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ほったらかし投資術:私はこの方法で資産形成をしました

今日は投資の話です。
私の投資歴は30年になります。

これまでの投資経歴はこの記事を参考に
30年間の投資経験を振り返って、赤裸々に。


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資産形成方法の1つにつみたてNISAがあります。毎月一定金額でアメリカのインデックスファンドを買うことです。

一度設定してしまえば、毎月同じ日に、同じ金額で、インデックスファンドを買ってくれるので何もしなくていい投資方法です。

これで15年、20年と時間が経過すれば、大きな資産が形成されます。ズバリ「ほったらかし投資」です。

私はこの方法で資産を形成しました。山崎元さんの書籍が出版されています。下記本をご参照下さい

【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術 (朝日新書) 新書 – 2022/3/11
山崎 元 (著), 水瀬 ケンイチ (著)


昨年2022年11月読んだときのマインドマップがこれです。

2022年11月作成:マインドマップ

これから投資を始める方は、ぜひご一読を!

主な投資のマニュアルは下記のとおりです。

STEP1:
3~6ヶ月分の生活資金確保、それ以外のお金を運用資金とする

STEP2:
運用資産をリスク資産と無リスク資産に分ける

STEP3:
無リスク資産は個人向け国債や普通預金

STEP4:
リスク資産は全額eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)に投資


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実はこの本は第3版です。2022年に発売されています。タイトルに書いてあるので間違えないと思いますが、第1版、第2版もあります。金融情報は取扱商品は、日々更新されていくべきなので、現在において第1版を読み直す必要はありません。

第1版のタイトルは、
ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書) 新書 – 2010/12/10
山崎 元 (著), 水瀬ケンイチ (著)

第2版のタイトルは、
全面改訂 ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書) 新書  – 2017/5/1
山崎元 (著), 水瀬ケンイチ (著)

第1版は2010年に発売されています。私は、この第1版に影響を受けています。今日は、その思い出話を書きます。

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投資歴30年と言っても素人です。会社員をしながらです。会社員として長期間勤務したほとんどの時間を投資していたので、期間だけは長いだけなんです。

投資は長期間することが重要です。長期間とは少なくとも10年です。今自分の資産形成の過程を振り返ると「ほったらかし投資」含めて、長期間ずっと金融商品を持ち続けていました。持ち続けるとは、投資を継続しているってことです。

始めた当時は、現在のYouTubeのように、金融情報がないときに始めたので、振り返ると、かなりのリスクを背負った運用をしていました。

そもそもリスクを正確に把握していない状態でした。大損こいた時は、失敗したとわかるのですが、高額手数料のアクティブファンドで儲け損なっていたことは、後から気づいて後悔してました。

現在の投資の王道、INDEXファンドの積み立て投資を始めたのは、2010年この書籍を読んでからだと思います。

2000年代から、つみたて投資を実施していたのですが、現在のSBI証券や、楽天証券のように、自動で簡単に、ほったらかし投資ができるシステムはありませんでした。

定期的ではなく、不定期に同一ファンドを買い増しを繰り返すって感じです。聞こえがいいので「積み立ててました」と言いますが、気が向いた時にどんどん買うって感じの投資でした。

私が現在保有する資産の大部分のきっかけを作ってくれたのがこの本でした。

近年、アメリカインデックスや、全世界インデックスのつみたて投資の自動積立が王道です。多くのYouTubeがこれだけやれば大丈夫って、投資を煽っていますね。

良い傾向だと持っています。日本人の投資に対するネガティブイメージを払拭する上で、心強く感じながら拝見しています。


それにしても、投資歴の浅いYouTuberが多いですね。だから正直なところ、公開していただいている資産金額があまり高額はないですね。資産が急激に増えているYouTuberはインカムが増えていることが大きな要因だと思います。

資産の増え方を参考にする時は、ぜひ運用利回りと入金力としてのインカムを分けて、注意しながら参考にされるといいと思います。

2022年のアメリカ市場は下げ相場でしたので、一般的には資産は減っているはずです。相場に反して増えていれば、インカムが多いはずです。

2023年は上げ相場です。10月のアメリカ市場は下がっていますが、それでもまだ年初来は、平均的に約10〜20%資産が増えていて当然です。もし、1.5倍、2倍になっていれば、大きなインカムがあったと想像できます。

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最近10年間で、主なインデックスファンドは利回り7%でした。72の法則に当てはめると、72÷7%=10年です。72の法則とは、投資金額が何年で倍になるのかを計算する方法です。

利回り7%で10年経つと1,000万円→2,000万円になります。これは積立ではなく、一括投資したものです。

もともと元金がある状態から同一ファンドを積み立てていくことが一般的なので、10年経てば倍になっていることは、標準的な運用だと考えます。

私の例では、20年間つみたてで利回り10%を超えて3倍以上になった銘柄もあるので、その複利の効果をとても実感しています。

ここでのポイントは、
「同一インデックスファンドを、一定金額を、月一回、10年以上、積み立てることを変更しないこと」です。

積立金を増やすことはOKですが、積み立てない月があったり、金額を減らしたりしなければ、資産形成はそれほど難しい作業ではない事を経験しています。

「なんで、まこさんはそんな王道を知っていたの?」

それは本に書いてあったからですよ。

証券会社から聞いたり、当時できる限りの情報を集めて、自分にできる範疇で負担のない方法だと判断して始めました。

2010年の「初版 ほったらかし投資術」が大きなきっかけです。ネット証券もシステムが充実していましたので、マニュアル通り積み立てをしました。

さきほど、ポイントで、「同一インデックスファンドを、一定金額を、月一回、10年以上、積み立てることを変更しないこと」と書きましたが、実は同一ファンドではなかったんです。

えっ〜

投資の意味と複利効果が理解されれば、選ぶファンドは、全世界でも、全米全体でも、S&P500でもどれでいいんです。さらに、投資信託とETFの選択肢もあります。

私は、信託報酬のことが気になっていたので、ETFとしてVTIを積み立てました。VTIとは全米4,000社に投資するファンドのティカーです。投資信託だとeMaxis Slim全米株式に相当するETFのことです。

私は、複数の証券会社の損益通算をするために、源泉徴収なしで確定申告を毎年していたため、外国二重課税の対策も打つことができました。

15年くらい前は、同一ファンドで大手窓口証券で買っていたものを解約して、SBI証券に移して運用し直したり、山崎さんの本に従って、全世界投資信託投資で積み立てていたものを、VTIに変更したりと、実はかなり変更しているんです。

これから投資による資産形成をしようとする方への、参考になれば幸いです。

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フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com