腸内細菌検査を受けなかった母が大腸がんに・・・。今となっては強引にでも受けさせておくべきだったかと・・・。
昨日のコラムで、皆さまに「腸内細菌検査を受けていただき、腸内細菌叢に合わせた食事を!」とお伝えしておりました。
今日は、そんなことを言い放った!?(笑)・・わたくしですが、実は母が7月下旬から入院し、8月23日退院するまで闘病生活を送っておりました。
腸内細菌のお仕事をさせていただいているわたくしの身内なのですが、お恥ずかしながら大腸がんでございました・・・(汗)
母とは基本的には別に住んでおりまして、日ごろから腸内細菌検査を受けるよう説得してはおりましたが、便を取ってそれを提出するのが面倒云々で、結局検査はせずにこのような結果になってしまいました。
今回の母の経験が何かしらの参考になるかもしれませんので、事の経緯をコラムでご報告させていただきたいと思います。
当初、母が便秘になり不調を訴えてきたのが5月の下旬だったと記憶しております。日ごろ便通はいい方だったので、便秘になると気分も晴れず、すぐに訴えてきました。母は昨年の12月からケアハウスに入居しており、その施設の主治医の医院に連れていきました。便秘だけでなく少し下血があるようでした。
5月31日に予約を入れ受診しましたが診断は痔の可能性が高いと言うものでした。便秘は高齢であるためだと。ただ、念のため内視鏡検査をしておいてもいいのではと、大きな病院の受診を勧められました。
6月10日某病院を受診、高齢であるため内視鏡検査も負荷がかかるのでどうされますか?と言われ、痔の可能性の方が高いのなら様子見ということで、簡易なCT検査にのみ受診して帰宅しました。ちなみに患部を先生が診ることはなかったです。
7月8日簡易なCT検査の結果を聞くため受診。大きな腫瘍は映っていないとのことで、痔ということで結論を出され、主治医に戻されました。
ただ、便秘が続いていたため、7月8日以前に肛門科のクリニックを受診していましたが、そこで直腸脱の診断を受けていました。常に便意があるのに便は出ないのはそのためだと言うことでした。
直腸脱の手術が専門の先生がいるのでそちらの病院を紹介しますとのことでした。
肛門科の先生の診断が適切だと私なりに判断し、紹介していただいた病院を受診しました。
この時、直腸脱の手術の前に、内視鏡検査を受けていただかないと手術は出来ないと、腫瘍の可能性もあるからと言うことでした。
よって、内視鏡検査のために7月23日に入院することになりました。24日の内視鏡検査で大腸のS状結腸に腫瘍が見つかり、その形や雰囲気から癌に間違いないとの診断でした。その時の腫瘍の大きさは1.5cm程度ということで、小さいものという診断でした。
ゆくゆくは手術ということでしたが、30日にCT検査とエコー検査、翌31日に念のためPET検査を行いました。
そして・・・31日の診断で予期せぬ事態となり緊急入院となります。
明日、続きを詳しくお話ししたいと思います。