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くるみを食べてビタミンEを摂取し、長生きしましょう!

脂溶性ビタミンをここまで見てきましたが、ビタミンD、ビタミンK、ビタミンAと来て、残るはビタミンEとなりました。今日は、ビタミンEを取り上げたいと思います。

画像はくるみです。まさにビタミンEが豊富に含まれている食材です。

薬膳でもくるみなどの種子類は薬効があり生薬として重宝されています。

うるおぼえなのですが、中国の偉人でくるみを毎日食することで100歳くらいまで生きた方がおられました。大昔の話しです。それだけ健康には欠かせない食材だということでしょう。

では、その成分はというと、ビタミンEというわけです。

ビタミンEは酸化を抑え、血管の老化や生活習慣病を予防するとあります。

詳しく見て行くと、ビタミンEは細胞の膜に多く存在していますが、細胞膜には酸化されやすい不飽和脂肪酸も含まれています。不飽和脂肪酸が酸化してできた過酸化脂質が増えると、細胞破壊や異常な細胞を形成し、細胞の死を早める!そこで、ビタミンEが過酸化脂肪酸の生成を抑えるということです。

また、動脈硬化も悪玉コレステロール(LDL)の酸化で促進されますが、これもビタミンEが抑えてくれるようです。

そら長生きしますよね!

活性酸素のコラムは4月4日に書きましたが、活性酸素は酸素がちょっと悪さをする化合物に変化したものですから、その変化をしないように抑えるのがビタミンEの働きだと言い換えてもよさそうです。

脂溶性ですので、油と一緒に摂取すると取り込みやすいことは、昨日までのビタミンAなどと同じです。

よって種子類だけでなく油脂類や昨日のコラムで取り上げた‟うなぎのかば焼き”そして、これまた私の大好きな‟すじこ”にも多く含まれています。

と言うことは・・・、私の好きなものばかりですので、好きなものを毎日食べていれば、ビタミンEは欠如しないということか・・・!?

いやいや、摂りすぎも良くないので、そこは気をつけないとですね、はい!