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【PTA退会の準備】③面談はスルーで│退会届提出後の説得に注意!

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まいど、やっぱです。
前回は、「退会届けに理由を書かない」でした。

今回は、退会届けを提出した後にやってくる「面談」について書きます。


PTA会長・役員が、退会者を校長室やPTA会議室に呼び出して、最終的に行う説得のことです。それを面談と言ってます。

会長や校長が会って話を聞きたいというだけのものですが、準備もなく出向くと説得にあってしまう場合があります。


そうだね。呼び出されて数人から説得されるわけだからね。

怖い印象があるよね。


おっ、いい質問。出席しなくても問題ありません。

面談には出席しない。「面談はスルー」これがセオリーです。


面談の目的は「退会者の説得」

面談の目的は、退会者の説得です。校長室やPTA会議室に呼び出して、数人で説得するケースが一般的です。

退会者の説得だと言っても、表向きは「退会の場合の注意点を説明します。」や、「PTAの悪い点・改善点を教えて下さい。」などで、案内してきます。

なので、何も知らなければ無防備状態で出向くことになり説得に合います。

会長や役員に呼び出されても、面談に行く義務はありません。PTAは命令できません。(それに、既に非会員です。)

念のために、もう一度言いますね。

面談はスルー」これがセオリーです。



それが簡単ではないんです。


退会届を提出しても、
「受理されただろうか?」
「退会できなかったらどうしよう。」
「もしかして、仕返しがあるのでは?」

そんな不安な気持ちになって、PTAの様子が気になる人もいます。

もし、そういった心理状態で、「会って話しましょう」と連絡が来たらどうでしょう。それも優しい口調で。

退会の知識が無い人なら、不安を確かめに行こうと思いますよね。「学校だから安心」と思って。


だから、「面談はスルー」は、軽い理解では失敗します。


面談の仕組み

セッティング

PTAによって違いますが、よくあるケースでは、校長室やPTA会議室を面談場所に使います。

面談のポイントは権威を背景にすることなので、校長室が多いですね。

次に人ですが、PTA会長・役員(1~2人)・校長で、3~4人で退会者に応対します。このセッティングだけでも、退会者は不利です。3対1、4対1ですからね。

アウェイで試合をする感じです。状況がすでに不利です。

更に、役割分担をしてる場合もあり、チームで退会者の意思をひっくり返そうと説得してきます。

これが分かったら、出向いたりしませんよね。


説得の流れ

説得の流れは、知っておくだけでいいと思います。面談に行かなければいいので。w

以下は、一例として読んでください。


①受け入れる
上手な説得は、まず受け入れてきます。「退会の手続きは早速したいと思います。」
これで、PTA側の対応が良心的だと思ってしまいます。
下手な説得は、受け入れようとしません。「退会されると困ります。」
こんな感じで来るので、かえって反発心が湧いてきて、退会する意思が強化されます。
良心的な対応の方こそ、注意が必要です。

②否定的な感情・考えを出させる
退会者の否定的な感情・考えを出させて、それも受け入れます。
「ところで、退会したい理由を聞かせてもらえますか。」
理由を言わない場合は、鎌をかけてくることもあります。
「私も今のPTAをおかしいと思ってるんですよ。例えば、活動負担が大きかったり。時代に合ってないですよね。」
<これに乗ってしまい、否定的な感情・考えをしゃべってしまう。>
否定的な感情・考えを聞いてもらったことで、更に良心的だと思ってしまう。

③褒める
「〇〇さんのように、PTAの問題点に気付いてる人はなかなかいません。」
(持ち上げ系のマニュアルトーク)

④状況を伝える
「今言われた問題点を、検討してる所なんです。それが解決したら、そのことで悩む人がいなくなりますからね。」
「ただ、人手がいなくて。ご存じのようにPTAはボランティアです。だから役員に無理をさせたくなくて。」
(引き伸ばし系のマニュアルトーク)

⑤提案する
「もしよかったら、PTAを退会したいと思った観点から、アドバイスなどしてもらえるとありがたいです。そうすれば、〇〇さんと同じ思いをする人がいなくなるので。」(関係を継続させる)

⑥更に褒める
「アドバイスが聞けて良かったです。これからも思った事があれば直接私に言ってください。退会の方は手続きを進めます。」
「今日はいろいろとありがとうございました。問題点、改善点など他にもありましたら、遠慮なく言ってください。」
<問題点、改善点を言って来たら>

⑦役員を提案する
「もしよかったら役員になって、問題の改善にお力を貸してもらえませんか?」(特別扱いをする)
「規約に、会長が必要と認めた場合役員を増やすことができるとあります。よかったら、力を貸してください。」


説得されたら「提案」で返す

上記のケースは、一旦退会を受け入れるからかなり上手なケースと思います。

曖昧にして話を終ったり、そこから退会を考え直さないかと言ってきたり、いろんな展開があります。

相手が本心から言ってる場合や、ただ単に退会を考え直させるために言ってる場合があります。

どちらにしても、一旦退会する方がいいと思います。期間をあけることで本心が分かります。再加入もできますからね。

説得されたそうな場合、提案で返すといいです。


「では、先に入会届の整備をしてください。それができたら、再加入を考えたいと思います。」
(あくまで再加入の検討です。再加入すると言わないように。w)


面談の段階では、退会届を提出しているので「非会員」です。だから「再加入」という言葉を使いましょう。


面談の断り方

面談の断り方は、ずばり「無視」です。笑

案内が来たら、読むだけ読んでスルーしましょう。

ここで重要なのは、案内が来たという事は、「退会届け」を受け取ったという事です。即ち、PTA会員ではなく非会員ということになります。

退会を決めるのはPTAではありません。退会をするあなたです。

これは、大事な事なので覚えておいてください。

PTAが「まだあなたを退会すると認めていません」と、言ってくる場合があります。

それは間違いです。

退会の意思を伝え終えた時点で、退会完了です。

役員と学校で会った時などに面談に誘われても、非会員として断りましょう。

「もう非会員なので、面談は行かないよ(必要ないよ)。」

今回は、ここまでです。まとめる?


正解。笑

面談はスルー」です。


次回は、補足①「退会届けを提出したら非会員」を予定しています。


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