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画質がいいだけがカメラではないよね


FUJIFILM X-T1
XF 35mm f1.4 R
PROVIA

前回の記事で中判デジタルを買ったという話をしたが、それを4、5日持ち歩いて写真を撮った。
確かにものすごく画質はいい、感動すらする。しかしながら、カメラとレンズが共に重いため、レンズとボディを支えていた手首の関節がやや痛くなってきたのも事実だった。

今日は雨だったこともあり、取り回しの悪いGFXは防湿庫に置いておき、X-T1に神レンズと名高い35mmf1.4をつけて、少しだけ撮影をした。


FUJIFILM X-T1
XF 35mm f1.4 R
PROVIA

画質の面では圧倒的にGFXの方がいいだろう。X-T1のセンサーサイズはGFXの三分の一しかない。そこには超えられない壁はある。
しかもT1は2014年の発売、もう9年も前のカメラだ。性能面でも今のカメラと比べれば劣るところは多い。
でも、とにかく軽量だ。傘を片手に持ち、もう片方の手でカメラを構えても全く疲れないし、首にかけても負担はない。

画質にこだわるなら確かに中判をずっと持ち歩いていればいいのだろうけれど、撮影する人間の機動力は確実に削がれる。それでは撮れないものもあるんだろうなと感じた。
雨の日は傘を差しながら、片手でも簡単に撮れるというのも、画質では測れない、立派なカメラの性能なんだろうと思いながら、シャッターを切り続けた1日だった。


FUJIFILM X-T1
XF 35mm f1.4 R
PROVIA
神レンズはやはりボケが綺麗だ


FUJIFILM X-T1
XF 35mm f1.4 R
傘を差しながらこうやって濡れたものに寄って撮るのは、小型軽量カメラの方がやりやすい。

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