不溶性食物繊維のβグルカンが免疫調節作用を行っているとは!?キノコ食べなきゃ!?
今日も引き続き、食物繊維をもっと掘り下げるシリーズ!でいきます!第5弾です!
不溶性食物繊維できのこ類に豊富なβグルカンです。
画像は今の時期は旬は外していますが高級食材の松茸。「香り松茸味しめじ」で‟物事にはそれぞれ長所がある!”という意味のことわざがありますが、きのこ類は総じてそれぞれの長所がある食材です。
特に免疫調節成分であるβグルカンは多糖類で、β-1,3/1,6-グルカンには、抗腫瘍作用や抗炎症作用が見いだされています(食品免疫学事典より引用)
もう少しβグルカンを詳しく見てみますと、βグルカンは、キノコの代表的な免疫調節多糖であり、真菌類(キノコ類)の細胞壁を構成する成分であります。その構造は、少し難しくなりますが、主にβ-1,3及びβ-1,6グルシド結合を基本鎖としています。これまでに多くのキノコから単離されたβ-1,3/1,6グルカンの免疫調節作用が明らかになっています。
明日は、具体的なキノコ類の種類ごとの効能について見て行こうと思います。
余談ですが、お鍋のときにスーパーでいつもキノコ類は何を入れるか迷います!?椎茸?舞茸?しめじ?さすがに松茸は選択肢にはなく、マッシュルームのような洋風なものも選択肢からは外れますが、キノコの効能を知っておくのはいいと思います!