プロテインを飲み続けるようになってから
特に筋トレを頑張っているわけでも、運動を頑張っているわけでもない。数ヶ月前に、現在はほぼ辞めてしまったTwitterでやたらプロテインを見る日があった。一部の方がプロテインを飲んだら心の調子が良いというので、試しに買ってきてみた。そもそも粉を溶かして飲むのが苦手、牛乳も苦手なので私とはとても相性が悪かったのもあり避けて通ってきた。ゲームをする前に飲んでみるかと思い、その日の夜にコーヒー牛乳と指定されたプロテイン量で飲んでみた。数十分後、本当に気持ちが急に晴れだして思わず一人で笑ってしまった。夜中に一人で暗い部屋でゲームしながら笑っているなんて、ただの怪しいおっさんである。しかし、いいことばかりではなかった。毎日飲んでいると翌々日から頭痛が止まらなくなり、理由がわからずに頭痛薬を飲んでいた。頭痛薬を飲んでも止まらない、これは何か怪しいと思って最近の変化を考えるとプロテインしかなかった。「プロテイン 頭痛」で検索すると、出るわ出るわでどうやらたくさん摂取してはいけないものらしい。だが、私は規定量を守っている。とりあえず、プロテインが原因と仮定して辞めてみることにした。
2日くらいで頭痛は治り、結局プロテインがほぼ間違いなく原因だと結論づけた。ただ、プロテインはいいこともあるのだ。わたしの場合はずばりセロトニンだ。簡単に説明すると、セロトニンとは、いらいらや不安などを抑える脳内物質。元々わたしはセロトニンがうまく作れていないという医者の判断でトリプトファンを薬で摂取していた。日光に当たってねとか、運動してねとか言われてやっていたが一向に改善せず、薬に頼らざるをえなかった。ここからは私の憶測の域でしかないのだが、単純にセロトニンを作る原材料のタンパク質が私の体にはほぼなかったのではないかと思う。東京からベルリンと大きく環境が変わったのもあるが、やる気もここ数十年ではありえなかったほどあるし、暗い気持ちになることもほぼない。目を動かしてしゃりっと脳が揺れることもないし、これがみんなが健康と言うやつか!と感動している。結局、プロテインを指定の量の三分の一だけ飲むようにしたら、頭痛もなく気分もいいのでこれで落ち着いている。プロテインの影響で健康に少し目覚めた私は、元々サプリメントをたくさん飲むのだが、それも野菜に変えたりと試行錯誤している。ただし、健康オタクになるつもりは全くない。
自分は健康だと思っていたけど、実は体は悲鳴をあげていたってオチでした
それではみなさん、よい週末を
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