私の人生

#創作大賞2024

私は60歳になります。
1963年9月に生を受け、姉妹4人のうちの2番目なります。　
大人しくて、静かな子だったそうです。

小学生になったばかりの私は学校に楽しく通っていました。そんな時に母が浮気をして家庭崩壊しました。

姉と私は父に、妹2人は母にと離婚して姉妹が別れ離れになりました。
それから体調が悪く、頭痛、吐き気、食も進まずでした。
学校は転校ばかりで勉強が前の学校で習っていない物が次の学校では終わっていたりと、段々と分からなくなってしまいました。
そんな私でも夢があり歌手になりたかったんです。

そして4年が過ぎ姉が中学1年で他界します。
急性肺炎でした。
私が学校から帰って来たら胃液を吐き、反応も薄くて、救急車を呼んで病院に行った、その後の言動、行動は、まったく覚えていません。
ただ、いつもの身体の体調が悪く、姉の事も体調も悪いのは私のせいなんだ！　死ぬのは私なんだと思うようになっていました。

2年後父の地元に帰る事になり、最後の転校となった小学6年でした。転校は6回しました。
そんな時、妹達に学校で会いました。
母が恋しかったのか学校帰りに妹達と母に会い、泊まる様になり、父の知り合いから、もう一度再婚しては？との事から、もう一度家族として生活が始まりました。

そして間もなく母からの、イジメを受ける事になり、また体調が悪くなりました。
学校に行けないって言うと、ズル休みするな！
消しゴム買いたいからお金頂戴と言うと、お前に上げるお金はない！
中学生になっても、給食費の袋を持って帰ると妹達には、直ぐに上げて、私には、お金がないから待っていろ！　　
私は部活動はやらず、夕刊配達して、鉛筆や消しゴム、給食費を自分でやりくりしました。

そして進学の三者面談で先生が成績の話しをしたら、この子は高校には行きません！
下2人がいますからと！私は行きたい学校がありました。
結局高校には行けませんでした。
当時は学校に就職先があったので、美容院を紹介され、遠くのお店に追い出される事になりました。

体調は少し良くなっていました。
まだ身体が未熟なのか？毎日シャンプーをしていて、椎間板ヘルニアになってしまいました。
寝込んで数ヶ月後に実家に帰らせてもらいました。

実家に帰り、間も無く一本の電話が、また、私の人生が代わりました。
中学の時に暴走族に2回行った時の名前も歳も知らない男の人でした。
あの時のだよって言われ、あー何となく？と話しになり、明日合わないか？と言われ会う事に！
そのまま遠くに連れていかれ自分の知らない所で彼の友達の家に行きました。
今度は家出でした。私は何も分からず何日も泊まり、その後アパートに住む事になりました。
彼らは薬をやっていて私にもしました。
その内に、妊娠した事から実家に連れ返してくれました。
母は直ぐに気づき病院へ！
堕しますか？生みますか？
私は堕すと言う言葉が分からず生みますと答えていました。
私は16才でした。
彼は結婚していました。毎日仕事を行かず、ただのポン中でプータロウだったのです。

母がまた、でしゃばり、結婚しなくては、しょうがないから早く出て行けとばかりに彼の親と話しをして結局、結婚しました。
その後DVにあい妊婦中でも暴力を振るったり、可愛いがったりの繰り返しとなりました。
出産と同時に離婚届け、婚姻届けをして、子供の名前まで、かってにつけられてしまい、夢も希望もありませんでした。
そして間もなく2番目の妊娠となり、彼は相変わらず、仕事もせず薬を打って、暴力が始まります。

ある日、あそこの店に行って働け！
と、言われて働きました。スナックです。
お酒も飲めない、歌も上手じゃなかった私でも、飲んで歌ってと、いつしかNo.1になって行きました。
ある日お客様を送りに出したら、彼が陰から見ていて、帰ったら凄まじく暴力を振るって来たのです。
お客様と帰り際ハグをしただけだったのです。

そして離婚をする為に実行したのが実家に帰り、家庭裁判所に行きました。
もちろん双方に手紙が届いて裁判の日を待ち侘びていた時に電話があり、こんな面倒くさい事するならハンコを押してやると言って来ました。
やっと離婚成立して、世々したのも束の間で、電話で呼び出されて夜暗い所で暴力を振るったのです。
4度位同じ事があったので最後の日、病院に行き、警察に診断書を持って行きました。
警察署から連絡があり行ったら、私は諭されました。捕まえるのは良いけど、2人の子供の父親が罪人によって子供達が傷つくので、自宅から判決？何MLは近寄らないようにしてくれました。

必死でスナック勤めをしましたが、また母親が子供は夜、母親が執拗何だとか言い出し店を休んだりするようになりました。
昔の週刊誌には1番裏にキャバクラの募集があり子供達を連れ新宿へ行き勤めました。
手持ちのお金も少なく部屋だけ用意されて、鍋などがなくって大変で、店も昼から行って名前を書かないと新規のお客様に、自分が回って来ないので、ビルの上には託児所があるから子供を預けて仕事しました。1日1万円からスタートして部屋代、託児所代を払うと5000円位あまりますが、ミルク代、オムツ代、食事代等で、中々貯まりません。
いつの日か、子供達を実家に連れて帰り、自分だけキャバクラで頑張り仕送りが出来るまでになりました。
この時の年齢は23歳でした。
まだまだ先は長く色々ありますが、このくらいにして起きます。