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SNS被害にあっての恐怖と対策したこと

僕はSNS被害に遭いました。被害内容は、職場への脅迫や同業者への自分の個人情報と自分への悪口を拡散。Twitter上での拡散をされました。この時は本当に自分で悩む部分も多かったですし、周りに助けられました。今回の経験から被害に遭わない方法と被害に遭った場合の対処法を解説していきます。

被害にあって気付いたSNSの恐ろしさ

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僕は今までSNSは楽しい場所だと思っていましたが、改めて恐ろしい場所だと思う体験をしました。調べようと思ったら個人情報なんて簡単にバレてしまう。家族も職業も住んでいる場所も。これって本当に恐ろしいことです。

なぜ、こんなことを言うのかというと、SNSでは簡単に個人情報がバレてしまうからです。経験したからわかります。これは誰にでも起こる可能性があります。こちらが敵意を向けなくても敵視してくる人は必ず存在するということ。僕はそれを理解した上でSNSを楽しむべきだと感じています。

なぜ、起こった?

そもそもなぜ、こんなことが起こったのでしょう?

原因はTwitterで、「いいね。」をしたことから始まりました。

実はその人、医療従事者が嫌い。という人だったんです。僕がそんなにツイートの中身を理解せず、「いいね。」を押したことで相手が逆上してきたのです。まず、その人は僕に脅迫文をツイートしてきました。すぐにブロックしましたが、僕のアカウントや他のSNSを調べあげ、その後、警察、所属している協会。自分の職場に脅迫文と電話での抗議をしてきました。そして、他の病院にも拡散されました。その後も執拗な悪態は変わらずアカウントや個人情報、施設情報もTwitter上に拡散されてしまいました。

みなさんならこんなときどう対処しますか?

実際に被害に遭いわかりましたが、一度やられてしまうと、やれることは限られています。だからこそ、被害に遭った時の早急な対応はかなり効果があります。考えてみてください。やられてしまった場合に時間が経過するほど相手には情報が集まってしまいます。情報が集まるほど相手に攻撃する手段が増えるといことです。

早急に対応したことは次のことです。

今回自分で行ったこと

・アカウントをブロック
・相手のツイートとアカウントの特徴を確認
・Twitterのヘッダーとアイコン、プロフィール、ユーザー名の変更
・Twitterに記載しているnoteのリンクを削除
・ネットで自分の名前を検索し自分の個人情報が出ないかを確認
・Facebookのアカウント修正と複数アカウントの削除
・インスタグラムの削除
・YouTubeの修正

僕はこれらの修正を行いました。次に同じような人がいたとしても調べられないように修正が必要です。

重要なのは相手にバレないということが大切です。実際にどんな風にセキュリティを強化していけばよいのでしょうか?1人で行うのは大変ですよね。

法律を知ろう!

結局やれることは限られています。やれない事を探すより、やれることに力を注ぎましょう。まずは法律を理解することが大切です。良くこういったときに出してくるのが「裁判」「訴える」「警察」です。

ですが、法律を知っていると自分が何に対処すべきかも理解することができてきます。

刑事裁判と民事裁判の違い

法律には刑事裁判と民事裁判というのが存在します。よく聞きませんか?刑事事件、刑事裁判、民事事件、民事裁判という言葉。これは刑事と民事の違いを知ると理解できます。

刑事というのは犯罪などを犯して警察が対処しないといけない物を刑事と呼びます。つまり、万引き、暴行や殺人などの犯罪がそれにあたります。民事というのは個人的な問題や倫理的な問題が民事と呼ばれます。交通事故の損害賠償請求や、離婚問題、相続問題などの揉め事などがそれにあたります。

そのため、刑事告訴するぞ!警察に訴えるぞ!警察に連絡したぞ!これに対しては警察は相手にしてくれません。なので、警察や裁判に関しては何も恐れる必要なないんです。

そして、自分が所属している協会も相手にしなかったということがわかりました。そのため、職場内での対応だけの対処だけに注視すれば良い。ということが分かったので、大きい3つの問題が1つに絞られただけでも悩みは少ないと思いませんか?

なので、まずは法律を知ることでかなりの不安は軽減できるかと思います。

Twitterで被害に合わないために確認するべきこと

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では、今回の一番の原因になったのがTwitterです。Twitterには様々な個人情報が隠れています。情報なんていうのは悪意があれば簡単に抜き取れてしまうんです。そして、Twitterを経由して他のSNSを検索し、情報を抜き取られてしまうことも非常によくあります。

SNSの使用推移

【引用サイト:Social Media Lab】

TwitterはSNSの中で一番利用している人達が多い。ということがわかります。つまり、被害にあわないためにはTwitterの管理を一番徹底しておくということが大切ですよね。

どんな対策をしていけばいいの?

