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あなたの資産のうち外貨は何%ですか?

私たちの年金は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)によって運用されています。このポートフォリオはとても手堅く、リスクを最小限に抑える手法です。

タイトル:「あなたの資産のうち外貨は何%ですか?」の回答として、GPIFの場合は外貨50%です。これは個人でも参考になりそうです。

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)


GPIFが積立金の運用を行う目的は、年金制度を継続させていくことです。そのため、長期的かつ安定的に収益を出していく運用方針が求められます。

運用目標を「実質的な運用利回り1.7%を確保できるように、基本ポートフォリオ(保有する各資産の比率)を定め、これに基づき管理を行う」としています。

平均で1.7%の利回りを確保できるように、投資先の資産配分の比率を固定しているわけです。そのための、「国内債券」「国内株式」「外国債券」「外国株式」の4資産です。

個別の資産配分を見ていくと、4資産に25パーセントずつ、均等な比率で分散投資を行っています。

外国:日本=50:50
株式:債券=50:50

年ごとの比率を見ると15%〜35%と経済情勢を反映して、上下10%のブレの中で、ポートフォリオの比率を調整しています。

コロナショックで大暴落した2020年でさえも、GPIFは運用益を叩き出している超優秀なファンドです。

大儲けもしない代わりに、リスクも負わない様に設計されたポートフォリオなのでしょうね。

◇   ◇   ◇


2023年8月は夏休み集中、金融勉強会を開催しています。
聴講者から質問:
Q1:外貨はどれくらい持つべきか? 
Q2:債券は持つべきでしょうか?

ちょうどいい機会なので、我が家を調べてみました。
(2023年7月31日の資産)

GPIFの分類で分けてみました。

まこさん家のアセットアロケーション


左図が投資のみの円グラフ
右図が総金融資産の円ブラフ

まこさん家の概要
・総金融資産の76%を投資で運用
・総金融資産の68%を外貨で運用
・投資資産の85%を外貨で運用

考察:
債券比率が高い理由は、現在セカンドライフで、給与所得がありません。資産を減らさないために、安全資産で運用しています。その割には、日本債券はほとんど持ってないんですけどね。

退職する前から、株式運用中心から、株式比率を減らして、債券比率を高めています。特に、アメリカの利上げがほぼ止まった現在においては、債券価格は底値で、これから、債券価格は上がるでしょう。

利回りも高く、株式よりローリスクで利益が確定できる債券は、とても美味しい状態です。

まこさんは未来が見えるので、
債券価格はこれから上がることが見えています。

だから、こんなに、債券比率を高いんです。
もう少し増やそうと予定です。


参考記事↓


フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com