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<Project MINT Luminary Talk! vol.1~ゲスト島田由香さん~>開催しました! #イベントレポ

 4月28日(水)にProject MINTアドバイザーの島田由香さんをゲストにお迎えして<Project MINT Luminary Talk! >が行われました。

 Project MINTがリリースした新しいリトリートプログラムである、"リパーパスプログラム" のリリース記念として "パーパス”に焦点を当てた特別パネルトークを行いました。島田由香さんとProject MINT創設者の植山が、パーパス起点で生きることがもはや重要であると認識される今、パーパスを持ち続け、行動に移していく上で重要なスキルについて、様々な視点から対話を行っていきました。Project MINT専属コーチである丸山もモデレーターとして参加し、島田さんや植山に率直な質問を投げかけていきました。当日は100名近く参加申し込みがあり多くの方にご参加いただきました。

▼当日の流れ▼
- イントロ
- パネルトーク
- 対話 (Q&A) 、まとめ

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 まずはイントロとして、参加者全員でアイスブレイクを行いました。続いて、本イベント企画の背景について、また、個人のパーパスを主軸においたプログラムであるProject MINTについても植山より説明をさせて頂きました。

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(植山よりProject MINTプログラム内で実施するパーパスの内容について説明)

 そして、島田由香さんと「100年時代パーパスを起点で生きるために重要なスキルとは」というテーマでパネルトークが行われました。

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(当日のパネルトークの様子)

ーずばり「パーパス」とは何でしょうか?どのように気付いたのでしょうか?

島田さん:一言でいうと「全員が持っている生きている理由」です。それを言語化出来ているか、いないか、だと思います。先程智恵さんから説明があったように、幼少期に好きなこととパーパスはとても結びついていると感じています。

ー現在、社会人として女性として、幼少期に好きなことやそのイメージとの矛盾はなかったのでしょうか?

島田さん:ないと感じています。中学時代にいじめられた体験から「なぜありのままの自分でいたらいけないのか」と開き直れたことがあると思います。いじめられていた当初は周りに謝ってばかりいたんですが、ある時に気付いたんです。教室でいじめられていてもそこ以外に友達はいるし、いじめられている自分以外の自分がいて、「私は悪くないのになんで謝っているんだろう?私は私だ」と感じたんです。その経験から、万人に好かれる人はいない、自分にとって大事な人から何かアドバイスを頂いたら受け入れるが、それ以外はノイズだと割り切ろう、と。

ー「パーパス」への気付きから、どのように自分のミッションを知り、行動に移しましたか?

島田さん:言葉ではっきり言えるようになったのはここ10年位だと思います。私にとってパーパスはBeing。在り方、生き方です。対して、ミッションはDoingまずは「自分がどのような世界を創りたいか」というビジョンがあり、そこに対してのパーパスとビジョンです。その世界の実現のために”Doing”を何回も繰り返していき、その間に”Being”がブラッシュアップして、整っていくイメージです。


ーパーパスがまだ見えていなくても、まずは行動していくことが大事なのでしょうか?

島田さん:そう思います。また、自身がやりたくないと感じていることはやらない事も大切です。好きではないことは思い切って手放すことです。

植山:私自身の経験を含め、どこかに臨界点があるのではないでしょうか。迷いがあっても小さな行動を繰り返していく。そうすると身体感覚で、自身のパーパスと繋がる人との共鳴の素晴らしさを感じます。それが積み重なり臨界点を迎えると感じています。


ーパーパスはどのように行動の原動力になっていきましたか?

島田さん:パーパスは見つけなければいけないものでも、絶対に持っていなければいけないものでもありません。「パーパスがあなたをみつけてくれる」という言葉がしっくり来ている。楽しく嬉しく、今この瞬間を大事に輝いて生きる事が最も大事なことです。いつか肌感覚でパーパスに気付くときがあるはずです。

ー自身がハッピーじゃない時のリセットの仕方など、ありますか?

島田さん:まず、自分がどう在るとハッピーであるかを理解することです。その切り口として”PERMA”の考え方があります。ウェルビーイングの状態ですね。

▼PERMAとは?▼
ポジティブ心理学の父とも言われるペンシルバニア大学マーティン・セリグマン博士が提唱するモデル。
P:Positive emotion、ポジティブ感情
E:Engagement、物事への積極的な関わり
R:Relationship、他者とのよい関係
M:Meaning、人生の意味や意義の自覚
A:Accomplishment、達成感

ー経営にとっては「パーパス」よりもっと重要なことがあるのではないか?

島田さん:パーパスが一番重要だと考えています。それより重要なことを敢えて挙げなら従業員の「安全」でしょうか。全員が心身ともに安心安全を感じられる良い状態が大前提であり、そこが確保されたうえでの副産物が生産性や売上などだと思います。


ー全ての組織がそうではないと感じています。どのようにそれを周りに伝え、行動に移してきましたか?

島田さん:私のパーパスの一つが「パーパスの重要性を伝えていくこと」なのかもしれないですね。また、パーパスの重要性がまだ理解されていない場合は、パーパスを伝えていくことへの怖さ、伝えることで繋がりが切られてしまうことへの恐れ、があるのではないでしょうか。伝えることが怖いのなら伝えなくてもいいと思います。しかし、それでは何も変わりません。変えていきたいのなら、勇気をもって一歩踏み出して行くことです。人は自ら変わりたいと思ったら、必ず変われます。人事やリーダーの役割は、そうなるまで繰り返し刺激をあたえ、信じ続けることです。まずは「自身で言わないことを選択していること」を自覚してほしいです。
 

その他、事前にいただいた質問や参加者から投げかけられた質問にもお答えいただき、植山や丸山とも対話を進めていきました。


参加者からは

「パーパスとは何かについて深く考える機会になりました」
「島田さんのオーラや力強さのおかげで、とても前向きな気持ちになりました」
「とても有意義な時間を過ごすことができました」

といった声が聞かれました。

 島田さんからは、「幸せになるのではなく、幸せであることがとても大事。”Happiness is the choice”今をどのようにポジティブに捉えていくのかが重要だと改めて認識し、とても良い時間を過ごすことができました」とコメントを頂きました。

 また、植山からは、「島田さんから、幼少期の時の思い出や、中学校の時にいじめにあった経験等、ざっくばらんに語っていただき、今のパーパス「自分らしさを貫く Be Yourself」が出てきたという貴重なお話も伺えました。組織の中の安全性の話や、女性として組織のトップ部門で働くことの難しさ、その打開策など、とても学びの多いイベントでした」とコメントがありました。

 丸山からは、「新しさと懐かしさが入り混じった感情になっています。今まで知っていたけれども、新たに認識できた感覚です。とても幸せな時間でした」との声が聞かれました。


島田由香さん、ご参加いただきました皆様、貴重なお時間をありがとうございました!


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