世界に唯一つの原爆被爆国“日本”
日本人の心の原点【和】=平和・調和
毎年8月が来ると第二次世界大戦で、
広島と長崎で被爆されたの皆さん
一人ひとりの気持ちを想像出来る
歳にやっとなれました。
日本とドイツが起こした悲惨で悲しい
第二次世界大戦を想像する終戦の日、
古からの日本の風習である祖先への
感謝恩謝の日お盆が脳裏に浮かびます。
I.T.の進化と共にウクライナや世界各国
で起きている戦争の極めて悲惨な被害
現場の状態がリアルに見え実感として
受け止められる社会環境です。
物の豊かさと情報過多の現代の日本では、
原爆被災地での祭典が報道されるだけで
一人ひとりに原爆被爆国の国民として
何か表立った取組みのないのが現状です。
今年は、
G.7広島サミットに参加された国々の代表が
原爆資料館を見て大変大きな衝撃を受けられた
との報道もあり一日本国民として少しでも広島
長崎で起きた現実を世界に広められインバンド
で来日される方々の中にも広島長崎の資料館を
見る目的で来日される人々も増えたようです。
今生かされて生きていられる私達日本国民
其々の人の心の中に、平和への意識を長く
保ち続けることは現代の社会では難しいです。
また、戦争を知る世代が減り、風化が進めば、
国も国民も、被爆国と言う意識の維持継続の
ためにもより一層の取組みと努力が必要です。
毎年8月には、日本国民的の行事お盆期間も
あり個々人の立場で戦後の歩みを振り返り、
平和の有り難さを省みる数少ない機会です。
私達の住む日本国内には、
近年未曾有自然災害や自制心欠如に因る犯罪で
貴重な尊い生命を落す方が毎年おられます。
また、
過去に遡れば様々な戦いで命を失った英霊
や広島、長崎を始めとした数知れない戦没者
の尊い犠牲者や先祖に支えられて私達は来る
15日に78回目の終戦記念日を迎えます。
どんなに時が経ても、古からの様々な戦い、
近くは第二次世界大戦、東日本大震災や
天変地異の自然災害、想定外の事故、
近年多発している無差別殺人事件などで
生きると言う志に反して尊い命を失った
多くの方々に支えられ現在の生活がある
と言うことは私達国民の気持ちの中から
風化させてはならないと改めて思います。
終戦記念日である8月15日とお盆は、
尊い命を失った様々な犠牲者の御霊や
先祖の英霊を敬い恩謝感謝するだけの日
ではなく私達がこうして日々無事に生きて
いられることへの「恩返し」に国民皆が目を
向け恩謝の心を表す実践活動に移すキッカケ
にする日ではないか、と受止めています。
私達日本人の生活環境の移り変わりは、
戦後の会社や組織を中心に考える団塊と
言われる塊の集団生活様式から個人生活
を柱に考え行動する【個人中心】の時代へ
大きな変化をしました。
同時に日本国内は、
有り余る物や様々な情報に溢れその選択や
判断に戸惑う社会環境に成りました。
一方では、個々人の安全安心意識の高まる
と共に、優しい心の持つ若者が増えて来て、
人との繋がりを重んじボランティア活動や
様々なNPОの活動に従事する人々の数も
今迄に考えられない位増えました。
自分と向き合う時間を持てたゆとり世代
と言われる時代に生まれた大谷翔平選手、
羽生結弦選手など世界中の人達から賞賛
されている人達の驚異的な素晴らしい活躍
も日本人として世界中に誇れることです。
一方ではZ世代の若者達が新たな素晴らしい
利他の心の活動や社会貢献活動もしています。
また、
日本人の特質である「皆で歩けば怖くない」の
集団心理を生かした個の力を磨く手段なのか、
AKB48などに代表されるグループ集団で活動し
ファンを巻き込み共に楽しむ生き方も増えてます。
昨年の東京2020オリンピックの各競技で、
今迄にない凄い好成績を挙げられたのは、
個々人の体型体力の成長もあると思いますが、
