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◆夜回りレスキューで人身売買からの脱出を支援するハブとしての役割。坂本新さん。#SDGs16 

 上記より転載

レスキューハブの活動

レスキュー・ハブは、風俗や売春などに従事する女性が抱える困り事の解決に向けた支援を提供し
困難な状況にある当事者が、希望をもって新たなスタートラインに立てるところまで伴走する団体です。

当事者の抱える困難の多くは、複数の問題が絡み合い、当事者一人や民間支援団体の力だけでは、どうにもならない複雑な状況となっていることが多く、可視化もされにくいという特性があります。 そこで、レスキュー・ハブは草の根で当事者とつながり、信頼関係を構築し、当事者が抱える問題が何かを把握することに注力します。そして当事者の同意を得て、その問題を解決できるリソースに最短距離でつなぐことで、当事者の抱える問題の解決を図っていきます。 分かりやすく言えば、「当事者を見つけ、草の根でつながるのは民間支援団体、最終的につながるのは公的機関」という構図です。なぜなら、当事者の中長期的な安心と安全を確保するには、行政やより専門性の高い機関(医療機関、法的機関等)による支援が不可欠であると考えるからです。
・犯罪被害や暴力、脅しなどを受けているのであれば警察や法律事務所へ
・妊娠や性感染症に罹患している可能性があるのであれば医療機関へ
・経済的な困窮や衣食住に係る問題であれば福祉事務所へ
・体を売らずに生活していきたいのであれば就労支援やスキルアップ研修などを提供する機関へ
・ネット上の画像や動画削除、AV等の販売差し止めなどであれば高い専門性を持つ団体へ
必要とされる支援への橋渡しとしての「ハブ」となることが我々のミッションとなります。
もちろん、外部につないで終わりではなく、当事者の希望によってはその後もつながり続けます。これらのことを実現するために、以下の2つを事業の中心に活動を行なっています。
『繁華街におけるアウトリーチ活動』
新宿区歌舞伎町エリアを中心に、性産業や水商売等に従事している女性への直接的な声かけと相談カードの配布を行い、顔の見える関係性を築きます。
『いわゆる夜職に従事する女性のための立ち寄り所の開設』
アウトリーチ活動と同時間帯に、トイレの貸出、携帯電話の充電、生理用品等日用品の配布、飲食物の提供、お話を伺える場所を開設しています。
現在の日本においては、いわゆる夜職や性産業に従事する方々への理解は十分とは言えず、自己責任論により、当事者も声を上げにくい風潮があります。
しかし、本人が環境を変えたいと願うのであれば、そこに至った理由を問うことは重要ではなく、必要とされる支援を提供する存在が必要です。
レスキュー・ハブは、声を上げられず、可視化もされにくい当事者に対して一歩踏み込み、当事者の主訴がかなえられるまで支援のステージを降りない覚悟を以って、活動に取り組んでまいります。

https://rescuehub.jp/

代表挨拶

初めまして。代表の坂本新と申します。

この度は当団の活動にご関心をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。
私は大学を卒業後、およそ20年を民間の警備会社にて勤務しましたが、そのうち10年弱を海外の日本大使館で警備、防諜等の業務に従事してきました。長期の駐在先はホンジュラス、ロシア、中国、出張では南米ペルーやコロンビア、エクアドル、さらにメキシコやキューバ、グァテマラといった中米・カリブ諸国にも足を運びました。
そして、行く先々の国で目にしたのは、生きるために性産業に従事せざるを得ない女性や子どもの存在でした。いわゆる「人身取引」の中でも「性的搾取」と呼ばれる犯罪被害です。

海外生活が長くなるにつれ、海外での事件や問題にも関心が高まり、先の人身取引問題だけではなく、紛争下における深刻な性暴力被害等にも目が向くようになりました。
元々、「誰かを守る仕事」にやりがいを覚え、警備会社に就職しましたが、営利企業である以上、対価を受けなければ「守る」というサービスを提供できません。しかし、支援を必要とする人々の多くは、自身を守るために必要な経済力を有しておらず、またそのための教育機会も与えられないまま、搾取の被害を受け続けているのが現状です。
「このような方々のために、利益度外視で動く人間が必要ではないのか」と考え始めたことが、今の活動の原点になります。

帰国後、日本国内を見渡してみると、国籍を問わず、搾取の被害に苦しむ方々が存在することに気付かされました。
社会に出てから20年、多くの貴重な経験を積ませていただきましたが、人生の折り返し地点が近くなるにつれ、残りの人生の時間を本当に意義のあることに使いたい、との思いが強くなっていきました。

