家計簿:お金の使い方を消費・浪費・投資の3つに分けて考えてみる
家計簿をつけているときの項目は、みなさまはどうされてますか?
総務省統計局のホームページでは10項目に分かれてます。
1. 食費
2. 住居
3. 光熱・水道
4. 家具・家事用品
5. 被服及び履き物
6. 保険医療
7. 交通・通信
8. 教育
9. 教養娯楽
10. その他
年金2,000万円問題でも取り上げられた各家庭での支出項目は、この大項目10個で家計簿が算出されていました。
我が家の家計簿はMoneyForwardを使用して大項目5個、中項目30個に分かれて記載しています。5つの項目とは下記の通りです。
毎月、経時的に確認するのには、これくらいでいいかなって思っています。変動するのは食費と日用品のみです。現金カード、特別な支出、住宅は、毎月あまり変動しない項目です。つまり、家計管理は、食費と日用品のみを確認するだけにしています。
私と妻は、一つの財布にしています。クレジットカードも家族カードにして、すべての支払いを、夫である私が全額支払うことにしています。
大部分の支出をMoneyForwardで自動集計しているので簡単です。限られた現金使用は、スーパーの食費と息子たちへのお小遣いが主ですが、大項目として現金に分類して、現金を使用する度に家計簿に入力する手間を省くようにしています。
ものすごくざっくりとした管理ですが、中項目は30項目もあるので、Webではかなりしっかり管理することもできます。
中項目は下記の通りです。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
家計簿は、収入から支出を引いて残った収益を、包み隠さず数値化して現実を正確に把握するモノです。ここからは家計簿Dataを分析してみましょう。
一つの手法として、家計の支出を、浪費、消費、投資の3つに分けて考えてみましょう。支出は絶対にこの3つのどれかに当てはめます。
私の定義
消費:必要なもの
浪費:無駄なもの
投資:リターンが期待されるもの
消費:必要なもの
主に生活費のことで、日々の食料品、日用品、住居費。絶対必要ですよね。娯楽や交際費も必要なものなら消費に入ります。必要でなければ、浪費となります。
例1.
本当は参加したくない社内の懇親会は、必要なら消費(断ることでデメリットが上回る場合)。不必要なのに参加するのは浪費(断ることでメリットが上回る場合)
浪費:無駄なもの
自分で無駄と感じれば浪費です。他者から無駄使いと言われても、自分で必要なものなら消費です。
例2:
必要以上の贅沢をしても、自分の生活を豊かにして満足していれば消費。満足しない使用や虚栄、付き合いだけの使用は浪費です。
例3:
全くサービスを利用していないサブスクや年会費は浪費ですが、支払うことで会員としてのステータスが得られるなら消費です。
例4:
ギャンブルもそれ自体を楽しんでいるなら娯楽としての消費扱いで、大損こいて後悔するようなら浪費です。
投資:リターンが期待されるもの
株式投資、債券、外貨などの金融商品、
スキルアップのための自己投資、勉強代など。
貯蓄としての日本円も投資に含めていいでしょう。
例5:
読書も将来のためにリターンが期待されるので投資に含まれる。
例6:
自己投資のためのセミナー代は、投じたお金に足してリターンが見合わないものは浪費となる。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
昨日の記事で、お金の使い方がわからないことを書きましたが、消費をする分には必要なことなので、あまり躊躇せず使えています。
投資も将来に期待するための金融商品なので、比較的簡単にお金を使用(投資)することができます。
現在のところ、無駄遣いの浪費使用はほぼない状態です。健全な家計状態なんですw。 しかし、この浪費をしてみようかと考え始めています。
◇
過去の記事で後悔したお金の使い方を書きました。(参照→後悔したお金の使い方) 後悔したお金はなかったので、すべては消費か投資に分類できます。
浪費をしないとお金は減りません。無理に減らす必要は無いかなぁとは思っているのですが、心のどこかで我慢している自分がいるのも見え隠れしています。我慢せずに使ったときに後悔する自分がいるような気がするんです。
後悔するだろうと思った浪費であっても、貴重な経験が身につき、その後の役に立つことが多々ありました。それを今振り返ると、浪費ではなく消費(生活を豊かにする贅沢)に相当します。
未経験の趣味を見つけ出したり、新たな生きがいを見つけ出す手段なのかもしれません。だから、もっと躊躇せずに使っていいのかなとも考え直しております。
大きな家が欲しいわけでも、高級車が欲しいわけでも、貴金属が欲しいわけでもありません。日常の些細な事なモノ買う程度のことに躊躇せずに使っていこうかと思っています。
参照記事↓
フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com