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転職してみた。

私は仕事が好き。理学療法士という仕事が本当に好き。

……だからこそ譲れないことがある。

コロナの最中に上京して、まもなく就職口を探しはじめた。ありがたいことにすぐに仕事は決まり、訪問看護の中のリハビリスタッフとして働くことになった。

正直最初から違和感はあった。訪問看護というものを知らなかったからそのまま従ってたけど。

とりあえず「金金金」な会社。

経営するっていうことはお金は大事ってことはもちろん分かる。私ももちろん大事。

だからといってズルしてお金とっていいの?という疑問にぶち当たる。詳しく書くと言及されたときめんどいからかかないけど。

利用者を騙して?お金取ってることが多すぎて、、それに加担しなくちゃいけない自分が嫌すぎた。

そしてわたしも騙されたひとり。仕事量は増えるのに一向に出ない残業代。働くことは嫌いではないからいいけど、どんな好きな仕事でもやっぱり対価は必要じゃないかなと思っている。

社長に言及したら「残業はサービスでやってください」だってさ。

残業代、雇用契約書に書いてあるんですけどって言ったらそうだっけ?だってさ。

プチン。

ということで色々重なって辞めた。辞めますって伝えたら「真面目にやってる人はうちは合わないよね、ごめんなさい」だってさ。

うん。ばいばい。

私は人を蔑ろにすることが一番許せない。

学生にも新人にも理学療法の技術云々よりも、そこをよく指導していた。そこを蔑ろにする子は、指導しても響かない子は容赦なく評価させてもらってた。理学療法士になるべきではないから。

………という私のポリシーに反する会社だったから辞めた。嫌な会社で働く必要はない。


そして、次の職場(今の職場)に就いた。また訪問看護。でも前職と天と地の差があるくらいしっかりした会社。……しっかりしすぎて息苦しいこともあるけど、まあそこは黙っとく。

楽しい。現場好き。人が好き。うん、がんばろ。

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