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事実

 本当につい最近の出来事。5,6年連れ添った友人(A)から突如絶縁宣言をされた。

とりあえず状況が飲み込めない為、その理由とAの考えを全て聞くことにした。

 Aが私に対して嫌悪感を抱くきっかけになったのは、高校の頃からだったそう。
 当時私は、鍵垢でSNSで日常の不満やあまり見る人を愉快にさせないような投稿をしていた。(今も度々してしまう…)
言い訳がましく聞こえるかもしれないが、私としては自身の感情のコントロール、の為にやっていたつもりだった。(これも大分身勝手で嫌われる行動だけど)
 それに対してAは、「お前はなんであんなに酷いことを言えるのか」「お前は不満を言う資格はない」「ろくに努力もせずに口だけで偉そうに」とストレートに言われてしまった。

 正直私はAからそのようなことを言われるとは思いもしなかった、そのような感情を今まで抱かれていたことにもその時に初めて気づいた。
それぐらいに今までAの考えている事が、5,6年付き合うなかで一度たりとも分かったことが無い、それほど不思議な人だった。

Aについて

 Aとの出会いは高校1年生の頃、当時席が近いことで話していたクラスメイトがAと中学の頃の友人という繋がりからAとは別のクラスながら私が所属するクラスの教室に度々姿を見せていた。それだけなら私と彼は接点を持つことはなかったのだが、私が別で仲良くしている友人とAが友人という繋がりがある事からこのよくわからない関係が始まることになる。

「友達の友達関係」というのが個人的に的確な表現であると感じる。

 そこから何だかんだで一緒に行動することになり、高校卒業後もグループでLINEやディスコードでやり取りをするようになる。
 ただ、ここで気付くべきポイントがあった。

出会ってから今までAと個人LINEや二人だけで行動したり、話すことが一度たりともなかったことだ。

 それに対して今日に至るまで気にしたことが無かった時点で、お互い無関心であったことは間違いない。私もAに対しては不思議な人だなぁ程度にしか思っていなかったので何だかんだ上手くやっていると思い込んでいた。

 しかし、ある日Aが計画する旅行に参加した後に私は完全にAから拒絶させることになる。
それもAのプランに対してケチをつけたことが原因だという。そして上記に記述した私の日頃の行いも相まって限界だったそう。

 これに対して私はケチをつけた記憶が本当に無く、どことどこに対してケチをつけたのか聞いても良くわからず、曖昧であり、納得がいかない部分があったが、そういう風に思われてしまっている以上、私は謝罪をするほかなかった。何故なら日頃の素行の話は事実であったため、認めざるを得なかったからである。

 旅行以降、Aからあからさまに拒絶とも取れるような態度を取られるようになるが、適当に受け流していた。しかし、その態度が次第にグループLINEを追い出したり、ディスコードから追い出したり、私に起きた不幸に対して「ざまぁ」と笑われるというようにエスカレートしていった。
 最初は不快だったが、どうせネタで言っているんだろうなと思い、真面目に取り合う事はなかった。その頃はもうAに対してはどうでもいい他人行儀な気持ちでいたため、絶縁宣言に至るまでAの気持ちに気付くよしもなかった。

事実

 「俺はお前みたいになりたくない」「お前は会社でも文句しか言わない」
改めて振り返ると凄い言葉だ。しかし、私自身もそんな人間性に嫌悪しながらも上手く付き合っていくしかないと思いながら大学生になってからは態度を改めて今までやってきていたつもりだったので尚更ショックだったのだ。

同時に私の人間性が原因で起きているのに、なんで自分が傷つくなんて身勝手な事をしているのだという矛盾に気持ち悪くなり、吐きそうだった。

しかし、ただ受け入れた訳ではない、「なんで今まで言わなかったのか」「なんで俺に言わずにグループを巻き込んだんだ」「言いたいことがあるなら俺に言えよ」
どうしても納得がいかなかったので強く言った。

どんな理由があろうともそこだけに関しては譲れなかった。
Aは淡々と「ごめん」と答えるだけでそれに対しては言い返してこなかった。

事実は受け入れて反省し、次につなげるしかない、言葉でいうのは簡単だ。
しかし、人間には感情がある。それ以上、継続的に少しずつ工夫して変えていくしかない。
 私はAに対して感謝の気持ちもある。もしかしたら他の人たちも同じことを思っているかもしれない、遠慮して言わないだけかもしれないことを彼はわざわざ言ってきたのだから。
 いい間柄でもなかったAだからこそ言えることだったのかもしれない。
人は怒られなくなったら終わりとよく言うが、私はその通りのように感じる。
不思議な事に私は絶縁宣言というより叱られている感覚でいたのだ。

彼の言葉の通り私はこの先沢山苦労すると思う。でも私はその苦労に精一杯向き合いたいと思う。


話してくれてありがとう



今後

形式的には「距離を置く」という形に落ち着いたが、私はもう関わりたくない。彼も同じだろう

そうなると今のグループをどうするのかという問題になってくるが

正直もうグループに居たくない、気を使うし、俺の為にもならない

グループに関しても彼らが私にどんな感情を抱いているのか正直不安であるので居心地が悪いし、俺と彼との関係の悪化でグループ全体に迷惑をかけて気を使わせてしまっている状況だ。

この一件に関しては私が取るべき行動は

「環境を変える」ことである。

この瞬間が全てではないし、今後の人生、色んな人に出会う、そんな人から私が見習わなければいけないような部分、考え方、価値観、行動を知り、私自身に吸収させていきたいと思う。それがきっと成長になるのだと思う。

彼らと縁を切りたいわけではない、しかし今の自分がどこに時間を費やすべきか、時間を割きたいと思う場所は少なくとも今のグループ内での交流ではないと考えている。


口だけ達者な自分が嫌いだ。今もそれが治っておらず、自分を愛すことなんてできない。だけど自分を愛せるようになるためには変わる他ないのだと今回の出来事を通して突き付けられた「事実」なのだろう。


過去は「事実」としていつまでも縛り付けるが、未来はいつだって「不確定事実」である。
明日の自分が昨日の自分よりも好きでいられるように、少しずつ、変えていこう。


まぁそんなことがありまして、、、(笑)
あまり周囲に見せるべきではない内容なのかもしれませんが
あまりにもしんどかったので、、、許してください

感想等もコメントにていただければ幸いです。

それでは



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