私は人権や福祉などについて専門的な教育を受けた人間ではありません。「困難な状況にある方々のために働きたい」という思いはあるものの、それを実現する技量も持ち合わせていません。転職するには大きな不安と迷いがありました。
しかし、「世界で求められていることと、自身の思いが重なる場所がここではないのか」という思いと、「残りの人生、自分に言い訳しながら生きていくには長すぎる」という、転職の不安を上回る不安に背中を押され、42歳で企業を退職してこの世界に飛び込み、いくつかの団体での勤務を経て2020年にレスキュー・ハブを立ち上げました。

残された人生、困難を抱える方々のためにできること、求められることを、全力で行っていく所存です。 どうぞよろしくお願いいたします。

 上記より転載
 日本一の歓楽街、新宿・歌舞伎町で一人、夜回りをする男性がいる。NPO法人「レスキュー・ハブ」代表の坂本新(あらた)さん(49)だ。夜の歌舞伎町は、風俗店やガールズバーなどの客引きをする女性や、街頭で所在なさげに立つ女性の姿が目に付く。こうした女性たちは、性的搾取やDV被害、経済的困窮や未婚の妊娠・出産など、他人には相談しづらい困難を抱えているケースが多い。坂本さんはそんな彼女たちの元に自ら足を運び、必要であれば公的機関や民間支援団体などにつなげる「ハブ」となる活動を行っている。

海外勤務で目にした路上に立つ女性たち

坂本さんがレスキュー・ハブを設立したのは昨年4月。任意団体として始め、昨年10月に法人化した。それ以前は約5年半、人身取引被害者を支援する別のNPO法人で働いていた。歌舞伎町で夜回りをするようになったのも、このNPO法人で働いていたときだった。坂本さんは当初、ファンドレイジング(資金調達)の担当者として働いていたが、スタッフがそれほど多くない団体だったこともあり、外部機関との調整やメディア対応など、さまざまな業務も担うようになった。その中で最もやりがいを感じたのが、被害者本人と関わる直接支援だった。「さらに一歩踏み込んで、本当に孤立している人を一人でも助け、本人が望む形になるまで支援したい」。そうした強い思いに押し出されて独立を決めた。

このNPO法人で働く前は、大学卒業とともに就職した大手警備会社に20年近く勤務した。その間、テロなどの危険もある中米ホンジュラスやロシア、中国の日本大使館でそれぞれ2~4年の警備業務を経験し、その他の国での短中期駐在なども含めると、計10年近くは海外勤務だった。この海外勤務中、いずれの国でも目にしたのが、生活のため路上に立って売春する女性たちの姿だった。

「初の海外勤務となったホンジュラスに渡ったのは28歳の時でした。海外に行って初めて、こういう現実があることを知りました。何とかならないのかと思いつつ、自分にはできることはないと思っていました」

しかし、2カ国目の長期海外勤務となったロシア滞在中、人生について深く考える機会があった。両親がクリスチャンで、親戚には牧師もいるという坂本さんは、自身も幼い頃から教会に通っていた。「『クリスチャンだからこうしなければ』という強い思いがあったわけではありませんが、恵まれた家庭環境に生まれた自分は、社会に対して何か果たすべきことがあるのではないかと考えました。タラントをどう増やして、どうお返しすべきかと。海外勤務はそれを考えるきっかけになりました」

最も関わりたくない問題だからこそ

社内の限られた人にしか許されない海外勤務は一種のステータスでもあった。その一方で、現地では紛争や深刻な貧困など、海外ならではの暗い面も目にした。その中で坂本さんが最も目を伏せたかったのが、性的搾取や人身取引の問題だった。だが、最も関わりたくない問題だからこそ、向き合うべきだという思いもあった。

会社ではそれなりに評価され順調に昇進もしており、不満はなかった。そのため、退職して別の道を歩むかは悩んだという。そんな時、坂本さんの背中を強く押してくれたのが、サン・テグジュペリの『人間の土地』の一節だった。

人間であるということは、とりもなおさず責任を持つことだ。人間であるということは、自分に関係がないと思われるような不幸な出来事に対して忸怩(じくじ)たることだ。

歌舞伎町で夜回り3年、レスキュー・ハブの坂本新さん 「一歩踏み込んだ支援が必要」 : インタビュー : クリスチャントゥデイ (christiantoday.co.jp)

また、クリスチャンとして長年親しんできた聖書の言葉も坂本さんの決心を助けた。

あなたの手に善をなす力があるならば、これをなすべき人になすことを、さし控えてはならない。(箴言3章27節、口語訳)

歌舞伎町で夜回り3年、レスキュー・ハブの坂本新さん 「一歩踏み込んだ支援が必要」 : インタビュー : クリスチャントゥデイ (christiantoday.co.jp)

