ひとが卑屈になる9つの心理状況と8つの改善方法

このnoteを開いてくださりありがとうございます。今回のテーマは「卑屈」です。卑屈と聞いてあなたはどんなイメージを想像しますか?


・ネガティブなひと?
・すぐに人の愚痴を言う人?
・影でしかものごとを言えない人?
・マウントという言葉に過剰に反応をするひと?

それぞれのイメージがあると思います。さて、これからお伝えする内容を読むとどんなことがわかるのでしょうか。


・卑屈になる心理がわかる
・卑屈から脱出できる方法がわかる
・ポジティブな自分になれる
・ネガティブな自分を変えることができる

これらのことができるようになります。


ひとが卑屈になる9つの状況

ひとは生まれながらにして卑屈ということはありません。育ってきた環境も大きく左右するでしょう。
まずはどんな状況が人を卑屈にさせるのでしょうか?9つの状況をお伝えします。


①社会的に上手くいっていない
これは仕事で認められない。やりたい仕事とは違う仕事をしている。周囲のひとから認めてもらえないとこの感情を生み出します。
例えば、毎日嫌な仕事をしながらその上残業がある。残業をしないと生活費が足りない・・。恋人もいない。本音を話せる友人もいない・・。
という状況です。


②現実を受け入れられない
例えば、認められなくていい、出世なんてしなくてもいい、今のままの自分でいいんだ!幸せなんだ!と無理矢理本心を押し殺してしまう。
これでは、自己肯定感が低いだけですが卑屈になる心理は、自分が望むものを手にした人を見て「お前は運がいいだけだ」「環境が悪いだけで本来の自分は違うんだ」と自分を極端に肯定をします。

③人間関係が下手
周囲のひとと円滑な人間関係を構築することができません。ひととの意見交換や、信頼できる友人がいないと孤独感を感じて卑屈になります。


④周りばかりが幸せになっている
自分の望むものは手に入らないのに、周囲のひとはどんどん恋愛、経済的にも恵まれていく姿を見ていると嫉妬心から卑屈になります。


⑤無駄にプライドが高く劣等感を感じる
例えば、自尊心がやけに高く、常に勝手に相手と勝負をしているつもりになっていることです。例えば、謝ったら負け、相手に謝らせたら勝ちと思い込むことも典型的なタイプです。また自分ができないことを、相手ができると劣等感を感じそのできない言い訳を考える思考回路が完成をしています。


⑥注目されたい、構って欲しい
日常生活が孤独だと、常に誰かに愛されたい、心配されたい、構ってほしいという気持ちが生まれます。

⑦視野が狭い
自分の見たもの全て=絶対正しいの思想を持ちます。そうすると、自分の意見に反対をしたひと全てを敵とみなすようになります。
また、自分のことを理解してくれない場合は全て相手が悪い!と判断をすることによって自己防衛をします。


⑧思考停止になっている
考えることや深読みすることを放棄しているケースです。物事をしっかりと考えてから判断をするのではなく例えるなら目の前のにんじんに飛びつくことをおこないます。そこに罠があるかもしれない。という発想をすることができません。


⑨被害者意識が強い(マウントを取られたなど)
充実しているひとを見て、全て「マウントをとっている」のひとことで片付けたり、「自慢された」と相手が幸せな話をすると全ての物事をネガティブに捉えるケースです。

卑屈な人の特徴

卑屈な人には、共通点があります。どれかが欠けているのではなく基本的に全て共通していることを記載しました。

・プライドが高い
・被害妄想が強い
・失敗を恐れて行動しない
・他者をすぐに非難する
・自分の考え方が全て
・寛容さに欠ける
・ネガティブ
・見栄っ張り


卑屈な人の行動


実際に、卑屈な人はどんな行動をとるのでしょうか?

