見出し画像

なぜ勉強をしなければいけないのか?


先日、中学生に何で勉強しなきゃいけないんですか?
野球をやっていたいのに勉強ばかりじゃ嫌です。

と、言われましたのでなぜ勉強しなければいけないのかを僕なりに考えてみました。

今の社会は人の優秀さを勉強によって判断するシステムだから

先に挙げた問いにシンプルに答えようとするとこれになると思います。

人生のある時期になると、進学のための試験があったり、就職のための試験があったりします。

この試験によって僕たちは能力を評価されています。

試験で高得点を取る事ができれば優秀。そうでなければ優秀じゃない。端的にそのように判断されるシステムで今の社会は運用されています。

このように書くと、否定的な意見も出てくると思いますが、僕のフィルターを通してしまうとこのように表現されます。
間違った表現ではないですよね?


将来のため

なぜ勉強するのか問題を語る際に、多くの人は"将来のため"と言います。

僕はこれに大賛成ですが、この一言で問いに答えるべきではないと思いますし、この一言で回答になるというロジックではあらゆるところに矛盾が生まれてしまいます。

将来のためと言う人の意見としては、勉強をしておいた方が将来的な職業や進学の際に選択肢が広くなるから勉強をしたほうが良い。というものが主だと思います。

僕自身こんな感じの説明を両親から、学校の先生から、親戚のおじさんから、複数回されたような記憶があります。


大きな矛盾

多くの人のロジックは、
勉強をする理由→将来の選択肢を狭めないため
です。

このように表現した時、大きな矛盾が生じてしまいます。

一番最初に挙げた問いを思い出してください。

"野球をやっていたいのに"勉強をしなければいけない理由は何なのか?
という問いでしたね。

この質問の前後にはこのような会話もありました。
「僕はあまり勉強が得意ではなくて、塾に行っているのですが、塾の先生にこのままだと成績がなかなか上がらないから野球を辞めたら?って言われたんです。」

恐らく、似たような経験をした方も多いかと思います。
やりたい事を諦めて、勉強をしなさい。
というようなニュアンスのことを言われたり、言ったりしてないですか?

ここで本題に戻ります。
勉強をする理由→将来の選択肢を狭めないため
でしたよね?
なのに、野球は諦めろ。このロジックはおかしくないですか?
もしかしたら野球でプロや社会人、大学進学出来るかもしれないですよね?

先に挙げた塾講師は、将来の選択肢を狭めないために勉強をしなさい。と言いながらも野球選手の選択肢は捨てさせようとしてるんです。

不思議ですね。
自分で言ったことを直後自分で否定していることに気づいていないんですよね。
こうやって言われたら可笑しいってみんなわかると思うんです。
でも、多くの人はこれやっちゃってるんです。

そうすると、子供は違和感を感じて、この人嫌い。この人の言うことは違う。となってしまうんです。


AIの解答

なぜ勉強をしなければいけないのか?を流行りのchatGPTに聞いてみました!


・就職の機会を増やす: 良い学歴やスキルを持っていると、多くの雇用機会が開かれます。企業や機関は資格や知識を重要視し、優れた成績や学位を持つ候補者を求めます。

・職業の選択肢を広げる: 勉強を続けることで、異なる職業の選択肢が広がります。異なる分野に関する知識やスキルを習得することで、自分の興味に合ったキャリアを選びやすくなります。

・賃金の向上: 一般的に、高学歴やスキルを持つ人々は高い給与を受ける可能性が高いです。勉強を通じてスペシャリストとしての地位を築くことで、収入を増やすチャンスが増えます。

・問題解決能力を向上させる: 勉強は問題解決や論理的思考力を向上させ、日常生活や仕事で効果的な決定を下すのに役立ちます。

・自己成長と自己充実感: 学習は自己成長のプロセスであり、新しいスキルや知識を獲得することで自己充実感を感じることができます。

総じて、勉強は知識の獲得だけでなく、将来の成功への道を開く手段として非常に重要です。


なかなか的確な答えが返ってきて面白いですね。


僕の考え

最後に、僕の考えをもう一度。

勉強をする理由は、
今の社会のシステムが、勉強の出来によって人の優劣を測っているから
です。

社会のシステムが(ルールが)、勉強ができる人=優秀と判定するようになっているので確実に勉強ができた方が特なので勉強をしたほうが良いのです。

僕は勉強が出来なくても優秀な人がたくさんいると思いますし、勉強だけ出来ても使えないと考えるタイプです。

ここ最近は勉強以外の能力も評価されるようになっていて、大学受験なんかはAO入試や自己推薦入試といった勉強の出来以外で人を判断するシステムが導入されています。

また、社会に出てしまえば勉強が出来るとか出来ないはあまり関係ないですよね。
出来るべきは仕事です。

入社時には勉強の出来が一つの判断材料かもしれませんが、それ以降は仕事ができるかが求められます。

もっと言えば、勉強なんか出来なくても秀でた才能(能力)があれば企業でも何でもしてお金を稼ぐことだって出来ます。
なので、僕個人の意見としては学校の勉強も確かに大切だけど他に何か夢中になれる事があるのならそっちを頑張っても良いと思います。

YouTuberとか、プロゲーマーとか、学校じゃ絶対に習わないし、以前はそんな遊びみたいな扱いをされていたものが立派に仕事になっていて、なんなら普通に働くより稼げる時代です。
これからどうなるかなんて分からないので好きなことやったらいいと思いますよ!

世間体とか、常識とか、それは幻想なので全部無視で好きに全振りしちゃいましょう!!

やる前からできるかできないかなんて分からないですし、できるまで辞めなければ必ずできるので自分の芯をぶらさずに突き進んで欲しいです。


宣伝にはなりますが、
目標達成のための考え方について解説しているのでよかったら読んでみてください!


それではまたお会いしましょう!

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?