まずは、名前とプロフィールについて考えていきましょう。名前とプロフィールには様々な個人情報が隠れています。しかも、結構重要な情報が多いんです。ネットで自分の名前を検索してみてください。もしくは、ネットでTwitterのアカウントの名前を検索してみてください。

もし、この時点でTwitter意外のアカウントが簡単に検索されてしまった場合は、誰でも情報を抜き出せる状態にある。という風に思っておいた方がいいかもしれません。

プロフィールから確認

Twitterでは名前やプロフィールに個人名、もしくは職種を入れている方が多いかと思います。赤枠の部分を見てください。もし、職種と個人名を名前もしくはプロフィールに入れている人はネットで検索してみましょう。もし、この時点でTwitter意外で自分の情報が出てきてしまったら、簡単に個人情報が抜き取れますよね。

上の画像を見てください。次に名前のぶんせきぞうさんの下にある@bunseki963というところを確認してみましょう。これが自分のユーザー名です。プロフィールや名前を変えたとしてもユーザー名を変えないと簡単に検索されてしまいます。

Twitterの被害に合わないために検索欄

こんな風に簡単に検索されてしまいますね。そして、パスワード、ID、ユーザー名、これは人の行動パターンが出やすい部分です。

なぜでしょう。それは、複数のパスワード管理が手間だからです。だから、大事な情報と同じ数字にしてしまいがちになってしまいます。自分や家族の誕生日、電話番号、通帳番号、郵便番号、他にも大事な数字と関連してしまっている人は注意が必要です。早急に変えた方がいいかもしれません。

プロウィールが一番の個人情報

プロフィールは自分のことを分かってもらうために紹介する部分ですよね。だからこそ、危険です。

例えば、東京の八王子に住んでます。仕事は〇〇製作所で働いています。仲良くしてください!のようにキーワードになる部分を載せすぎると場所、職場も簡単に特定されてしまいます。

僕も以前は〇〇県、○○市と載せていましたが、一瞬で全てバレてしまいます。せめて、関東とか東北とか、ざっくりとしたものにしておくと良いかもしれません。

すべてはプロフィールから紐づけて検索されてしまいます。そして、Twitterの情報は誰でも閲覧できるようになっています。相手の行動は少しSNSが詳しければ誰でも特定できてしまいます。では、僕達はどんな風に気を付けていけば良いのでしょうか?

Twitterで被害に合わないために確認するべきこと返信、メディア、いいね

Twitterでは自分がどんな人とやり取りをして、どんな写真や画像を投稿して、どんな人にいいねをしているかが見れる機能があります。

つまり、出身地や住んでいる場所、お店の名前、写真や画像を誰からでもわかるように載せてしまえば、簡単にどこら辺に住んでいるのか検索できてしまうんです。とても恐いですよね。

では、どんな風にやり取りが見えるのか、一つずつ確認してみましょう。

ツイートと返信

プロフィールにあるツイートと返信を確認してみましょう。自分がどんな相手とやり取りしているかが確認できます。これは相手のツイートも同じように確認ができます。


ツイート返信やりとり

僕が仲の良いフォロワーさんとやり取りをしている内容です。

もし、このやり取りの中で、兵庫の〇〇市に住んでます。とか、最近、〇〇公園に行ってきました。などのやり取りをしたとします。このやり取りをした際に普段から家の周辺のツイートばかり投稿していたとしたら、簡単に居住地がバレてしまう可能性がありますよね。

Twitterをしていると本当にやばい人に遭遇することもあります。もしも、被害にあいそう。そんなときにどんな対策を取るべきでしょう。

ツイート返信やりとり削除方法

Twitterでは自分の記事が削除できます。矢印で示してある右上の小さい✔の部分を押してみてください。右青枠で囲んだ内容が表示されます。自分のツイートであれば削除することができます。しかし、相手のツイートは消すことができません。

万が一、本当にやばいときはフォロワーさんに迷惑が掛かってしまいますが、相手に頼んで、その部分のツイートだけ消してもらう。という手段もとることができます。

メディア

メディアの部分では自分や相手が写真や動画付きの投稿のみを検索することができます。写真や動画が見られる。というのはどういうことか。子供の写真や動画、場所が移っている。というのはどういうことでしょうか。恐くないですか?

