見出し画像

■発達障碍児の体質改善のための食育のポイント

◆9大栄養素の「酵素」が何故、必要なのか?

 過剰なタンパク質は腸で吸収されずに留まってしまいます。すると、不消化タンパク質となって残り、大腸内で“窒素残留物”をつくります。窒素残留物は人体に大変有害で悪影響を与える物質です。その結果、便秘、肌荒れをはじめ、最悪の場合は大腸がんや動脈硬化といった重大な病気を引き起こすリスクにもなります。
 特に動物性タンパク質は腸内に残りやすく、一旦消化不良が起こると、体内の酵素が大量に消化作業にまわされます。きちんと消化が行われないと、どんなに栄養価の高いものを食べても、その栄養素が利用されることはありません。それには、消化酵素の働きが欠かせないのです。

 酵素には、消化酵素と代謝酵素があります。食べ過ぎによって、消化酵素が大量消費されたら、代謝酵素の働きに滞りが起きます。食事量の適正化は、食育の基礎です。しかし、そこには、マイクロバイオータ―の機能性が関与しているので、個体差が激しいのです。たんぱく質摂取が必要な発達期には、同時にパイナップルなどの生酵素が必要で、ビタミン、ミネラル、食物繊維、構造水、抗酸化物質の9大栄養素によって、アミノ酸までの分解と、代謝回路が順調になります。
 昨今は、一人一人の遺伝子の違い、甲状腺機能の違いなどで、代謝回路には、適切な9大栄養素のデザイナーズフーズ(一人一人の体質に合った栄養摂取プログラム)が必要であることが分かってきました。
 同じ食材であっても、アレルギー反応や自己抗体を作る人と、そうでない人がいます。そこには、個人が持つ応答機能が関わっているからです。
 生酵素は、ローフードに豊富に含まれています。消化酵素、代謝酵素が充足しておれば、9大栄養素は、血となり肉となるのです。パイナップルやリンゴ、柑橘類、キュウイ、ブロッコリー、かぼちょ、トマト、etc 9大栄養素が栄養失調にならないような献立が必要です。

 昆布や小魚の粉末からとるおだしには、ミネラルが豊富です。冷え性を改善するには、これらのミネラルが必要不可欠なのです。食育におけるミネラルの重要性に着眼していただきたい。ミネラルは、お風呂にブラックソルトや海塩を入れるなど経皮吸収でも取り入れられます。
 ビタミンは、多様な果物や野菜から取り入れることができます。「地産地消」「身土不二」のオーガニックなお野菜には力があります。

■腸内細菌フローラを整えるポイント

 腸内細菌叢に悪影響与える食事スタイルは、『腸を腐らせる食べ物』です。代表的なのがこの三つ。
①高脂肪食

②高糖質食

③加工食品(添加物)、農薬(体内のミネラルを消費する)

  まずは、これらの食スタイルを「まごわやさしい」の食材に変えることで腸内細菌叢が劇的に変化します。「豆、ごま、わかめ、野菜、魚、椎茸、芋」を食卓に整えてください。
 オーガニック給食運動において、その適切なお食事をどう整えるのかという課題があります。9大栄養素と分子栄養学、糖鎖、「まごわやさしい」を基本概念とすることで合意の形成の基盤にすることができると思います。さらに、デザイナーズフードに着眼し、一人一人の個性にも配慮することが求められています。

https://dekoboko-academy.com/useful-articles/diet-remedy

 さらに、分子整合医学の観点から、子どもは発達途上にあるので、たんぱく質と鉄分、ビタミン、ミネラルの充足がポイントです。血中アルブミン値を検査して、足りているかどうかを調べてみることもできます。
 鉄は、「よもぎ餅」や「無添加のカリフォルニアレーズン」をおやつに加えることで補えます。ナッツ類のオメガ3脂肪酸やビタミン、ミネラルが豊富なのでおやつに加えてください。 

■腸の炎症を改善するには、9大栄養素の食物繊維を1日30g

腸の血流が悪くなると、消化吸収能力も排泄能力も滞ります。腸の血流が滞ったら、貧血の腸として、働きができなくなります。異化、同化、の循環を損なうことで、見えない内臓では病態の悪化につながっているのです。
 腸は、赤血球を生み出す臓器。特に小腸のPHには心づかいが必要です。
胃は、重炭酸ナトリウムを分泌し、酸性物質を消化しやすい形態に変えて、小腸に食餌を送り出しています。胃の機能性、胃酸分泌などを正常化しておくことが必要なのです。もし、胃のこれらの分泌機能不全がある場合には、重曹とクエン酸、ビタミンc、蜂蜜水で補って上げることもできます。

