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自己実現が最終的な目的なのか?

やりたいこととは?

自分のやりたいことを見つけて、スキルを身に付け実行する。その自分のやりたいことで収益を得ることができて生活していくこと。

こうした自己欲求を満たして、自己実現を達成することで、自己充足していくことをマズローのピラミッドでも伝えたいのだろうと思う。

こういった価値観が、自らの本来の価値観と同一なのか、あるいは世の中のムーブメントに影響されて、作り出された価値観なのかで違うと思うんだ。

主体性をキーワードに考えると、自己責任のもとに行動することなので、これが自分の本来の価値観、ベースならそれが理想的と言うことになる。

そもそも自分のやりたいことが何なのか、明確にできない人が多いのではないだろうか?

何を隠そう(何も隠してないけど)私もやりたい事は、今だにぼんやりしている。

過去には、キャリアプランやプロジェクト達成に自己実現欲求を置き換えて、お陰様で、やりたいことを手に入れる人生を送ることができた。

空虚感、、、

しかし、現在セカンドライフ進行中で、ふと、空虚感を感じる。

まるで、オリンピックで金メダルを取った選手が目標を失うみたいな、、、
金メダルを目指したことも取ったこともないんだから、そんな例えは、適当ではないと感じつつも、それなりの社会人人生だったと振り返っている。

だから、定年退職した人も仕事を求めるんだろうな〜と感じつつ、自分のやり方を模索しているこの頃。

人生の目的とは

退職を想定したセカンドライフ生活プランを、何年か練習したときに、何度も繰り返した1人ワークショップ。この積み重ねでやりたいことを”手段”にして、そのやりたいことを達成した。そして、その先の”目的”を先に明確にすることができた。

つまり、会社員としての業務達成はあくまでも”手段”であり、目的ではないと理解した。

そして、私の目的とは、「毎日幸せでいて充実していること」と明示した。そのためには、自分のVISION『私は、すべての人に、物に、感謝しています』これを毎日実行するだけなんだと、ひとつの結論を出してある。

つまり、やりたい事はあってもなくてもいいし、できてもできなくても、幸せで充実した生活が送れれば目的達成なのだ。

マズローの欲求ピラミッド

5段階のピラミッドの頂点が、自己実現欲求である。タイトルの自己実現が最終的な目的なのか? の問いについて考えてみる。

頂点が自己実現欲求で、自分の持つ能力や個性を最大限に発揮して、なりたい自分になることが満たされれば目的達成だよね。

じゃあ、その先は?

ここで重要なのが、”目的”と”手段”

自己実現欲求を満たすことは、”目的”なのか? ”手段”なのか? ”目的”であるなら、最終のゴールテープを切った時点でレースは終了となる。

私の場合には、今までの人生で、何度も”目的”を達成して、レース終了をしたと思ったら、また、新しいレースに参加して走り始めていた。

いつの間にか、あたらしい ”目的(ゴール)”をめざしてるんだ。 この目的が自分で主体的に決めたものならいいんだけど、たまには、他人から設定されてしまうものまであった。

どうもゴールテープを切ってレース終了しないってことは、本当のゴールではなかったってことだね。つまりマイルストンとしてのKPIを通過しただけ。

じゃあ、本当の”目的”はどこにあるの?


takahashiarchitectsstudio.com


第6の欲求

マズローピラミッドをGoogle映像検索すると、ビラミッドのその上に、超越自己欲求が乗っている作図をよく見かける。

「見返りを求めずエゴもなく、自我を忘れてただ目的のみに没頭し、貢献している状態のこと」を、第6の欲求というらしい。

たしかに、ボランティアが面白く感じ、他者のために貢献したい気持ちが強まっている。かつ、見返りがゼロで全く問題がなく、サポートしている行為自体が、自分の欲求を満たしている。 ボランティアが趣味の領域に入り、楽しみと充実を感じている。

持続性

上記図で、気になるワードを見つけた。
それは ”持続性”

ゴールテープを切るまでは一瞬。ここでの一瞬は、数日のこともあれば、数ヶ月、数年の時もあることを含めた意味での一瞬。持続性とは、終わりなく継続していくことを意味していると解釈している。

私の目的の「毎日幸せでいて充実していること」はゴールテープのない持続性にピッタリだなと思いながらこの図を眺めている。

まとめ

タイトル回収:自己実現が最終的な目的なのか?
 
→私の場合は、自己実現を、「毎日幸せで充実していること」と定義しているので、ゴールテープを切って達成して終わりではなく、継続した毎日が送れることで目的達成となる。


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