特級2024 ファイナル選択曲を数えてみた。
先日、二次予選進出者が選択したエチュードについてまとめた記事を公開させていただきました。
今回は、現時点で通過者がファイナルで演奏する予定のコンチェルトを数えてみました。
ファイナルの課題曲。
ファイナルの課題曲は以下の通りです。
数えてみた結果。
ファイナル最大の特徴は、12人の作曲家の指定されたピアノ協奏曲の中から、選んだ1曲を東京フィルハーモニー交響楽団 (指揮:角田鋼亮)と演奏することです。
では、最も多く演奏されるのはどのピアノ協奏曲なのか?
26名の二次が選択したコンチェルトを数えてみました。
結果はこちら!!
選択された曲は計15曲。
第1位 5名 プロコフィエフ: ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 Op.26
第2位 3名 ショパン: ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
ラフマニノフ: ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18
プロコフィエフ第3番が圧倒的な人気を誇っています。
選択数第1位となった、5名の方々が選択されているプロコフィエフ第3番と、第2位となった、3名の方々が選択されているショパン第1番、ラフマニノフ第2番について、過去のファイナリストの名演とともに詳しく見てみましょう。
プロコフィエフ: ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 Op.26
リズミックで躍動感に溢れた部分と静かで抒情的な部分、様々な音楽的要素の対比が印象的な作品。
動画は2014年特級でグランプリを受賞された山﨑亮汰さんの演奏です。
ショパン: ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
情熱的なロマン主義と繊細な技巧が織り交ぜられた、感情豊かなピアノソロとオーケストラの美しい対話を特徴とする作品。
動画は2021年特級で銀賞を受賞された進藤実優さんの演奏です。
ラフマニノフ: ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18
3楽章を通してドラマティックな展開が繰り広げられる情熱と叙情性に満ちた作品。
動画は2018年特級でグランプリを受賞された角野隼斗さんの演奏です。
現時点で選択されている15曲から、ファイナル当日で聴けるのはたった4名の演奏のみ。
今年はどの作品がサントリーホールに響き渡るのか楽しみですね。
ファイナルまで残り約1ヶ月の道のりを、推しピアニストを見つけながら、会場でもオンラインでも応援よろしくお願いいたします。
チケットのお申込みはこちらから
応援の気持ちを、ぜひお花に込めて贈りませんか?
今年のクラファンの応援もよろしくお願いいたします!
****************************************
◆2024クラウドファンディング概要
・支援募集期間:2024年7月4日(木)10時〜2024年8月23日(金)23時
・第一目標金額:180万円(第二目標:380万円/第三目標:600万円)
・実施形式:All or Nothing(終了日までに目標金額に到達しない場合は全額返金)
・URL:https://readyfor.jp/projects/ptna_tokkyu_2024
▼リターン一覧はこちらもご確認ください
2024ピティナ特級クラウドファンディング・リターン一覧 ****************************************
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?