退職後はキリスト教系の国際NGOに1年勤務し、その後、警備会社時代から寄付をしていた、前述の人身取引被害者の支援を行うNPO法人に転職した。

話ができるようになるまでに1年半

夜回りを始めた当初は、「困っていることはありませんか。相談に乗ります」と声掛けをしていたが、まともに応じてくれる女性は一人もいなかった。見た目は普通の「おじさん」。初対面で話し掛けても、信用してもらえるはずがなかった。その後、カイロや化粧を落とすクレンジングペーパー、マスクなどに、連絡先を書いた相談カードを添えて手渡すようにした。その場合も、受け取ってくれた人に「〇〇という団体の者です」と切り出せば、女性たちは避けるように離れていってしまう。今は「どうぞ」と言って手渡すだけにしているという。

前職のNPO法人時代も含め、夜回りはすでに3年近く続けている。しかし、彼女たちと話ができるようになるまで1年半かかったという。何度も歌舞伎町に足を運ぶ中で顔を覚えてもらえるようになり、今では彼女たちから話し掛けてくれることもある。

泥沼から救い出すためには、自分も泥沼に入る覚悟で

NPO法人の代表ではあるが、日中は一般の会社で働いており、夜回りはまったくの手弁当。相談する女性たちの多くは経済的な困窮を抱えており、一番多い相談が「お金貸してくれない?」だという現実もある。所持金2千円で、幼い子どもを連れて交際相手の家から逃げ出してきたシングルマザーなど、緊急性の高い事例もあり、坂本さんが自腹で必要な物品を買い渡したり、宿泊先を用意したりすることも珍しくない。また、相談の電話は坂本さんの都合など関係なく、深夜2時でもかかってくる。

「正直しんどいと思うこともあります」。しかし、坂本さんがこの働きを続けるのは、困難を抱える女性たちを助けるには、最後まで寄り添い続ける「一歩踏み込んだ」支援が必要だと考えるからだ。

「性風俗に携わる理由はさまざまですが、多くは経済的な困窮です。児童養護施設出身のため頼れる人がいなかったり、親との関係断絶、交際相手からのDV被害、未婚の妊娠・出産、シングルマザーであったりと、環境も大きく影響します。一方、こうした女性たちは、風俗で働いていることを知られたくない、公的制度や支援団体の存在を知らない、そもそも被害に遭っていると自覚していないなどの理由で、自ら助けを求めない、あるいは求められないことが多くあります。だから、支援者側が積極的に出向いて声を掛ける必要があるのです」
また支援者側は、現在の立ち位置よりもさらに一歩踏み込む勇気と覚悟が必要だと坂本さんは言う。
「関わることで面倒な問題に巻き込まれることもあります。しかしそれでも、最後まで支援し続けるという覚悟で寄り添い続けるとき、当事者との信頼関係が生まれます。泥沼から救い出すためには、自分も一度泥沼に入る覚悟が必要なのです」

相談カードを添えた配布物(写真:同上)https://www.christiantoday.co.jp/articles/29507/20210525/rescue-hub-arata-sakamoto.htm

クリスチャンだからこそ関わってほしい、知ってほしい

一方、これまで活動を続けてこられたのは、自身がクリスチャンだったからという面もあると話す。

「普通の人であれば、不安が先行してしまいなかなか難しいと思います。でも、クリスチャンはからし種一粒ほどの信仰があれば行動できる、祈りによって乗り越えることができると思います。だからこそ、クリスチャンにはこうした問題にもっと関わってほしい、直接関わらなくても現実を知ってほしいと思っています。阪神大震災や東日本大震災では、被災地でいきなり聖書を配る団体もあったと思います。もちろん聖書は大切ですが、被災者にとってそれよりも先に必要なのは衣食住。まずは希望を持てる環境を作ってあげることではないでしょうか。この働きを通して、クリスチャンとして助けを必要としている人たちに希望を与える役割を担っていければと思っています」

レスキュー・ハブは現在、坂本さんとボランティア数人で活動している。今後は毎月の継続的な寄付を呼び掛けるなどし、資金面が安定すれば常勤のスタッフも置きたいと考えているという。寄付は下記で受け付けている。問い合わせは、坂本さん(電話:080・3503・2903、メール:lubluzimu.520663@gmail.com)まで。

【口座情報】
三菱UFJ銀行 渋谷明治通支店(店番:470)
(普)4225858 特定非営利活動法人レスキュー・ハブ
※ 送金後は上記の坂本の連絡先までご連絡ください。領収書と礼状を送りいたします。


