見出し画像

20230217_テクノロジー × エゴ = モラリティ:利己主義を利他主義につなぐ技術_堀内進之介先生

先日(ってもう1か月以上前)大学(DHU)の特別講義で「テクノロジー × エゴ = モラリティ:利己主義を利他主義につなぐ技術」という題で東京都立大学の堀内進之介先生の講義を聴講する機会をいただきました。これも忘れるためのメモ。

堀内先生のご専門は政治社会学。

ちょうど今週は、ずっと障害とテクノロジーのことを考えていたところなので、わたしにとってまさにツボ!でございます。

堀内先生の取り組みの一つが、個人の状態を数値化・可視化する→個人にフィードバックして考えさせる→個人の行動が変わるという情報のデザインをされていて、一方で、その個人データが集まり環流することで他者(社会だよね)の利益にもつながっていくデザイン・設計そしてそこにあるべきモラル(倫理)のご研究と理解しました。(違うかもしれない)

自分がテクノロジーにこだわるのは、自分自身の人間としての能力が低い!からでです。テクノロジーに助けてもらう工夫ならなんでも試してみたいと考えています。

このあたりの人間自身の状態や行動を可視化してフィードバックしてくれるものといえば、 #AppleWatch  を代表格に #FItBit などのセンサ・トラッカーつきのデバイスがあります。

アプリだと、睡眠系のアプリもなかなかよくできてます。最近、私がつけてるのは #OuraRIng で、個人的にはAppleWatchよりこっちのUIのほうが使い勝手がよい印象。(時計は外して寝る派/ただし、これもそれなりにごつい)

堀内先生がこれらの研究をされるようになったのは、JICAで、チェニジアに行った時に、チェニジアの問題を解決しようと行ったものの解決策がないのならあなたも問題の一部なんだよと言われた気づきによるものなのだそうです。

あなたが解決策の一部でないなら、 あなたは、むしろ問題の一部です。
そして、それは私たちも同じです。
↑わたしたち全員が問題を構成している

堀内先生のスライドより

情報技術によって、ユーザ自身が直面する状況の中で 行動を通じて学べるようにすること、これ、手放す経営ラボのDXOの思想を構成するテクノロジーのところとシンクロする!とたった今思った次第。

これに、NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)
の思想を掛け合わせえるとさらによいみのりが得られそうな手応えがありました。

私が所属するデジタルハリウッド大学大学院では、2023年度から前田邦宏先生の情報倫理学の授業が正式にスタートします。

わたしにとって、倫理✖️テクノロジーはホットトピック。堀内先生ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?