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子供の日に想う

「子供の日」の歴史

「国民の祝日」と「伝統行事」

戦後に制定された「子供の日」は、
法律に定められた国民の祝日です。
今の「子供の日」が5月5日に
制定されたのは1948年でした。

その前は「端午の節句」と言われた
「男の子の成長を祝う日」でした。

「男の子を祝う日」から
「男女隔てなく祝う日」に変化は、
ジェンダー意識とも言える男女平等
の世の中にするためと思われます。

端午の節句は、
「※五節句」という奈良時代から
 続く伝統行事です。
五節句は、季節の節目を表す日
 とされ江戸時代には公式の祝日で、
 明治5年迄は祭りの雰囲気がありました。

5月5日が選ばれた理由、
解かり易さと語呂合わせと言われ
「端午や午後」など「午」が「ご」と読める、
ことから5月の「午(ご)」の日「5月の5の日」
となったとも言われています。

子供達の近未来に必要な心の礎を育む

世界各国から注目されている日本の
ジャパンシンドロームと言われている
2050年問題、即ち、人口が今の半分程度
に減少する日本の社会では、近未来を担う
子供達の心の礎育成が急務と思われます。

社会生活では、人と人との繋がりを一層
強めるためのコミュニティ作りと共に、
他者を思い遣る心を大切にする心の体力
である確りした心の礎を備えた人間力を
備える社会人を育てなければなりません。

日本と欧米の躾モラル・マナー

また、
日々起きている事件や犯罪の源と考えられる、
自分が人の支えが有り存在し生きていること、
それを個人優先社会でのプライバシー保護を
誤解したり、自分の楽や楽しみを軸に意識する
マナー・モラル欠如、コンプライアンス無視、
と言う利己的な気持ちで生まれると考えられる
<自制心欠如>を減らすと思われる【罪の躾
をして行く必要があるのではないでしょうか❓

同時に、
親が子供達の心の赤信号や心の闇に気付く
高精度のアンテナを張る必要性もあります。

心の闇と心の赤信号

その為に、
子供達をどの様な人間に育てたら良いのか、
目標となる人物像を以下に記してみます。

1. 他者を人として認め、
 周りの人を思い遣れる人
2. 真実を貫ける人。
3. 真の不動心を備えている人。
4. 態度や言動、心に裏表がない人。
5. 正直で嘘、偽りの言動をしない人。

6. 謙虚に共に学び考え、
 共に育つ心のある人。
7. 人の器を形成する核として知情意を持つ人。
 (≒自律心の保有
8. 高い人間力即ちE.Q.
 (心の知能指数≒自律心)を備え持っている人。
9. 己を信じられる人。
 (≒自己認識力・自律心の保有)
10. 他者の思惑を気にせず自らを指させる人。
 (自分の教育者は己だと自覚出来る人)

11. 感情や煩悩を自制、
   そのコントロールが出来る人。
12. 些細なことでも
   心からの感謝を伝えられる人。
13. 真心を備え人や物事に
    相対することが出来る人。
14. いつ誰に対しても、
      ТPОに合った礼節(けじめ)を
      備え持って接しられる人。
15. 信用、信頼を決して裏切らない人。

16. 苦難や心の葛藤や苦しみを抱えても、
     それを乗り越えて生きて行ける人。
 ≒苦難・苦境にチャレンジ出来る人。
 (忍耐力保有)
17. 何人に対しても、
   一度は謙虚に受け入れられる人。
18. 物事や人物に対し正しく判断が出来、
   イノベーション意識を備え持っている人。
19. 自利利他心と思い遣りの心を備え、
     人と上手に関われる人。
20. 問題解決力(ソリューション能力)
     を備え持っている人。
    (様々な出来事や問題を
     冷静に落ち着いて受け止め、
     解決する次の行動に移せる人)

21. 他人の心身の痛みや苦しみを
      己に置き換え理解しようと努めている人。
22. 自分にとってどんなに学ぶ力が
      重要かを理解し自から進んで
     素直に学ぶことに取組める人。
23. 意思表示が明確で、
    信念(志)を貫ける人。
      (≒自律心の保有)
24. 適度のアピール、自己顕示が出来る人。
25. 寛容な心を備え、他者を許せる人。

26. ポジティブ≒前向きな意識
   を保有している人
     (明元素のある人)
27. 強い責任感≒役割の自覚と認識のある人。
     (責任性)
28. 揺るぎない自信と信念を
    持ちそれを貫ける人。
    (自己認識力=自信)
29. 自らの可能性を信じられる人。
30. 自らの心と言動を指させる力を
      備えている人。
     (自己認識力=啓蒙力)

31. 平常心≒平静心を備えている人。
     (自己認識力)
32. 感謝とリスペクトの心と
   その豊かな表現力を備え持つ人。
33. 自己犠牲心を備え持つ人。
      ≒奉仕の心とその発信や活動の出来る人。
34. 自らの心を動機付けすることが出来る人。
35. 強い義務感≒責任感のある人。

診断欄
(必要=〇/わからない=?/必要無=✖/どちらとも=▲)

このような人間に育成する為に、
日本人として親として夫々の家庭、
学校などの教育の場で子供達に
どの様な心を備えた人間力に育くめば
良いかをも同時に考えることも大切で
あると強く思います。

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