたしもその血をけっこう受け継いでいる。 わたしは、25歳で実家を出て一人暮らしをはじめた。今は、夫と2人で暮らしている。久しぶりに帰省したときに、母が以前から欲しいと言っていた石鹸を買いに、母とショッピングモールへ行った。 石鹸コーナーには、楕円形の大きなテーブルを1周するように、10種類以上の色とりど

      • 次の就職先を決めずに仕事を辞めてから1ヶ月が経ったので、なんで辞めようと思ったのか、1ヶ月でどんなことを思ったかをつらつら書いてみてる。 「空を見る時間が増えた」とか、書いててちょっと恥ずかしくなるけど。 備忘録のためにも、書く練習のためにもnoteにまとめたい🌱

        • Gの悲劇 in家のトイレ

          日曜日のお昼のこと。 トイレットペーパー(以下、トイレぺと略します)を替えようと手に取ったら、BIGな🪳がくっついてて悲鳴。 こんな高い声出るんだっていう声で、しっかり「キャー!」と叫んでいた。 トイレから即出たのはいいものの、トイレの中にはまだ🪳がいる。 トイレの外で、立ち尽くす。泣きたい。 トイレのドアの下の隙間から、ゴキジェットをひたすら噴射。 ドア、開けて大丈夫だろうか。 ドアを開けたら素早い動きで出てきたらどうしよう。こっちに向かって飛んできたらどうしよう。

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        • ご機嫌な母と石鹸

        • 次の就職先を決めずに仕事を辞めてから1ヶ月が経ったので、なんで辞めようと思ったのか、1ヶ月でどんなことを思ったかをつらつら書いてみてる。 「空を見る時間が増えた」とか、書いててちょっと恥ずかしくなるけど。 備忘録のためにも、書く練習のためにもnoteにまとめたい🌱

        • Gの悲劇 in家のトイレ

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        • 日記の朗読
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        • どんな日でもほっこりを見つけられるのか
          9本

        記事

          着たいピンクと、安心の紫

          友人が、ノースリーブの色で迷っていた。 幼馴染の友人とふたりで、服を見ているときの出来事である。 これが欲しい!と一目惚れした薄ピンク色か、ビビッとはきていないけど馴染みがあって安心感のある紫色か。 たしかに、紫色のノースリーブは彼女の普段のイメージと合っていて、よく似合っていた。 薄ピンク色は新鮮さがあった。 彼女は鏡の前で交互に当てて、すごくすごくすごく迷った末に、薄ピンク色を選んだ。 「着たいほうを着る!」と言った。 正解!ピコン!という音がどこからか聞こえ

          着たいピンクと、安心の紫

          【後編】「自分がほしい場所をつくろうと思った」/ 夜営業のブックカフェ『宵イ茶屋文庫』店主 鈴木栄美

          「仕事終わりに一息つける場所がほしい」という自身の思いから、夜営業のブックカフェ「宵イ茶屋文庫(よいちゃやぶんこ)」をつくることに挑戦した鈴木栄美(すずき えみ)さん。 「挑戦すること」をテーマにお話しを伺いました。 前編では、栄美さんがお店をはじめる前から今に至るまでのストーリーを振り返りました。 【前編はこちら】 後編では、栄美さんが考える「好きなことや、したいことを仕事にすること」「新しい一歩を踏み出すこと」についてお届けします。 したいことを仕事にすること“

          【後編】「自分がほしい場所をつくろうと思った」/ 夜営業のブックカフェ『宵イ茶屋文庫』店主 鈴木栄美

          【前編】「自分がほしい場所をつくろうと思った」/ 夜営業のブックカフェ『宵イ茶屋文庫』店主 鈴木栄美

          がんばった日や疲れた日、1日の終わりにひとりでほっと一息つきたくなることはないだろうか。 埼玉県蓮田市にある「宵イ茶屋文庫」(よいちゃやぶんこ)は、2022年5月にオープンした夜間営業のブックカフェ。 コンセプトは、“珈琲を飲みたい夜に 本と呑みたい日に” 旬の食材をたっぷり使ったごはん、プリンやドーナツやパフェやロールケーキ、こだわりの豆を使用したコーヒーなどを味わいながら、ゆっくりと本を読むことができる。 お店は、JR宇都宮線 蓮田駅から5分ほど歩くと線路沿いにひっそ

          【前編】「自分がほしい場所をつくろうと思った」/ 夜営業のブックカフェ『宵イ茶屋文庫』店主 鈴木栄美

          話し相手はどんな表情?

