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感情&理性-生き抜く知恵(1)


感情と理性を知ろう!


💖自分の感情と仲良くし理性を弁える

現代社会で毎日起きる人の心を無くしたと
受け留められるコンプライアンス・モラル
を無視した行為、マナー違反に対する規制
や法令作り対策だけでモラル違反や自制心
の欠如した事件犯罪は減らせるでしょうか❓

今迄の体験からですが、
仏作って魂入れず
一番肝心なものが抜け落ちていることの喩。

【注釈】
仏像を作っても、魂を入れなければ、
単なる木や石と同じである。

転じて、
物事は仕上げが最も重要であり、
それが欠けた時は作った努力も
無駄になると言うこと。
外面(形)は綺麗でも心が伴わないこと。

この喩の語彙と同様、
法令の整備やルール・規制をどんなに
作ったとしても、根本となる人の心を
育み正して行かない限り何時迄経っても
モラル違反や自制心欠如の事件犯罪が
減らないことをコロナ感染症の広がる中で
私たちは見聞きし体験しました。

この対策は下記の記事に書いて来ました。

関連記事

🧑🏻👧🏻人はその場その時の感情で動きがち


感情-イメージ図

人間は感情があるからこそ喜びや楽しみ
を分かち合い、人生を豊かに出来ます。

一方、
感情があるから悲しい思いや寂しさ、嫉妬、
罪悪感、と言う辛く苦しい思いもします。

また、解っていてもその心苦しい思いと
仲良く出来ず、行動が感情に左右されて
しまう後先を考えず行動することもあります。
思いやりの語彙と心を知る前の私です😢。

人間は考える動物ですから損得や保身
を考えたり自己の安全・安心を意識し
行動する事も多々あります。

己の感情が相手に対して好意を覚えるか、
覚えないかで好き嫌いの感情が湧きます。

そして自然で自分の心に素直で「」のある
人の話は心を楽にし成長させます。

人は、一般的に理屈よりも感情で動き、
その感情に訴えられることで納得します。

例えば、理屈で思考して動き言行する人と、
建前より本音をそれとなく何気なく語る人。

一般的に、
人は前者よりも後者のタイプの人に
好感を覚え、自分の価値基準(尺度)で
ルールや判断基準を細かく決めて、
他人にまでそれを強要する人には、
背を向け苦手意識を持つのは普通です。
これはスポーツ界で話題にも上りました。

なぜなら物事の価値は人の心は、
顔と同様に人それぞれで、それを無理に
押し付けられるのも嫌がるからです。

但し、「人としての正しい基準」に照す場合は、
そう言ったことに当て嵌まらないと思われます。


得てして、人としての正しい基準は
時に人の感情に逆らう場合もあります。

そのような場合は、その基準を素直に
受容れることで心の成長を促します。

自分自身の感情を理性で省みる時、
社会のコンプライアンスや
 人としてのモラルに適合しているか

人間として正しいのか
筋が通っているのか
相手への思い遣りになっているか
などの心身の活動に照らすことも大切です。

人は、
好意的な人の話は素直に聞き入れます。

それは
相手に解り易い言葉使いや話し方、
こちらに好意的な感情を持って
貰えるように思う心からです。

そうなれば、
相手は真剣に話を聞いてくれます。

人は感情の動物で、
本能で動くことの方が楽です。
理性で我慢をすることには苦痛を
感じ背を向けます。

感情の侭に流され「刹那」に生きる人
(体験有)、感情を我慢でなく感情と
仲良くし上手く自制し制御出来る人、
どちらが実際の人生に役立つかは
言うまでもありません。

自分の感情と仲良く付き合うことは、
人生を楽しくする一つです。

また、自分で生み出した感情は、
自分で何とかしながら仲良くする
ことも出来ると考えられます。

これは、自分の感情と仲良くし、
それに責任を持つという考え方です。

自分の感情と仲良くしそれに責任を持つ
考え方をした時、その感情を変えて行こう
と理性が働き自制します。
こう言った活動は、
苦しい感情から抜ける道になります。

このような考え方が出来るようになると、
今感じている気分をどう変化させるかを
誰かに救いを求めるのではなく自らの
考え方で変えさせようとすると楽になります。

己のその時の感情と
理性=「人間として正しいか否か
に照らし合わせることを上手く組合せ
生きることで、人の心は育まれます。
***********************************************
●現代社会で見直したい「理性」

感情&理性-イメージ図

理性

(モラル・コンプライアンスの認識)

今社会で多発している、いじめ、ハラスメント、
引き籠り、孤立、自殺、犯罪などと言ったことは
自分自身の心と向き合うことに背を向け、
感情を優先し「理性」を失うことが原因(起因)の
一つであると体験からも考えられます。

そしてこの「理性」は、
自心に人として生きる道(道程・人道)
を正すことでもあります。

理性は、
辞書に載っている(下記)以外に、
自分の心と真摯に向き合う活動に
拠って芽生える能力と解します。

📚理性(辞書検索)

1.道理によって物事を判断する心の働き。
 論理的、概念的に思考する能力。
2.善悪・真偽などを正当に判断し、
 道徳や義務の意識を自分に与える能力。

「理」の字源を知り、
その心と技を社会生活に生かす!

道理・義理の「」は                              

道理・義理の

“理無く、理過ぐことなく、
 理迫る、理は良知なり” 
(出典不詳)
道理に合わないことなく、
当たり前の程度を越えず、
道理を尽くす。
その理を作り出す根源は
人としての良知である、の意。

🔲理無し
1. 理由がない。筋道が立たない。
2. 道理に合わない。道義を弁えない。

🔲理過ぐ
1.当たり前の道理や程度を越える。
2.常識を越える。

🔲理迫めて
1. 道理を尽くして。
2.道理がきわまって。もっともなこと。

🔲理過ぎて  
あたりまえの程度を越えて。極端に。

🔳理の文字の成立ち。
は「田+土」から成り
筋目をつけた土地。
は「玉+里」から成り、
宝石の表面に透けて見える筋目。

📚(辞書検索)【理】の語彙.
1) 宝石の模様の筋目。
2) ことわり。物事の筋道。
  (条理とか、道理、義理)
3) ことわり。筋目をたてる考え。理屈。
  (理屈、理論、理想)
4) きめ。動植物の表面にあるきちん
 と整った筋目。木の木目など。
 (肌理=キリ。肌のキメ)
5) おさめる。きちんと筋道をたてる。
 筋を通して整える。
 (整理、理髪)
6) おさめる。訴訟をきいて筋道を正し、
 よしあしを整理する。
7) とりあげて処理する。
8) 筋がたって整っているさま。
9) 自然の法則を求める科学。(理科)

【理】の語彙2.こと‐わり
《「断り」と同語源》
1 物事の筋道。条理。道理。
「彼の言葉は理にかなっている」
「盛者必衰の理」
2 わけ。理由。

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