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セカンドライフの具体的な過ごし方:1ヶ月のスケジュール公開


2024年1月13日 『君たちはFIRE後どう生きるか』を出版しました。
寺澤伸洋さん@FIREしたビジネス書作家 の著書に寄稿する形で、自分の文章が形になった幸せを感じているこの頃です。



友人からの質問

書籍を読んだ50代の友人から、質問を受けました。

質問:「もっと詳しく過ごし方を教えてよ」


質問をくれた彼は現在会社員で、退職前の私と似た境遇です。
すでに資産形成ができており、仕事が順調で、楽しい仕事に毎日邁進している状態です。

家族や、社会的地位からみて、退職する理由はどこにもありません。忙しい仕事とはいえ、彼のスキルに適しており、同僚との関係も良好です。稼働時間が長いことも、苦痛なく、それこそが充実であると感じているようです。

仕事量に見合う十分な高収入も得られています。

もちろん彼は私のことをよく知っていますし、私が辞めた決断も知っています。そんな彼が、kindle出版『君たちはFIRE後どう生きるか』の、まこさんパートを含め20人の記事を読んで質問してきたのです。

質問:「資産形成はできたけど、会社を退職したらすることがなくて退屈しそうだ、どうやって過ごしているの?」

◇   ◇   ◇

ダラダラ? テキパキ?

FIRE後、定職につかず、1日、1ヶ月のスケジュールはすべて自分で管理することができます。このことが、友人たちからは、「どう過ごせばいい?」という漠然とした質問が出てくるのでしょう。

この書籍は、その参考にとてもなると思います。しかし、友人は読んだ上で、ざっくりしすぎていて、自由時間の過ごし方を具体的に質問してきます。


これが、まこさんの書籍に書いたセカンドライフの1日です。

『君たちはFIRE後どう生きるか』
FIRE体験記 No.7 まこさんより抜粋


一言で言うと、ビジネスパーソンの週末です。実際にその通りです。土日に過ごしていた行動パターンがずっと続くイメージ。

だからこそ、週末の2日間くらいなら、ダラダラ過ごしてもいいけど、それがずっと続くとなると、退屈で何していいかわからないので、時間を持て余すのではないかと疑問が湧くのでしょう。

ダラダラって擬音語を使いましたが、実際私は、ダラダラ過ごしている印象は、退職後1年半はありません。かといって、テキパキって感じでもありません。

ゆっくり、のんびり、落ち着いて過ごしています。

◇   ◇   ◇

ゆっくり過ごす時間こそが充実


スケジュールを集計する上で、3つに大別すると、
① 一人で過ごす時間
② 家族と過ごす時間
③ 人と過ごす時間
④仕事をして過ごす時間

友人たちは仕事人間で、勤務時間で通勤を含めて10時間、その前後も仕事のことを考えているので、ほとんどの時間が仕事ばかり。

退職すると、この④仕事をして過ごす時間がゼロになります。

ビジネスパーソンとして、① 一人で過ごす時間、② 家族と過ごす時間、③ 人と過ごす時間 はほとんどなかったことが背景にあると思います。だから、不安を感じているのでしょう。

仕事してない=ひま=充実していない
こんな方程式なので、どうしていいかわからないことが考えられます。

この気持ちは私も経験しています。

仕事=忙しい=充実している 
という価値観のビジネスパーソンが多いと思います。


「充実したい」と多くの人は考えます。
そのために、
ひま=時間に余裕がある
と素直に考えられるようになると、

時間に余裕がある=充実している
と意識が変わります。
私は退職してある程度の時間が経過したのちに、ゆっくり過ごす時間こそが充実していると感じるようになりました。この価値観の変化は、忙しい会社員では在籍中では無理なので、退職後でないと得ることができないと思います。

なお、書籍『君たちはFIRE後どう生きるか』では、文章でもう少し詳しく書いています。下記のようなページの場所です。

『君たちはFIRE後どう生きるか』
FIRE体験記 No.7 まこさんより抜粋


時間の使い方

多くの友人が、イメージできないようです。自分の好きなように過ごせばいいので、そんなに気にしなくていいんです。

私の場合は

① 一人で過ごす時間

・本を読む
・note執筆
・PC作業によりボランティア活動
・ギターを弾く
・散歩、体操、ジム
・家事
・SNS(チャット、YouTubeなど)