          4/27(土) いとこと久しぶりにごはんを食べに行った。 ちなみに、わたしはいとこのことが大好きだ。今日会えるのがが楽しみで仕方なかった。 彼女は人事の仕事をしているので、採用のために学校の先生と話をしたり、従業員と面談をする機会がたくさんあるそう。 新しく入社してきた人とは、定期的に面談を行っているようで、彼女が面談するときに意識していることの話がとても心に響いた。 彼女が意識しているのは、「相手の表情を見ながら、話す内容を変えている」こと。 面談で従業員にヒアリング

          話し相手はどんな表情?

          小さいころ握りしめていた物(朗読ver)

          4/20の日記を朗読しました。 「小さいころ握りしめていた物」 お父さんの膝くらいの身長の女の子が、アンパンマンのぬいぐるみを右腕で抱えていた。 普段アンパンマンのぬいぐるみを見ても、「アンパンマンだなぁ」としか思わないけれど、女の子の腕にぎゅっと守られているアンパンマンは、顔だけがひょっこり出ていてそれはそれはかわいかった。 街で見かける小さい子の手には、何かしらが握られている気がする。 すきまがなくなるくらい、指先を手の平にぎゅっと丸めて。 握られているものは、おかしだったり、ぬいぐるみだったり、おもちゃだったり、本だったりする。 自分が小さい頃、ぎゅっとそっと握りしめていたものを思い出してみる。 丸くてツルツルした石、ガラスみたいにキラキラしているエメラルドグリーンの石、帽子をかぶったどんぐり、四葉のクローバー、セミのぬけがら、シジミらしき小さな貝殻、庭で摘んだ水仙。 気づいたら手の平からなくなっていて、心の底から悲しくなったこともあった気がする。 忘れていた思い出って、思い出そうとすればちゃんと出てくるんだな。 わたしの中にちゃんと残っていてよかった。 小さいころ感じていたことはずっと覚えてたい。

          小さいころ握りしめていた物(朗読ver)

          小さいころ握りしめていた物(朗読ver)

          アロエを追いかける歯

          4/23(火) アロエヨーグルトを食べているとき、歯がアロエを追いかけていることに気づいた。 今まで無意識すぎて気がつかなかったけれど、わたしはアロエをシャクッと噛むために、アロエを真上から噛める位置に上顎を動かしていた。頭のてっぺんまで、シャクッが響く。 そうだ、この気持ちよさはあれとあれに似ている。 秋の終わり、道を歩くときに、わざわざ落ち葉の上を歩いてジャクジャク鳴らせてみるとき。 冬本番、いつもより足の裏に意識を向けて、霜がおりている短い草の上をサクリサクリと踏

          アロエを追いかける歯

          ふたくち分のオールドファッション

          4/21(日) ミスドに心が弾まないわけがなかった。 ミスド食べたい〜!と思う瞬間は日々の中で時々あったし、明日はミスドだ!と前日のわたしは心からたのしみにしていた。 それなのに、一緒に頼んだ汁そばにばかり手が伸びる。 ドーナツが並んだショーケースを目の前にしてもちっともワクワクしなかったときから、「あれ、おかしいな」と思っていた。 でも、ミスドに心が弾まないわけがないので、食べればおいしいでしょうと大好きなチョコファッションと苦手だったポンデリングを選んだ。 ポン

