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投資をしなかった悲惨な末路:現金や年金だけじゃ詰む

コムたろさんのYouTubeを見て、30年前のことを思い出しました。
私の投資歴は30年。30年前に初めて証券口座を開設しました。

投資を始めた30年前
2024年の現在
30年後の未来

この時間の流れを意識した記事を今日はnoteに書きます。



コムたろさんのコンテンツの内容

コムたろさんのYouTubeの内容は、
『30年後の未来を強くイメージして、30年前に投資を始めておけばよかったと後悔します。実は30年前というのは、現在のことです。だから今投資を始めましょう!』 こんな感じのコンテンツです。

【絶望】新NISAしなかった悲惨な末路!貯金・投資をしないとこれからの日本じゃヤバい【現金・年金だけじゃ詰む】


このままでは生きていけないことを認識すること!

30年後を後悔すればするほど、現在の行動する原動力になるので、思いっきり後悔のイメージを膨らませましょう。


投資をはじめた30年前

さて、私の話ですが、30年目に証券口座を開設しました。

NISAもiDeCoもありません。
楽天証券もSBI証券もありません。
ミニ株もないし、単元は1,000株単位。
売買は窓口か電話注文のみ。

そんな時代です。

現在でも日本では、「投資は怖い」、「株はギャンブルだ」って風潮が大半ですね。投資はまだ少数派なのかもしれません。

しかし、情報化社会でSNS媒体にて、多くのインフルエンサーたちが資産公開をしていただき、株式投資によって、小金持ち、大金持ちの存在が明らかになってきました。

FIREって単語が知れ渡ってきました。FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の略で、「経済的自立」と「早期リタイア」を意味する言葉。

私もこのFIREを知ったのは近年ですが、30年前からこの概念を、ぼんやりですが、目指していたような気がします。

投資を始めて5年目くらい

順調に資産が増えていきました。現金で流行りの新車を購入しました。仲の良い大学時代の友人には、投資成績を話しました。儲かると聞いて、みんな飛びついて話を聞いてくれました。

「危ないからやめとけ」って友人はいなくて、
「俺もやりたい!」ばかりでした。

かなり丁寧に手解きして投資について語るのですが、
必ず言われるセリフが、「マメだね〜」

当時はネットも普及しておらず、iPhoneもありません。
四季報と日経新聞が頼り。株価の推移を確認するために、方眼紙に手書きグラフを書いていました。PER、PBRなど、自分で計算したりもしました。

クリック一つでランキングが出る時代じゃないですからね。

イヤミで「マメだね〜」って言われると、
「はい、マメだよ!」って答えていました。

新車がキャッシュで買える投資方法がわかっているのだから、真似すればいいだけなのに、そんな友人はいませんでした。

投資を始めて10年目くらい

資産はさらに順調に増えて、都内にマンションを現金一括払いで購入しました。さすがに、会社の給料のみの貯蓄で買える金額でないことは、歴然としています。

同じ友人たちが、また聞きにきました。
友人:「どうやって、マンション買ったの?」
まこ:「株式投資だよ」
友人:「教えてよ」
まこ:「前に話した同じ投資手法だよ」
友人:「えっ、そうなの?、やっときゃよかった」
まこ:「今からでも遅くないから始めたら」
友人:「・・・、そうだね」

この会話は15年ほど前の出来事です。あれから15年経った今でも友人は投資を始めていません。コムたろさんのYouTubeに出てくる冒頭の老人モデルは、私の友人なんだと思いますw

この会話の投資方法は、山崎元さんが推奨されている、「ほったらかしインデックス積立投資」のことです。


投資を始めて30年目(現在)

私は、ビジネス書作家:寺澤さんの書籍『君たちはFIRE後どう生きるか』に寄稿させていただきました。この書籍に出てくる ”新しいFIREの定義” に深く賛同しています。

この書籍のFIREは、
「Financial Independence, Retire Early」
    ↓
「Financial Independence, REstart your life」

私は現在FIREを達成しました。
FIREのREはリタイアではなく、第2の人生のリスタートなのです!


自分の得意なことをしたいな〜
好きなことをして楽しみたいな〜

こんな風に誰しも夢を膨らませることでしょう。
今、この状態になることができました。

現在は攻めのポートフォリオから守りのポートフォリオにシフトしたため、積極的な投資はしていません。

金融資産はのんびりと豊かな人生を送るための手段であって、富裕層になることが目的ではありません。だから、これ以上の資産形成はしないようにしています。

インフレに負けない程度の利回りでオッケー。世界の経済成長率を上回る程度の運用を目標にしているので、債券比率をさらにあげて、守りを固める方向性を取っています。

まとめ

友人たちとは、今も連絡を取り合っています。腹を割ってなんでも話せる友人は一生付き合っていけます。

友人たちは、
「まこさんのように、あの時に投資を始めとけばな〜」
って今でも言っています。
多分、次回会う時も同じセリフを言うことでしょうね。

私からの返答はいつも決まっています。
「今でしょ!」 (by林修)


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