② 家族と過ごす時間

・家族団らん
・家族で一緒に散歩
・黒猫2匹の世話、愛でる


③ 人と過ごす時間

・金融相談、アドバイス
・キャリア形成相談
・資料作成のための打ち合わせ
・ランチ
・懇親会
・勉強会参加

具体的なスケジュール

友人からは具体的にって言われたので、
1月の誰かと過ごしている主なスケジュールを列記します。
① 1人で過ごす
② 家族と過ごす
③ 人と過ごす
3つに大別してみます

第1週
1月1日 ② 牟礼神社 初詣
1月2日 ② 体調不調療養
1月3日 ② 体調不調療養
1月4日 ② 体調不調療養
1月5日 ③ ZOOM打ち合わせ1時間
1月6日 ① 終日予定なし
1月7日 ② 成田山新勝寺 初詣

第2週
1月8日 ③ ZOOM打ち合わせ
1月9日 ③ 主宰金融勉強会
1月10日 ③ ZOOM相談、 友人とギター
1月11日 ③ 友人ランチ 4時間
1月12日 ① 終日予定なし
1月13日 ③ 友人ランチ 3時間
1月14日 ③ 勉強会参加3時間、食事会2時間

第3週
1月15日 ③ ZOOM勉強会参加、ZOOM懇親会2時間
1月16日 ③ 友人と散歩5時間、主宰金融勉強会
1月17日 ③ ZOOM打ち合わせ、 友人とギター
1月18日 ③ ZOOM録画取り、ZOOM打ち合わせ
1月19日 ① 終日予定なし
1月20日 ③ 終日 資産運用エキスポ参加
1月21日 ③ 終日 資産運用エキスポ参加&懇親会

第4週
1月22日 ① 終日予定なし
1月23日 ③ 出版記念懇親会、主宰金融勉強会
1月24日 ③ 友人とギター、ライブ参戦
1月25日 ③ 友人ランチ6時間@名古屋、ZOOM相談
1月26日 ② 墓参り、母親ケア
1月27日 ③ ZOOM録画取り、出版記念Space開催
1月28日 ③ 友人ランチ3時間@大阪

第5週
1月29日 ① 終日予定なし
1月30日 ③ 主宰金融勉強会
1月31日 ③ 誕生日Party参加

ざっくり集計すると、
① 1人で過ごす 5日間(16%)
② 家族と過ごす 6日間(19%)
③ 人と過ごす  20日間(65%)
こんな感じです。

2月も予定では、
③ 人と過ごす18日/29日=62% です。

仕事の時のように終日ではありませんが③人と過ごす日が2/3なので、勤務していた時と大きな差がないようなスケジュールです。

人生は人それぞれ

勤務していた頃は、私のOUTLOOKスケジューラーには1日10件前後の予定が入っていました。オンラインで開示しているため、社員ならだれでも閲覧可能でした。

わずか30分の休憩時間ですら、Invitationが放り込まれます。先約している会議の重要度が低いときは、同時間に2つ目の会議依頼まで来る始末です。

この忙しさこそが、充実して楽しかったし、まるでゲームをクリアーしているように、こなしている自分に満足していました。

その会社員時代と比べると、今月の予定は、1日に1つくらい。自宅でのんびりしているときは、2匹の黒猫たちと過ごしています。家族以外の人と過ごすことのない終日予定なしが5日間でした。

多いとか、少ないとか、他者と比較する必要もないし、自分が満足して充実していると感じることができれば、それでOKなんです。

質問を受ける時は、こんなn=1の事例を参考にしてもらったり、kindle出版『君たちはFIRE後どう生きるか』の20人のエピソードを参考にすることは、イメージを膨らませるには良いことだと思います。書籍には、20人の1日の過ごし方が全員分見ることができます。

しかし、自分は自分、他人は他人なので、自分の人生において、自分軸をしっかり持ちことが重要。誰とも比較しない自分になれることがセカンドライフの過ごし方です。他人の目を気にした自分の人生なんて、もったいないですよ。

つまり、この本を読まないで、自分を見つめ直すことを優先してください。

LINEやMassengerでチャットしている時間は、人と過ごしていると言えるかどうかわかりませんが、コミュニケーションが取れている気がして楽しいのです。

一方、SNSを無目的に見るのは時間の無駄遣いに感じるので、極力しません。YouTubeはよく見ますが、YouTuberの友人たちのチャンネルを確認したり、自分の興味関心を検索して見るようにしています。

タイトルに惹かれてクリックするものは、サムネイルに釣られただけの駄作ばかりなので、気をつけています。

ダラダラでも、テキパキでもない時間の使い方について、今日は書いてみました。


時間の余裕を取り上げた記事↓


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フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com