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頭部前方姿勢FHPの最新知見はこれだ!狙うべき6つの筋肉とは?

どうもです!

この世の中っていうのは「正解」とか「間違い」とか「良い」・「悪い」の判断基準っていうのは。とにかく曖昧だな〜と思うこの頃ですw↓

では本題へ。


今回のテーマは姿勢とメカニカルストレスなどの身体への影響についてです。

姿勢が悪いと科学的にどのような影響が身体に現れてくるのでしょうか?

今回は、特にデジタル社会の進行により、よく話題となるForward Head Posture (日本語では頭頸部前方位姿勢や頭部前方突出姿勢などと訳されています)に焦点を当てて解説して行きます!


近年はスマホやパソコンの使いすぎで首、肩周りの痛みを訴えている方が増えてきているため、Forward Head Posture (FHP)が身体に与える影響に関する研究は増加している傾向にあります。


では最新の情報をチェックしてみましょう!!

Forward Head Posture の定義とは?

まずは、FHPの科学的定義です。文献においては

頭部と上部頸部が矢状面において肩より前方に偏位、もしくは、足首の外踝中心部より矢状面で引いた直線より前方に偏位していること

と定義されています。まあシンプルですね。

ここからは、それぞれの部位に起こる影響に分けて解説します。

頸部伸展筋への影響

死体解剖実験によると軽度のFHPでは4つの筋肉の長さに変化が起きたことが確認されています。


特に

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