Twitterでの自分のメディア

つまり、普段の投稿している写真や動画が頻回にアップされていれば、その投稿者がどんな行動パターンで移動しているかが分かってしまうということです。

さらに、家の周りの写真や動画、お店や学校の名前を頻回に載せすぎてしまうと、子供はどんな学校に通っていて、家族は週に1回は買い物に来るから家にはいないのか。という具合でどんどん調べられてしまいます。

いいね

普段は何気なく押している、いいね。この中にも自分や相手の行動パターンが隠れています。いいね。を押すということはその記事を少なからず見て、「いいね。」というボタンを押しているということになります。

Twitterいいねの内容

「いいね。」を押している内容を見ていると、その人はどんなものに興味があるのか予想がつきます。僕の場合は習慣についてや頑張って継続している人に興味がある。というのが、たった2つの記事を見ただけでわかってしまいますよね。

もし、様々な情報を見れるような状態にしておいた場合、これらの情報が集まれば、どこに住んでいて、どんな人達とやりとりをしていて、どんなことに興味があるのか、簡単にバレてしまいますよね。

SNSで一番はバレてはいけないのが、住所や住んでいる周辺の場所、職場です。なので、プロフィールの設定やツイート上で住所や職場を特定されないような対策が必要かと思います。

Facebookからの個人情報流出を防ぐ

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そもそもなぜ、Facebookでの対策が必要なのでしょうか?

Twitterは現在日本で一番使用されているSNSです。Facebookは過去に流行り、現在はインスタグラムの方が主流になってきています。ただ、このデータで確認しておくべきことはFacebookは他のSNSサイトに比べアカウントを消すのに非常に手間がかかる。ということにあります。

つまり、ほとんどの人がアカウントのみ存在している。ということが予測されます。放置された、個人情報はどうなるのでしょう?何かをきっかけに抜き取られてしまうかもしれません。それを避けるために以前、Facebookを行っていた人は対策をしておくことが必要かと思います。

Facebookの脅威

Facebookは基本的に本名で住所、職場の記載、顔写真まで載せている方がほとんどなので、Facebookの対策を怠ると全てがばれてしまう。ということになります。
さらに、Facebookは問い合わせ場所や電話番号の記載がありません。つまり、困ったときは自分で検索して対応しなければいけなくなります。

ヘルプセンター

Facebookにはヘルプセンターが存在します。ここで検索をかけて、自分の問題に当てはまる内容の対応を探していきます。

Facebookヘルプセンター

しかし、ヘルプセンターの内容で解決できることもありますが、今までの印象として解決できなくて諦めたことが多い印象があります。

検索されないための設定方法

なので、まずは相手に検索させない対策を紹介していきたいと思います。

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まず、右上の▼の部分をクリックします。その後、Facebookページに表示される設定という部分をクリックします。

Facebook一般アカウント設定

上の図のようなページに移行するのでプライバシーという部分をクリックしましょう。

SnapCrab_(1) プライバシー設定とツール と 18 ページ ‎- Microsoft Edge_2020-4-5_8-36-14_No-00

プライバシーで設定する場所は

・今後の投稿の共有範囲
・友達リストのプライバシー設定
・Facebook外の検索エンジンによるプロフィールへのリンクを許可しますか?

この3つを設定する必要があります。右端にある編集という部分を押しましょう。

今後の投稿の共有範囲

編集を押して投稿が見られる範囲を設定します。自分がどんな投稿をしているのか知らない相手に見られることは非常にリスクを伴います。見られないように設定していきましょう。

Facebook設定投稿の共有範囲

公開から友達に変更します。これで自分の記事を見れる人は友達のみになりました。

友達リストのプライバシー設定

友達リストは設定しないと自由に相手が見ることができます。どんな交遊関係なのか、どこに住んでいる人達なのか、見られる可能性があります。

Facebook友達リストのプライバシー設定

先ほどと同じように編集を押して、公開から友達、もしくは自分のみでもいいかもしれませんね。設定することで、知らない人からは見られなくなります。

Facebook外の検索エンジンによるプロフィールへのリンクを許可しますか?

ネットで名前を検索された際に表示されてしまっては簡単に情報が漏れてしまいます。ネットから検索されないように設定していきましょう。

FacebookFacebook外の検索エンジンによるプロフィールへのリンクを許可しますか?