  進学塾の講師を掛け持ちしていた頃、一つの塾の生徒は、休み時間に、自動販売機の清涼飲料水などで過剰な糖を摂取して、授業が始まってからは低血糖に陥り、集中力なく、能力の低下がみられましたが、もう一方の塾では、子どもたちは、休み時間に外に出て、小高い山で追いかけっこをしたりして、運動でエネルギー発散していました。こちらの生徒は、授業が始まると、勉強に集中して、生き生きと学びに取り組んで、脳の活性化が見られました。
 実は、ビタミン、ミネラルのサプリの補給で、知能指数を改善できたことが分子整合医学の取り組みとして報告されています。9大栄養素の自然食材からの摂取と共に、運動、睡眠などの生活習慣を整えることで、体質改善を行うことができます。発達障碍児は、代謝回路に何らかの問題を持っているので、デザイナーズフーズで個体にあった栄養素を補給する必要があるのです。
 例示でいうと、エイブラハム・フォッファー博士が、うつ病患者をナイアシン(ビタミンB3)で治したことが報告されています。この場合、高濃度のビタミンB3が効果を発揮しています。ナイアシン革命としても知られていますが、脳の内毒素を代謝することができたケースで、うつ病は代謝回路が十分に回っていないことが問題の所在だったのです。人によって、ビタミンB3の必要量が違うのです。内毒素をためないために、自分にあったデザイナーズフーズを見つけ出しましょう、
 同様に、太っている女児の場合、甲状腺の代謝異常が推定されます。この体質改善プログラムを4か月から1年実施すると、脳機能の劇的な変化が訪れることでしょう。
 これらの医学的な恩恵は、本来、社会福祉法人にからめとられている発達障碍児たちにもたらされるべきメディカルリトリートの知恵なのですが、医療の闇が支配しており、社会福祉法人では薬物依存を作り出し、その障害から抜け出せないカリキュラムに導かれています。社会福祉法人では、ほぼ95%の利用者さんと職員さんが567枠毒の接種者と言う現状があります。普段から、医療の闇の本質を理解しないままであることがワクチン毒も受け入れ、管内では季節ごとに集団感染を引き起こしているという実態です。

 これらの闇は、本物の医療に出会っていない、知らないことに原因があります。だからこそ、私は、「テラスマイル・サナトリウム」で全ての人の健康と福祉へとワールドシフトさせたいのです。
 学校現場や病院に、食育、メディカル・セルフ・リトリートの知恵がいきわたることを祈ります。
 日本にはお風呂というヒートショックプロテインを日常化できるアイテムが各ご家庭に備えられています。20分以上の入浴の習慣によって、深部体温を温めて、睡眠に入ると1兆個の細胞のリモデリングが劇的にパワフルにリトリートを行ってくれます。運動や生姜やミネラルのお出しなどによる低体温の改善は、代謝機能を改善し、自分らしい使命に目覚めることにつながることでしょう。

①温熱療法
②ファスティング(睡眠時は空腹)
③栄養療法
 この三つを自分のものとすること。東大に合格するようなご家庭では、この知恵が家庭にあります。能力開発にとって、この3つは、必須条件なのです。#修復的医学 は、この知恵を、セルフリトリートの知恵としての普及を目指しています。医療に依存しない、社会福祉に依存しない、他者にぶら下がらない、独立した魂を育てることに、力を貸してください。そして、あなたも、#修復的医学 の伝道者になってください。みんなにシャアしていただければいいのです。伝えられてきた知恵は、みんなのものです。お金の支配に縛られないで、分かち合いましょう。

 「スッキリ大根梅」というメニューが考案されています。これは、断食明けの回復食として推奨されていますが、胆汁に残存している古いコレステロールを代謝する働きがあるのです。食便として認識されている代謝廃棄物は、各細胞の奥の奥にある代謝残留物を血流によって、排泄機構に乗せて、排尿、排便としてこれらの毒を体外に出す働きを意味しているのです。これが、健康の秘訣です。異化と同化。たんぱく質の合成と分解のバランスによって、健康は維持されているのです。オートファジーは、これらのメニューによってももたらすことができます。
 スッキリ大根梅のメニューは、断食明けに効能を高く発揮しますが、日常の腎のケアとしても優れたメニューです。お給食でも取り入れられます。

 また、藤川徳美先生の分子整合医学に基づく、食育にはリスクがあります。それは、たんぱく質をホエイプロテインで、鉄を鉄剤で処方するという手段に問題があるのです。確かに、バイオマーカーの数値は、改善されているように見えることでしょう。しかし、本質的な根治治療にはなっていないのです。根治治療は体質改善ができた時に、実現します。精製されたホエイプロテインは、腎臓機能に問題のある人はとってはいけませんと腎臓専門医が警鐘を鳴らしています。鉄剤ではなく、自然食材の中の鉄の補給が必要なのです。ヨモギや無添加のカリフォルニアレーズンなどに存在します。ナイアシンは、舞茸に豊富に含まれています。つまり、分子整合医学から学び取った栄養素は、自然食材の中に見出して、活用することが大切な論点なのです。

 さらに、発達障碍児とその父母を苦しめている間違った考え方があります。障害は治らない。遺伝病なのだからと言うプレッシャーです。これは、間違いで、遺伝子のノックアウトを変革することは困難ですが、遺伝子の発現を制御しているエピゲノムは、食事や環境、心理作用、波動によって、変えられるのです。ここからのアプローチによって、クオリティオブライフを満喫することが可能です。障害という固定した段階においては、体質改善に時間と多大な努力が必要ですが、固定していない病気の段階では、そんなに心配しなくても体質改善プログラムを実施することで、1年で私たちの細胞は入れ替わるので、新生させられます。私は、修復的医学の研究者として、それって、奇跡という出来事にもたくさん出会っています。まったくの、盲目だった方が、視力を回復しているのです。彼は、『ビジョンフォーライフ』という本を著しておられます。人体には、無限の可能性が秘められているということです。

https://x.com/SelfRetreat12/status/1761986680658301078?s=20

 早急に、これらの食育の論点を「教育コンテンツ」にまとめてUDEMYとVISGOにアップロードしたいと思っています。


https://note.com/provida0012/n/n76e8e852f6e6?sub_rt=share_b

Posted by 山下安音 on Saturday, February 24, 2024



#アンネの法則の山下安音です。私のライフワークは、平和学研究とピースメディア。VISGOのプロデューサーに就任により、完全成果報酬型の教育コンテンツと電子出版に、専念することになりました。udmyとVISGOへ動画教育コンテンで、世界を変える。SDGs3,4の実現に向けて一歩一歩