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どうして子供の数が減っているの?

高齢化は、現代医療の向上と、老人の健康増進で、理由がわかる気がする。でも、子供の数とか、出生率は、変化はどう説明すればいいの?

結婚年齢が年々高くなったり、生涯未婚率が高くなったり、出生率が低くなったり、、、 こんな話は、多くの人が認識していることなんだよね。

なんで、そんな状況になったんだろう? 理由は?

個人の尊重とか、
経済的理由とか、
女性の地位向上とか、
なんとなく、もっともらしい

勝手に結婚して、勝手に子供ってできるもんじゃないの? 種の保存からするとそうだよね。でもそうなってないよね、日本は。

例1:パンダの場合

パンダは、子孫繁栄が大変らしいですね。動物園での管理方法、パンダの結婚や妊娠、環境を整えたりして、飼育員さんが頑張っているニュースを目にする。

人間をパンダと一緒にするなよ、 って声が聞こえそうだけど、環境要因は大きな理由だと思うんだ。

例2:カボチャの場合

子供の頃、両親の畑を手伝った記憶があるんだけど、かぼちゃは、きれいな大きな黄色い花が咲くんだよ。オシベとメシベで受粉して、作物ができるんだけど、蜂や蝶が、受粉を手助けしてくれる。さらに、生産効率を上げるために、オシベを切り取って、メシベにオシベの花粉を当てる受粉作業を、人の手でするんだ。 子供の頃、そんなお手伝いをしていた。(これって、性教育の始まり??)

環境要因が重要

言いたいのは、環境要因が、パンダにも、かぼちゃにもあるんだよ。

じゃあ、人間は?

昔は、お見合いとか、仲人って制度があったよね。 あれって、勝手に結婚して、勝手に子供ができることを、外的環境要因で手助けしていたんじゃないのかな? だから、若く結婚もできたし、生物学的に出産可能性の高い年齢で、数名の子供を持つことができた背景だと思うんだ。

今でも、お見合いアプリ、婚活サイトがあるから、形が変われど同じかもしれないね。でも、同じじゃないと思うんだ。 

何が違うかというと、強制力。 
現代の恋愛、結婚、出会いに、個人の意思が尊重される。本人同士の合意のもと、結婚が成立してるよね。

でも、昔のお見合いは、ほぼ強制的に結婚させられてたんだ。本人同士の同意とは名ばかりで、親が決めた結婚、政略結婚など。常識という名の、25歳までには女の子は嫁ぎなさいという世論と親戚一同の強制力。

かぼちゃなら、強制的に受精(受粉)までさせられてしまう。(ちょっと、無理やりコジツケ)

例3:フィリピンの場合

セブ島が好きで、10回ほど渡航しました。目的は、「幸せとは何か?」の探求のためです。そして少しずつ見えてきたことは、”子供の数と幸せは、因果関係がありそうだ” ってことです。

左が日本、右がフィリピンの人口ピラミッド。
フィリピンは綺麗な三角形となっていますよね。

フィリピンの平均年齢は24.3歳
日本の平均年齢は46.7歳

出典:PopulationPyramid.net

街を歩くとすぐわかるんですが、子供が多いんです。みんな笑って、楽しそうで、元気いっぱい! ちょっと騒がしく、うるさいですが、活気に満ちている。 73歳の日本人の方と街を散歩した時にこんなことを言ってました。

「日本の戦後は、こんな感じで、たくさんの子供がいたんだよ」

フィリピンの場合は、子供が産まれ続けています。パンダや、カボチャの話じゃないですよ、人間の話だよ。 この違いはなんでしょうね???

また、いつか、これを考えて、noteに書くネタとします。今日はここまで。

フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com