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【退会の時期】どっちがいいの?春の退会と秋の退会

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やっぱです。
前回の記事では、退会の心構え二回目「主導性を保つ」について書きました。

今回は、退会の時期「春の退会と秋の退会」について書きます。


一年の中で、退会者が増える時期があります。入学で新一年生の保護者がPTAに入会する春と、委員・役員選びがはじまる秋から冬の時期です。

この二つの時期について考えてみます。



春の退会シーズン

春は新一年生の保護者が入ってきます。入退会自由が周知されて、最近では一年生のうちから非会員を選択する人も増えています。

一年生保護者の影響もあり、一年間でもっとも非会員・退会者が増える時期です。


春の退会シーズンの特徴

春の退会は、新一年生の保護者と、新年度のスタートが特徴です。

新一年生の保護者は、PTAの非会員を選択しやすい条件が揃っています。

また、新年度のスタート時期なので、非会員を選択したい人・退会したい人もこの時期を狙っています。


①区切りがいい

春の退会(意思確認で非会員の選択も含む)は、年度途中の退会と違って、新年度のスタート時期なので退会しやすい。


②一年間フルに非会員でいられる

年度途中の退会と違って、一年間フルに非会員でいられる。会費などの無駄が無い。


③新一年生保護者の非会員が増える

PTAに加入したくない人の中で、新一年生保護者は、最もリターンが大きい存在です。

非会員期間が最も長くなる

退会することによるリスク(※本来は退会にリスクがあるような運営はダメ)を一定とすると、6学年で退会するのと、1学年で退会するのでは、リターンが違います。

リスクが一定なら、リターンが大きい1学年の方がいいことになります。


■「加入するPTAに対する評価でない」から批判に映らない

加入するPTAが嫌だから退会するのではなくて、「PTAそのものに加入しない方針」という理由が新一年生保護者には使えます。

運営の批判に映りにくく、運営側の反発を抑えられます。


退会障壁(卒業記念品・コサージュなど卒業式系)の効果が小さい

退会障壁の中でも代表的な卒業式系(卒業記念品・コサージュなど)が、新一年生保護者には効きません。

入学時に「卒業式で困りますよ」と伝えても、入学したばかりですからね。


学校側が強く説得しにくい

入学時に保護者と衝突したいと思う校長は少ないと思います。


多数での退会になる可能性が高い

幼稚園や保育園の時から準備ができるから、ママ友と一緒に退会届を提出できます。入学前だから、役員の目を気にしなくて、一緒に提出する仲間探しもできます。


④多数の非会員・退会者に便乗できる

新一年生保護者は、入学説明会や入学式で、加入の意思確認をする場合が多いので、加入しない人が多かったなど、その様子が分かる場合があります。

多数の非会員がでそうなら、それに便乗することもできます。


秋の退会シーズン

秋~冬にかけては、委員・役員選びの時期になります。

くじ引きでの委員選び、辞退する場合の免除要件、推薦のお願いなど書いた案内を見るだけでも憂鬱になりますね。

委員・役員になりたくない人や、そこまでするPTAに反対する人たちが、この時期に退会をします。


秋の退会シーズンの特徴

秋の退会は、委員・役員選びから逃れることが特徴です。

退会した方がいいか、退会しなくて委員・役員だけ逃れる方がいいか。悩む人も多いと思います。

退会しなくて委員・役員だけ逃れたい人は、委員選びの案内に書いてる「委任状」を提出しなければいいと思います。

選択肢は3つになります。

  1. 委員、役員に選ばれたら引き受ける

  2. 委員、役員を逃れる

  3. 退会する


委員、役員を逃れる方がいいか、退会する方がいいか

これまでは、委員に選ばれたら引き受けるか、逃れるかの選択が中心でした。これからは、委員を逃れるか、退会するかの選択も増えます。

委員・役員を最終的に引き受けてもいい人は、委員・役員を逃れてみる選択肢がいいと思います。

委員・役員を引き受けたくない人は、委員・役員選びの前に、退会の選択肢がいいと思います。


委員・役員選びの前と後は、どちらが退会しやすい?

委員・役員を引き受けたくないなら、委員・役員選びの前の退会の方がいいでしょう。

くじで当たってから退会するとなれば、選出のやり直しになるので、退会に対して反発も予想されます。

もちろん、選出後も退会はできますが、少しでも退会しやすい方を選ぶなら、選出前に思い切って退会する方がいいと思います。


委員・役員回避の退会は増えてくる

春の退会は、「PTA活動 + 委員・役員選出」の全部を拒否する退会で、秋の退会は、「委員・役員選出」だけを拒否する退会とも言えます。

退会が自由にできることが周知されていけば、PTA活動の在り方、委員・役員の選び方が変わっていくでしょうね。


次回は、失敗した場合の「Bプラン」についてです。


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