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10年後に向けた挑戦

前回のお話の続きです。

保守的で堅実派の私


「チャレンジする人の伴走者でありたい。」というところまでたどり着いたものの、はてどうしたら実現できるか?人事の経験もないし、子どもたちの教育費がこれからピークということを考えると今すぐ転職じゃない。教育費が落ち着くであろう10年後ぐらいを目標に実現しようと考えました。とはいえ、いきなり10年後にできるわけではないので今から準備していこうと役立ちそうな資格を探し始めました。今振り返ると、めちゃくちゃ保守的で、堅実派な私の行動が出ています。

キャリアコンサルタントという資格への挑戦

 探した結果、出会ったのは国家資格キャリアコンサルタント(以下キャリコン)という資格でした。キャリコンの資格取得で気づいたことは大きく3つありました。

1.時間の使い方

 あらかじめ確保すれば時間は作れるものだということ。ちょうど給料の天引きで預金するようなイメージです。勉強開始時期が初めての緊急事態宣言の時期で基本テレワークになったので通勤時間だった時間をフル活用しました。

2.学ぶことの楽しさと第三の場所の醍醐味

 興味があることを学ぶって楽しいし、夢中になれる。だからこそ勉強時間の確保も苦ではなく、学科の山のようなテキストと講義(Web)にも取り組めたと思います。そして、なにより同じ興味と目標に向かっている仲間と知り合えたこと。彼らとの対話は何時間あっても足りないくらい毎回盛り上がりました。ここで仕事でも家でもない第三の場所の居心地の良さを知り、試験のプレッシャーはありましたが、精神的に安定するようになりました。仕事でも家庭でも何かあったら相談できる第三の場を体験できたことは、資格取得よりも実は大きな収穫でした。

2.キャリコンという資格だけでは稼げない

 国家資格だからこの資格持っていれば何かしら職があるだろう。くらい思っていたのですが、甘かったです。試しに求人を見てもキャリア支援の実績が必要なことが多く、実際資格を活かした仕事をしたくてもできない人が多くいることも知りました。10年後にキャリア支援の仕事に就くためにその前に実績が必要か~と途方に暮れてしまいました。

仲間のおかげもあり、無事キャリコンの資格を取得、さてこれからどうするか…
10年後にやりたいことを実現するために何が必要か。再び考え始めました。
さらなる資格の取得、人事に異動希望を出すか、それとも…

次回、プロティアン・キャリアとの出会い、複業を始めたきっかけ、私のミッションについて語ります。お楽しみに!


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