          ふたくち分のオールドファッション

          小さいころ握りしめていた物

          4/20 お父さんの膝くらいの身長の女の子が、アンパンマンのぬいぐるみを右腕で抱えていた。 普段アンパンマンのぬいぐるみを見ても、「アンパンマンだなぁ」としか思わないけれど、女の子の腕にぎゅっと守られているアンパンマンは、顔だけがひょっこり出ていてそれはそれはかわいかった。 街で見かける小さい子の手には、何かしらが握られている気がする。 すきまがなくなるくらい、指先を手の平にぎゅっと丸めて。 握られているものは、おかしだったり、ぬいぐるみだったり、おもちゃだったり、本

          小さいころ握りしめていた物

          ハトと子どもの1on1

          4/14 公園でハトを追いかける兄弟がいた。 おそらくお兄ちゃんと妹。ハトは2羽。 大げさに足を踏みならしながらハトに近づく小さな2人と、テテテテと大慌てで逃げる2羽。 しばらく続くと、2羽が二手に分かれた。 すると、2人も二手に分かれた。 わたしは「1on1だ」とつぶやいた。 1on1って言葉を口にしたのは人生ではじめてかもしれない。 2羽のハトは同じタイミングで、「もう無理無理!!」と背の高い木の枝へと飛び立った。 木の枝に横並びでとまって、「ここまでは来られな

          ハトと子どもの1on1

          自分の写真を待ち受けにしたら。

          2日前から自分の写真をスマホの壁紙にしている。 それは、生まれてすぐの病院の赤ちゃん用ベッドですやすやと寝ている写真だ。 実家に帰ってアルバムを見ていたときに、その写真がすごく尊く見えて、スマホで写真におさめた。 ピンクのタオルに包まれている小さな赤ん坊。 写真から小さな呼吸が聞こえてきそう。 スマホを見るたびにキュンとして、自分を大切にしたくなる。 昨日の夜、母親に、「かわいすぎて自分の写真を待ち受けにしてる!笑」と写真をLINEで送ってみた。 翌朝、そんなメッ

          自分の写真を待ち受けにしたら。

          春分の翌朝に。(朗読ver)

          3月21日の日記を、読んでみました。 「春分の翌朝に。」 朝起きると、カーテンの隙間からあたたかい光が部屋にさしこんでいた。 まだ少しゆっくりする時間があったので、あたたかいふとんにくるまってツイッターをひらくと、作家の安達茉莉子さんが「ずっと絶対にやらないと思っていたけど今だと思って」と昨日の日記を公開していた。 その日記の冒頭を読んで、 昨日が春分だったことを知る。 日記の中の一文にこうあった。 ”ふと日記を公開してみようかと思いたつ。 ずっと絶対やらないと思っていたけど、やりたい気持ちもあるのもわかっていて、やるならなんとなく今日な気がした。” ”迷ったら、わからないもののほうがいい。 闇の奥へ。 どんな歩みにも、ただ祝福を。” まるで、安達さんに「だいじょうぶだよ」と肩をポンポンとされているような気持ちになった。 昨日私は、大きな決断をした。 あと約3時間後には、わたしの中にある決断を人に伝える。 たくさん悩んで、進んだり、引き返したり、立ち止まったりしていく中で、少しずつ自分の本当の気持ちがはっきりとしてきた。 今朝は、風は強く吹いているけど、空がスキッと青くてきらきらと透明感がある。 きれいだなぁと目を細めながらも、 心臓は、音が聞こえてきそうなくらいドクドクしている。 でも、だいじょうぶ。 だいじょうぶにしていこう。 だいじょうぶじゃないことが起きても、ひとりじゃないから、だいじょうぶ。

          春分の翌朝に。(朗読ver)

          春分の翌朝に。(朗読ver)

          春分の翌朝に。

          朝起きると、カーテンの隙間からあたたかい光が部屋にさしこんでいた。 まだ少しゆっくりする時間があったので、あたたかいふとんにくるまってツイッターをひらくと、作家の安達茉莉子さんが「ずっと絶対にやらないと思っていたけど今だと思って」と昨日の日記を公開していた。 その日記の冒頭を読んで、 昨日が春分だったことを知る。 日記の中の一文にこうあった。 ”ふと日記を公開してみようかと思いたつ。 ずっと絶対やらないと思っていたけど、やりたい気持ちもあるのもわかっていて、やるならな

          春分の翌朝に。