国としてもメンタルトレーニングを含め色んな
強化対策を講じた結果に拠ると知りました。
同時に優秀な結果を残した人の住む外国の中には、
貧困さやハングリー精神が強くあり、国家として
キチンとしたサポートが成されていました。
このようなことが現実として見られる一方で、
目に見えない様々な人達=英霊(戦死者)や多くの
先祖に支えられ生かされていま生活出来ている
と言う現実、今の暮らしある土台に目を向けず、
表面上の結果や成果ばかりを望み追い求める今の
日本社会環境を象徴している現象もあると思います。
このことを人の心に置き換えて考えてみると、
個々人の満足や幸せ対外的な結果を求めるばかり
対人関係力(=コミュニケーション力)に目が向き、
その元となる自分の心と真摯に向合う活動に意識
を向けなくなっていることに表れています。
その結果、
スキルや実績、外見、人の思惑を重視し、
その人物を見る心眼が養われず結果として
離婚率や離職率が高くなり、シングルマザー
の増加に繋がる要因ではないでしょうか。
また、今迄では、人として考えも及ばなかった
親子の殺人や感情の自制が効かずキレ易くなり
引き起こされる悲しく辛い悲惨な無差別殺人事件、
数万人と言う方々の自殺行為、いじめの陰湿化や
DV、引きこもり、パワハラ、DVと言ったこと
の起因・誘因・原因になっているとも考えられます。
🎌今後の日本に必要不可欠な心の礎
さて、
では私達はどうしたら良いのでしょうか。
その一つ、人心と言うことに焦点を当てれば、
原爆被爆国で生活していると言う個人の自覚、
今の個人中心主義時代の情報社会環境に合った
道徳倫理(心)教育の復活、言い換えるならば、
心の原点回帰し、仁、礼の心の礎を学ぶこと
であると考えます。
その一歩か❓文部科学省厚生労働省などが
国としてIQのように数値化の出来ない
「非認知能力」の体得に幼少期から成人に
至る子供達の心の育成の取組みに着手し
始めたことはとても有意義なことです。
☘幼児期から学童期に育てたい
「人生を豊かにする力」
組織や企業としてはAIの広まる社会環境で
どのような環境、状況下でも対応対処できる
「人間力」の強化育成、言い換えれば、人は
組織の原点と捉える人間力の重視です。
企業はともすると、
目の前の数字や商品などの形や市場性に捉われて
しまいがちですが、数字や形のあるものは、
人間が作りだすものである以上「源」である
夫々の人としての能力(心の基礎体力=EQ)、
即ち、企業を支える活動・行動指針(下図)と
共に人材(人財)のレベルアップが不可欠である
と考え、取り組姿勢、意識、向上チャレンジ力
などの人間力が重要であると認識することです。
情報が満ち溢れた現代に於いて成長躍進
しようとしている企業や店舗に於いて、
最も優先しなければならないのは、
お客様やクライアントから「信頼される人創り」
(=「人間力・にんげん力」)です。
また、少子高齢化時代に突入した現在、
生活の場は勿論、社会や職場に於いても
一人ひとりが人としての心を備えた人間力を
育み幸せで心豊かな社会を築いて行くことです。
それを支えるのは心の礎である【五つの徳】の
仁・義・礼・知・信、それぞれの要素です。
報恩の心で取組む
私達は、
今迄のように先祖や英霊に感謝するだけでなく、
その「恩返しをする」ことが何なのかを知り、
その恩返しの活動を実行しなければなりません。
<喉元過ぎれば熱さを忘れる>
【意味】
苦しいことも、過ぎてしまえば、
その苦しさや恩も簡単に忘れてしまう。
※豊かな生活が出来る日本人の礎の自覚認識
この内容は私的解釈を含み書きました。
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