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ミニマリストのスキンケア(商品選び編)

前回の続きです。

肌の状態を維持、改善していくにはどうしたらよいのか正解が分からない状態でしたが、自分なりに調べてミニマルなスキンケアを考えました。

トラブルがある場合は、皮膚科に行くことが大切ですが、ここでは日々のケアをどうしていくかについて書きます。

前提として、ここで書くようなスキンケアをやっていても基本的な健康維持管理ができていないと、長期的には肌はよくなっていかないと思っています。

食事、運動、睡眠、ストレス管理などですね。

皮膚というのは、身体の中で一番虐げられている器官だということです。

皮膚は生命維持のためには重要な器官ではないため、栄養不足などがあるとその少ない栄養は他の臓器へ優先され、皮膚にはあまり回ってこなくなります。

根本として健康維持をしていくことが重要だと考えています。

スキンケア商品の選び方

肌の仕組みについては前回の記事に書いています。

スキンケア商品選びについて辿り着いた私の基本的な考え方は以下です。

自分に合うものが大事

肌の水分量と皮脂量から4つの肌のタイプがあり、スキンケア商品は自分の肌のタイプにあったものを選ばないとトラブルになる可能性が高いとのことです。

肌タイプ

例えば、乾燥肌なのに皮脂を取りすぎてしまう洗顔料を使っている場合は、肌荒れなどのトラブルにつながると思いますし、逆に脂性肌の人が毛穴につまりやすいタイプのオイルを使うとニキビができてしまうことにつながります。

資生堂のビューティーチェックというサイトでは、いくつかの質問に答えることで自分の肌タイプを知ることができます。

完璧な診断とは言えないかもしれませんが、一定の参考にはなると思います。

私は普通肌の診断結果になりましたが、実際は真ん中あたりに位置し、どの肌タイプにも移り変わりやすいということがわかりました。

資生堂のビューティーチェック結果

上の分類にはありませんが、敏感肌という生まれつき肌の弱い人もいます。

私は幼少期にアトピー体質であったり、蕁麻疹が発症したり、強いタイプとは言えないので、この敏感肌の特徴を持っていると思っています。

また、アレルギーなどで特定の成分が使えない方もいると思っています。

スキンケア商品は様々な成分が含まれており、誰かがよいと言っている商品でも、何か別の成分が合わない場合があります。

万人に効果のある商品は存在せず、人によって肌の反応は異なるため、一度試してみて肌に合わない場合は変更することが重要だと考えています。

できるだけコストを抑える

米国皮膚科学会(AAD)の記事に、高価な商品だからといって効果が高いという訳ではないと書かれています。

高い価格である理由は、様々な理由からだと思いますが、マーケティング費用に使われているということも大いにあると思っています。

高価な商品で本当に効果がでているのであれば別ですが、高いコストをかけなくてもできる、基本的なスキンケアを行うことを優先したいと思っています。

できるだけシンプルに

米国皮膚科学会(AAD)の記事によると、たくさんのスキンケア商品を同時に使うと肌荒れになりやすいとのことです。

継続のしやすさを考えてもシンプルにするのがよいと考えています。

スキンケア3種の神器

ミニマリストとして、最小限で最大限の効果を出したいと思っています。

米国皮膚科学会(AAD)の記事に書かれていることをベースに、他のプロフェッショナルの発信内容を取り入れて、やるべきことは何なのかを考えました。

行き着いたのは、以下になります。

  1. 洗顔

  2. 保湿

  3. 日焼け防止

いたって基本的なことです。

AADの記事には、何か特別な成分が含まれた美容液を使用するようにといったアドバイスは特に書かれていません。

ただし、保湿・日焼け防止の重要性については、様々な専門家が口を揃えて言っております。

まずは基本的なことをしっかりやることが重要だと考えています。

洗顔

洗顔については、保湿の前に皮膚に付着している汚れなどを落とすことが目的です。

洗顔によって皮膚を保護している皮脂まで取れてしまうため、仕方なく行うことと意識するとよさそうです。

AADの記事では洗顔は1日2回までにするように推奨されています。

また、熱すぎないお湯で、擦らずやさしく洗いましょう。

これも自分の肌に合ったものを使った方がいいですね。

石けんって肌に優しいイメージがありますが、割と洗浄力は高めで乾燥肌の人には向かないらしいです。

私は低刺激なココイルボディソープという商品を洗顔に使っています。

もちろんボディソープとしても使うことで一本化しています。

保湿

スキンケアに必要な保湿。乾燥すると外部刺激に弱くなります。

とにかく保湿できればいいと考えているので、余計な成分は不要という考えです。

高級品のようにチビチビとしか使えないものではなく、気にせず毎日大量に使える商品を選びたいです。

ミニマルに考えるとオールインジェルのような商品がよいのですが、少し割高になると感じています。

化粧水で肌に水分を浸透させて、乳液もしくはオイルで閉じ込めるという形であれば何でもよいと判断しています。

化粧水はこだわってません。とにかくたっぷり使えることが重要という認識です。

こちらはホホバオイル。オイルの場合は毛穴につまりにくいコメドジェニック指数が低めのものがいいかもしれません。

ニキビができやすい脂性肌の人場合は、乳液タイプなどの方がいいかもしれません。

日焼け防止

日焼け止めは毎日塗ることを推奨されています。

紫外線は室内にも入ってきますし、曇りの日でも晴れの日の約6割の紫外線量があるとのことです。

前回の記事で書いた通り、シワ・たるみなどの肌老化の原因の約8割は紫外線による光老化が影響しているようです。

肌は通常の年齢的な老化に加えて、紫外線による老化が進むということです。

AADが推奨している日焼け止めの条件は以下です。

  • SPF30以上

  • ブロード・スペクトラム

  • 耐水性あり

ブロード・スペクトラムというのは、紫外線のUV-AとUV-Bの両方を防ぐ効果があるという意味で、大抵の商品にはSPFとPAの表示が付いているので、特に気にしなくても大丈夫だと思います。

耐水性については、汗などで落ちてしまうことがあるので、水に強いタイプがいいとの理解です。

SPFについては、30以上の商品を推奨されていますが、30のようなマイルドなものと、50+のような強いタイプのものとでは、使っている日焼け効果のある成分が異なることが多いようです。

弱いもの: 紫外線散乱剤(酸化亜鉛、酸化チタン)
強いもの: 紫外線吸収剤(メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど)

SPF50+のような強い効果の場合、肌への刺激も少し強くなります。

なので日常使いはマイルドなもの、屋外のレジャーなどではSPF50+の強いものを選ぶようにしました。

ただし、例によってその人の肌に合う合わないがあるので、使ってみて肌に合っていれば、日常使いもSPF50+の商品でもいいと思っています。

日常使いのSPF30の日焼け止めは無印商品のものを使っています。

レジャー用はこちらなど。

また、外出するときは、帽子をかぶるなど、できるだけ肌を露出しないような服装にしましょう。

参考にした情報

米国皮膚科学会(AAD)

アメリカにある皮膚科医の専門非営利組織です。以下のBasic skin careを参考にしました。

北条元治さん

肌の再生医療をやっておられる北條元治先生のYoutubeチャンネルです。

かずのすけさん

専門知識に基づいた化粧品のレビューなどが豊富です。

すみしょうさん

化粧品研究者の方で、スキンケア商品の解説が参考になります。

タイトル画像: Unsplashelizabeth liesが撮影した写真

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