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小さな子どもじゃなくても、言いにくいことは上手く言葉にできない。

三連休明け、みなさんおつかれさまでした。
今夜は中秋の名月だったのに、すっかり月見団子を買い忘れてしまいました・・・。

昨年までは、白玉粉を買って長女と一緒に白玉団子作ってたのになあ。

昨日、「学校行きたくない」と言っていた長男は
今朝、黙って登校しました。

おはよう、と  忘れ物ない? は無視で、
朝ごはんは食べ残して、
いってらっしゃいには、
いつもより随分そっけなく手を上げてましたが。

それでも、不機嫌をまき散らさずに行けたので成長だなあと思いました。

私は、昨夜から
明日の朝、どうしよ~。
長男になんて声かけようか。
休ませるべき?
いやいや、もう今の彼なら大丈夫だよね。
どうするのが正解?
とか思ってぐるぐるしてたんですけど。

昨夜のうちに話してくれた理由は、
国語の発表をしないといけないから。

う~~ん。
正直言うと、それくらいなら登校してほしい。
発表するのは全員だし。

これで休んでいいよなんて、甘やかしですよね。

って、思ってたんですが。
帰宅した長男は、終わった解放感もあって自分から詳細を話してくれました。

なんと!
ただ発表するだけではなく、
気になった発表をしたクラスメイトのところに行って話を聞く
というオプション付きのミッションだったそうです。

なるほど、なるほど。

彼が「学校に行きたくない」と久しぶりに言った理由がわかりました。
いつも後出しなんですよねー。。
きっと、色々頭で考えているから、気になることがたくさんあって、
不安もあって、上手く言語化できないんでしょうね。

中学3年生にもなって、だいぶ落ち着いてもきたからと思っていましたが、
やっぱり、一歩ずつですね。
親も焦らずついて行かなくちゃ。

それにしても・・・先生。
それは、繊細っ子にはなかなか気を揉むシチュエーションですよ。

長男も言ってましたが、
誰も自分のところに来なかったらどうしよう、とか
自分は誰のところに行ったらいいのかな、とか。
クラスメイトの発表から、何を聞いたらいいの? とか。

まあ、でもちょっとプレッシャーがかかる状況だったり、
ちょっと苦手だな、という状況を経験してなんとかそれなりに
達成できるという経験も大切なんですけれども。

肝心の発表の件については、
「おれんとこにも、来てくれたわー」
と言ってました。
よかった。

不安はありつつも、がんばって行ってみる、という今日の選択が、
明日以降の彼をきっと後押ししてくれると思います。

それにしても。
昨日の時点で今日の登校について、結論を出さなくてよかった。
待ってみることも、大事な親の仕事ですね。

この、信じて待つ、見守る、というのが
なかなか大変だったりするんですけどね。

《 今日のまとめ 》

〇こどもは自分の気持ちを上手く伝えられないから、
 出てきてる言葉だけで判断するのは、ちょっと早いかも。

〇時には、答えを出さずに待ってみよう。

というお話でした。

後日談、という感じになりました。
読んで頂き、ありがとうございました。

明日を前向きに待つことができますように。
きれいな月に願いを込めて。





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