第1回【中絶による悲しみに寄り添う 教会で見過ごされてきた心のケア】、

◆チラシもあわせてご参照ください。

☆ちらし:0701宗教者としていのちの尊厳を考える

◆当日配布資料

0701人身取引防止TF学習会(当日配布プログラム)

①シナピス・ビスカルド篤子さん

②プロテスタント救世軍・石川節子さん

③WCRP/ACRP篠原

④大恩寺・ティックタムチーさん

◆坂本新さんへのメール内容 
前略、ブログ記事書きましたのでご確認ください。

◆夜回りレスキューで人身売買からの脱出を支援するハブとしての役割。坂本新さん。#SDGs16 |◆今を開く力◆「アンネの法則」書くこと、語ること、読むこと、ドリームマップを描くこと! (note.com)

私は、「胎児の日」の制定を呼びかける平和学とピースメディアをライフワークとするキリスト者です。プロライフともつながっています。しかし、中絶に至る前の段階の救済が必要不可欠だと考えています。

ですから、坂本新さんの働きは、今、この時代においての神の要請であることが良く分かります。

18歳までの児童買春においては、買春の男性の検挙に警察が動けるけど、売春禁止法には、男性の処罰規定がないので、警察も自治体も動けない実態があるという理解で間違いないですか? 

買春の男性を犯罪に位置付け、検挙できる体制が整えば、この問題解決が促進されると確信しました。 

山室軍平らが、世界でも稀有な売春禁止法の制定を実現しました。その時に、なぜ、買春の犯罪行為が盛り込まれなかったのでしょう。

◆神がお働きになる手法があります。それは、「信仰告白」が世界を変えるという真理です。

LGBTQに関しては、#ナッシュビル宣言 が作られています。このように、キリスト者が信仰告白として、信条として、宣言に署名できる「信仰告白」を作り上げ、世界の平和を作りだす、子どもたちへ、特に、ノーベル平和賞受賞者に、賛同署名をいただくという行動をとりませんか > 人身売買に関する全ての内容を含める必要があると思います。

オスカル・アリアス元コスタリカ大統領から、平和のメッセージをいただいたことがあります。賛同署名を求めると同時に、個人からも平和のメッセージをいただくムーブメントとして、人身売買を根絶しましょう。これは、神がお望みの事だと確信します。神が共にいてくださいます。

WINDOW Autumn No.34 (kochi-kia.or.jp)

二つの賛美歌を送ります。

Jo Malone London (youtube.com)

【新聖歌】God Bless You 弾いてみた (youtube.com)

こういう機会もあります。電子図書出版なら費用はかかりません。

NOTEにこれまでの歩みの記事を書いていただけませんか?出版につなげる内容が坂本新さんには、あるはずです。

この出版に、キリスト者の神学者たちによる「人身売買根絶の信仰告白」を入れましょう。

第7回全国出版オーディション無料説明会
https://okazaki-media.com/p/r/R8Cx5tE9

主に在りて。

山下由佳( 山下安音)

(20+) Facebook


■性の聖書的理解ネットワーク「NBUS」へのメール内容

前略、署名に私の名前がないように思うのですが、ご確認いただけますか? また、署名した人の名前を五十音順に並べ替えていただければ、自分の名前を見つけやすくなります。当事者が助かります。

また、性の問題は、中絶という悲劇的な結果をもたらします。この信仰告白の運動は、神がお望みの事だと確信します。

そこで、平和学研究者としての提案なのですが、

下記のメールは、人身売買のハブとしての活動をしている坂本新さんへのメールですが、

同時に、 性の聖書的理解ネットワーク「NBUS」のナッシュビル宣言においても、署名を求めるにとどまらず、個人からの短いメッセージをいただき、掲載するという形式をとってはいかがでしょう。ノーベル平和賞受賞者へ署名を求める運動と共に。

また、「人身売買撲滅の信仰告白」の宣言を神学者にご相談したいと思っています。それぞれの案を出し合って、話し合う場を形成して、宣言内容を決定していきたいと祈っています。ご協力いただけませんか?神学を踏まえた信仰告白を論ずることを希望するキリスト者限定での集まりにしたい。階級は問いません。自由主義神学者は混乱をもたらすので、避けたいと祈っています。福音主義のみ、神の御心のみを聞き取り、宣言できる信仰者のみの限定での話し合いとしたい。よろしくお願いいたします。かしこ

#アンネの法則の山下安音です。私のライフワークは、平和学研究とピースメディア。VISGOのプロデューサーに就任により、完全成果報酬型の教育コンテンツと電子出版に、専念することになりました。udmyとVISGOへ動画教育コンテンで、世界を変える。SDGs3,4の実現に向けて一歩一歩