「Facebook外の検索エンジンによるプロフィールへのリンクを許可しますか?」という部分の編集を押してください。

その後、上のような画面が表示されるのでオフにするという部分をクリックすると、「Facebook外の検索エンジンによるプロフィールへのリンクを許可しますか?」の✔が外れるのでネットから検索されなくなります。

相手から検索されないように設定をすることができるよになりました。しかし、Facebookでは複数のアカウントを持ったまま、放置されていることもよくあります。これもかなりのリスクだと思いませんか?

不要なアカウントの削除方法について解説していきたいと思います。

まずはログアウトをしてみましょう。

Facebookログアウト

自分のFacebookの右上にある▼を押してからログアウトをクリックします。新しくしまじろうというアカウントを作ってみたので、このアカウントを削除してみたいと思います。

自分の消したいアカウントをクリックしてみましょう。

Facebookログアウト後のログイン

クリックするとパスワードを入力する画面が表示されます。そこにパスワードを打ち込むとアカウントに入ることができます。

アカウント削除

アカウントに入ることができたら、右上の▼を押して、設定をクリックします。

Facebook設定、一般

すると、上の画像のような画面に移行しました。次にあなたのFacebook情報をクリックし、アカウントの利用解除と削除にある右端の【見る】をクリックしましょう。

Facebook設定,あなたのFacebook情報

見るをクリックすると利用解除か削除を行える画面に移動します。

Facebookアカウントを完全に削除,

アカウントを完全に削除にチェックをしてアカウントの削除へ移動をクリックします。

アカウント完全に削除

そのまま、アカウントを削除をクリックします。

Facebookアカウントを完全に削除,pasuwa-do

最後にパスワードを入力する画面が出てきます。入力したら次へをクリックします。

Facebookアカウント削除終了

【あなたのアカウントは完全に削除される予定です。】という画面が表示されたら削除完了です。ちなみに、メールアドレスが分からない。パスワードが分からないアカウントに限っては削除はかなり難しいです。色々調べて見ましたが、どれも確証を持てる内容ではなく、試したら数カ月後に消えていました。という情報が1件だけありました。

運営にも問い合わせは不可能なので、削除検証もできないので基本的には消すことは難しいと思った方がいいかもしれません。
なので、Twitterから検索されない対策を取っていった方がよいかもしれません。

Instagramで個人情報を流出させない方法

Instagram画像

Instagramは写真をメインに投稿するので気を付けるべきポイントはプロフィールの書き方と投稿の仕方にあります。

例えば、プロフィールに○○県〇〇市に住んでます。と書き、自分の投稿がお店や近所の公園の名前を出した投稿ばかりしてしまうと簡単にだいたいの場所が特定できてしまいます。

そして、さらに繰り返し相手の行動を観察していると、どこが居住地なのかが予測できてしまうのです。

Googleマップを使って解説してみます。

相手の居住地を特定する方法

行ったときのない兵庫県を対象としてみました。「兵庫県の豊岡市に住んでいます」と書いてあったとします。右上の図を見てみましょう。

インスタグラムの投稿には「スタバに行ってきました。」と書いてあったとします。すると中心のラインにスタバがあることが分かります。

次の投稿では左下の図を見てみましょう。「山陰海岸国立公園に行ってきました。」と投稿があったとします。そういった投稿が多くなればなるほど、その投稿者は青枠内の行動範囲で赤に染めた部分の場所の近くに住んでいるということが分かってしまうのです。

こんな風に調べようと思えば簡単に相手の場所を特定できてしまうのって恐くないですか?だからこそ、プロフィールに細かな詳細や場所が特定できる投稿をメインにすると危険であるということがわかりますよね。

Instagramを削除

Instagramは残念ながらアプリから削除はできないので下のリンクを押してもらい削除してください。

Instagramを削除

リンクをクリックすると下の画面が表示されます。

Instagram削除方法

まずはアカウントを削除する理由を設定しましょう。

Instagram削除方法2

削除理由は何を選んでも問題はないです。パスワードを入力します。

Instagram削除方法3

入力したらアカウントを完全に削除をクリックします。すると下のような画面が表示されます。

Instagram削除方法4

OKをクリックします。

Instagram削除方法5

これで削除が完了しました。

Instagramは写真がメインとなるSNSなのでプロフィールの記載や記事の投稿には十分に注意が必要ですね。

まとめ

SNSで被害にあってから対策をしておくことの重要性を実感しました。まずはTwitterの対策はかかせないかと思います。今回対策するのにかなりの時間を要しました。被害にあう前に対策しておくことが大切なので、皆さんもぜひ対策しておくことをおススメします。

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