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どっちが先なの?説

ピラティス指導をするインストラクターを
困らせるランキング上位を狙ってくるお悩み。
それはどこから直すんですか?
という問題。

コアを安定させたい
脚はしっかり使わせたい
でも足先がおかしい

足先を直したら
コアが緩む
脚に力が入らない

それを繰り返すことになるので
映像の再生、巻き戻し状態になってしまうw
これは、真なる問題が明確になっていない場合に
起こる現象です

そんな時の例えとして
「タイヤがパンクしたらどこ直す??」

・・・

「タイヤです」
つまり、原因がわかるのであればそれを直しますね

例えば膝が痛い人がいて
病院にいったら靱帯が断裂していた。
そう診断されていれば、原因がはっきりしていますから
まず、それを病院で治療してもらいますね

まずは直接的な原因を明確に

病院の治療が終わっても、
まだ痛みが残っている人がピラティスに来たとしたら。
さて、今度はどこを直すんでしょうか。

「靱帯は治しましたよ」の状態です
なので、痛くなるというのはまた新しい問題となります
インストラクターとしては次の段階の事も
考えて行く必要があります

プラスα
新しい問題に合わせて、他の部位の状態も
確認しなければなりません

同時にメンテナンスして調整が必要です

つまり、パンクは直したけれど
状態(空気)は常に確認がいります
それと他の部品もメンテナンスがいりますね

身体も同じです
ピラティスをしながら膝の状態も見るけれども
同時に他の部位も同時に調整して使うことが
できるかどうかを観察して、エクササイズをしていきます

どっちが先か?というのは
その人の身体の状況をきちんと判断して
初めて決定することになります。

膝にまた負担をかける要素があるならば
膝をしっかりと機能させることを先にします。
1つの機能が良くなっても
他と合わせて動かすとまたその動きの質は
条件(エクササイズの種類、負荷)によって
常に変わります。

なので、たとえ痛みがなくても
動きが悪い、直したい部位を観察したのであれば、
なぜそうなるのかの原因を
しっかりと見つけることです。
そうすると
どこから始めると良いのかがわかってきます

インストラクターさんもなかなかハード
お仕事ですからね、皆さん身体にも
あちこち不調があるようです。私もです。
自分で可能な範囲でやりますけれど、
誰かに見てもらうのは大切なステップかもしれません
メンテナンスは大事ですね!

というわけで、今回の説はいかがだったでしょうか
様々な角度、視点、視野、分野、解釈って
間違っているかもしれない。それでも「説」って
新しい発見があってまた追求すれば楽しめます。

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