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信頼-2

信頼関係と信用

様々なスポーツなどのチームは
お互いの信頼関係があって成り立つ
と言われています。

その信頼関係を支えているのが、
個人個人の役割の自覚とその遂行です。
また、たった一人の心無い言動、軽率な行動
でチーム全体の信頼を失う場合もあります。

信頼を築くために計り知れなく、
とてつもない長い時間を要し、
大きな労力を費やしていることを、
いつでも強く自覚、認識しておくことです。

皆で築いた信頼の絆は一人のためであり
と同時にみんなのためでもあるのです。

信頼は文字通り、≪信じることを頼る≫ことです。

故にその対象の人に信じるに足りるべき
根拠になりうるところが無ければ、
その相手を信じることも頼ることも出来ません。

人としての本当の信頼関係は、
表面上の仲良しや明るく振舞ったり、
心を開いたりするだけで築かれること
ではありません。

それは、
相手を認めることから始まり、思いやり、
誠実さ、厳しさ、自分を指差し、他人を
批判しない、相手の大切を大切にする

ことなどの様々な心の触合いの積み重ね、
日々の言動や態度の積み重ねにより、
お互いの心の中に少しずつ築かれて行くものです。

人は同じことをしても、
相手との間柄どのような関係か、
信頼する心(意識)の有無によって
言葉、態度、行動や結論、結果に
ついて個々人の見識は変化します。

相手に対し「信頼関係を作ろう」と意識し、
表面上や形だけで作る損得の「信頼」は
見返りを求めることで、信頼ではありません。

「信頼」は
「信じて頼る」ことの以前に、相手が
心から喜んでくれ、優しく温かな気持ち
を持って貰うなども前提の一つと言えます。

信頼』とは、互いの立場を認めた上で、
👬「互いの小さな信用の積み重ね
 によって築かれること。」
👬「警戒心を持たず、心を開いていること。」
👬「互いが無条件、かつ一方的に信用する。」
👬「一方的な思いやりが双方向に生れた状態。」
👬「信頼関係は慎重に作るべきこと。」
👬「けじめと節度を持つこと。」
👬「場合によっては甘え合えること。」
👬「お互いの心や態度を受け入れていること。」
👬「相手の言動の結果が予測出来る
    範囲内にあること。」
👬「互いが自ら指差し合えること。」
👬「互いの意識、思考、物事の捉え方
  や判断と異なることでも許せること。」
👬「お互いが許し合えること。」
👬「互いに依存し合うところに根差す。」
👬「互いに我慢や自制すること。」
👬「感情の刃で絆を切り、絶てる。」
👬「優しさだけでは、信頼の絆は作り得ない。」

👬「対象の人が、
  こちらが信じていることに反する結果
  を選択しても裏切りとは言えないこと。」
👬「信頼関係の成立は、信じたのは
    自らの責任であると言い切れる。」
👬「絶対に裏切られることはないと確信が持てる。」
👬「信用と信頼は、互いに切り離すことが出来ないこと。」

以上の他にも、
信頼には様々な心の要素があります。

お互いが認め合い、相手を思い遣り、
誠実な態度と心、感謝の心を持ち、
表現し伝達することは「信頼」関係
を構築し「絆」を創り上げるために、
無くてはならないとても大切なことです。

信頼を紐解く上で、
信用と信頼の関係を知っておくことは
コミュニケーション上とても大切です。

信用は文字の示す通り、
信用は信じて用いると書き、
信頼は信じて頼ると書きます。

📚大辞泉以下の様に記されてあります。
・「信用」は確かなものと信じて受け入れること。
・「相手の言葉を―する」
・それまでの行為・業績などから、
 信頼できると判断すること。
・また、世間が与える、そのような評価。
「信頼」は信じて頼りにすること。
・頼りになると信じること。また、その気持ち。

この信頼は小さな信用の積み重ねが
大きな信用となり、
そこで初めて信頼関係が生まれるのです。

信用、信頼は共に築くために
大変な努力と時間を要します。

失ったり、消したりしてしまうのは
ホンの一瞬の出来事と言えます

日々の陰日なたの無い、努力精進と
相手への思いやりの心と言動が信用の源です。
その結果として信頼が生まれてくるのです。
信用は信頼の礎とも言えます。

あくまでも私見になりますが、
信用と言うものは信頼を築く為の
プロセスの一つであり、一方の信頼
はその結果や成果と言えると考えます。

信用と信頼は同じようですが、
用いると頼るとの言葉にもあるように
違ったことと言えます。

信用と信頼は
魅力や感謝、感動、感銘、感激、余韻
と言った心に生まれること同様に、
こちらから見返りを求め、望んむこと
では決してありません。

常日頃、
感謝や思い遣りの心のキャッチボールを
して行く内に、自然と生まれ創られるのです。
そして、そこから「信頼の絆」が生まれます。

裏表のない心で、
様々な見返りを求めたり、望んだり
決してしない思い遣りの表現伝達(マナー)や
おもてなしをすることは信頼関係の礎です。

人や会社は信頼の「絆」を築く為に
とてつもなく計り知れない時間を
要し、労力を費やしますが、
失い、無くすことはほんの一瞬です。

この信頼とは、
相手を信用し、頼りにすることです。
信頼の礎は組織・会社の仕事上でも、
そして人間的にも自制(自己管理)が
出来ることが条件です。

〇〇さんは仕事上では
 とても信頼出来るけど、人としては?

と言った会話を時折耳にしますが、
震災復興に向かう、日本の社会や日本人にとって
【人間的】な信頼こそ大切であると思います。

人は同じことをしても、相手との間柄が
どのような関係か、信頼する心(意識)の
有無によって言葉、態度、行動や結論、
結果についての見識は変化します。

相手に対し「信頼関係を作ろう」と意識し、
表面上や形だけで作る損得の言葉上の
「信頼」は見返りを求めていることで
正しい信頼ではありません。

「信頼」は「信じて頼る」ことの以前に、
相手が心から喜んでくれ、優しく温かな
気持ちを持って貰うなども前提の一つと言えます。

信頼することに用心するようになったら、
人は全てを失うと言っても過言ではないと思います。

信頼は「自分の味方になってくれる」との、
積極的な意味合いがある。
お互いが認め合い、誠実さ、思い遣り、感謝
の心を持ち、表現伝達することは、信頼関係
を構築し、互いの『絆』を創るために、
無くてはならない大切なことです。

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