・とにかくネガティブな発言や言動が多い
上司が嫌いだ、あの人は調子のってる、仕事が嫌だ、等のネガティブな発言を連発します。人の愚痴は日常茶飯事です。しかし、楽しかったことなどの会話が出てくることは会話全体の2割も満たさない状況です。


・実社会では意見が言えない
面と向かって物事を発言するこは苦手でも、陰で愚痴を話すことです。上司や同僚には直接言えない分をツイッター等に書き込む行為もこれにあたります。しかし、いざ本人を目の前にすると何も言わずに沈黙を貫き通したり恐怖から硬直をします。


・人の意見に否定的
人の意見を受け入れることはせずに、誰が何を発言しても批判できる部分を探す癖がついています。常に批判できる部分はないのか虎視眈々と探しています。そして、人の揚げ足をとる行動を繰り返しおこないます。
一方で自分の行動を否定的に見直す行動はしません。

・キラキラした楽しい人を避ける
楽しいひとたちを「マウントしている」「自信過剰だ」と何かしらの否定的な意見をつけることで関わることを避けます。そうすることで周りには自分と同じような人を置いて安心感を得ようとする行動をとります。これは、自分の欠点を見ないようにするようにします。

・思考がYESかNOの二極化思考で考える
どんなことも、YESかNO、正しい、間違っているの白黒で判断をします。そういう意見もあるよね。という相手を受け流す余裕や受け入れる発想がありません。

卑屈になることの6つデメリット

実際に卑屈の要素があるひとは人生においてどんなデメリットがあるのでしょうか?

・実社会で友達が少ない
・異性にモテない
・批判的な人やネガティブな人が集まる
・人間関係のトラブルが多い
・人に信用されない
・仕事で成功できない

このようなことが引き起こされます。
実際に卑屈な人はこの文章さえも「マウントだ」「否定されている」と自らの行動を振り返らずに相手のことを批判します。

これは、人間の心理ですが自分のコンプレックスに当てはまれば当てはまるほど、「自分は違う」と否定することで自己防衛をします。

そんな性格を続けていると、表情も暗く、日々愚痴や人の欠点に目がつくので自分自身もストレスが溜まります。

また、自律神経も乱れるので体調不良や不眠を引き起こします。
どうしたらそんな卑屈な行為や性格を変えることができるのでしょうか?

卑屈な性格を変える8つの行動

①言い訳をやめる
今起きている現実を素直に受け止めます。仕事でうまくいかないのも、恋人がいないのも全て自己責任です。
例え毒親に育てたれたとしても、それは社会でうまくいかない理由にはなりません。自分のいいところも悪いところも全てを認めることをすると、言い訳をやめることができます。


②他人を非難しない
誰かを批判しなくても生きていくことができます。批判をしていると脳内からドーパミンが出るので批判中毒の症状を起こしているかもしれません。その常習性を改善するためにも、人の批判をしたくなったらまずは自分が完璧な人間であるのか?を自分自身に聞いてみてください。


③素直に意見を受け入れる
素直さを持ちましょう。相手に言われたことを頭ごなしに否定をするのではなく自分の中で一旦噛み砕いてください。
そして、〇〇された。という被害者意識を捨てて事実で物事を判断してください。

④他者と比較しない
自分は他者と比較をして幸せだ、不幸だ、と常に比較する価値観を捨てましょう。比較をしてもなんの意味もありません。


⑤言動や行動に責任感を持つ
誰かが責任を負ってくれるからいい、誰かのせいにすればいい、と思うのではなく全ての言動は自分で責任をとります。常に誰かのせいにするのではなく自分の言動に責任を持ちましょう。

⑥感情的に物事を考えない癖をつける
怒り、悲しみ、嫉妬心、被害者意識は全て感情からきます。自分の感情に支配されるのではなく、感情を上手に支配する習慣をつけましょう。


⑦人に愛されるために努力する
ありのままの自分でいい。そんな自分を受け入れてもらいたい。そう思うのは勝手ですがそれではいつまででも孤独のままです。

卑屈な人は周囲から愛されることを知りません。そして愛されるための努力もしなければ今のままの自分でいいんだと卑屈な自己肯定感を持ちます。

そうではなく、日頃の言動、身なり等の全てを意識する必要があります。相手から見て自分はどう見えるのかを意識すると、徐々に愛されるようになります。


⑧変わりたいと心から願い日々意識する
自分を変えなくてもいい。と思うのではなく「変わる覚悟」を持つことです。日々「変わるための努力」は絶対に必要です。
誰かが自分を変えてくれることなどはありません。

最終的にはあなた自身が変わる努力をしなければ状況を変えることはできないでしょう。

まとめ

どうでしたか?
誰しも卑屈になることはあるとかと思います。特にマウントを取られたな、見下されたと怒りが湧いた時こそこそ記事の事を思い出してみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?