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傾聴力は「人間力を現す活動」

傾聴力の解説

聞くと聴く

人と人との繋がりや結び付き、お付合い、
チームワークなどでの会話やコミュニケーションは、
話すからではなく『聴く』「聞く」
心身の活動がスタートです。

AIは、
その場の空気、心の温度、表情などに
ついて適合した適切に応えられません。

傾聴力で大切なのは、対話する人間の持つ
感性に合わせた心身の姿勢・態度の人間力です。

豊かな傾聴力(聴き・聞き方)を備えることは、
出合い触合う相手への「思い遣り」です。

それは最も身近であり、
多くの時間を費やす心身の活動で
ありながら意外と疎かになりがちです。

そして、
互いの「聞き」『聴き』方の上手下手が、
日常生活や仕事の場でもお互いの愛情表現、
人と人との繋がり結びつきを広げる結果、
並びに信用や信頼の構築に繫がります。

また、
『聴く』「聞く」ことその良し悪しにより、
会話やコミュニケーションの度合いが変化します。

会話した相手がまた会って自分と話を
してみたくなる傾聴力を身に着けて、
日常生活や接客接遇の場、おもてなし、
様々な人との触合いに生かすことが肝要です。
同時に、
三現主義の徹底、CS、ES、会議や
ミーティングに於いても大切な要素です。

このような人の五感聴力である<キク>
傾聴の活動には、以下のことがあります。

イ)お客様の声、現場の声、
     部下の声を『聴く』「聞く」
ロ)相手の話・注意・忠告などを
  『聴く』「聞く」
ハ)音楽や自然の音を『聴く』
ニ)みんな(大衆)の声を『聴く』「聞く」
ホ)天の声・心の声を『聴く』心で『聴く』
ヘ)判らない(解らない)こと、
  知らないことなどを「訊く」 

上記のこのような『聴く』と「聞く」
の夫々が異なった意味があります。

場面や相手(≒Т.P.О)に合わせた
「聴く・聞く・訊く」の心身の活動を
直ぐ会話時に生かす実践しましょう。

また、『聴く』と「聞く」は
『応対』と「対応」に例えられます。

『応対』と「対応」

この『応対』と「対応」は別であると同様に、
「聞く」と『聴く』も別と自覚しておきましょう。

AIは対応力が主で、応対力に欠けます。
故に、人間力は応対力とも言えます。

「聞くは一時の恥、聞かざるは一生の恥」
の諺と、その意味も確りと心に
刻み込んでおくことも大切です。

✅傾聴力を高め身に付く心身の活動と意識【実例】

有無の評価】有のみ✔する

1. 察知力・洞察力が身に着けられる
2. お互いが理解し合おうとする
 心を持てるようになれる
3. 相手の精神状態、コンディションを
 会話内容から汲み取る力が付く
4. 相手や大切な人のために、
 信念や勇気を持てるようになる
5.  話を傾聴することから、相手や他人のために
 役立つことを考えられるようになる
6.  人の嫌がることが理解できるようになる
7.  人の話を素直に聞く習慣が身に着けられる
8.  聞くことで感謝の心の表現伝達を
 意識するようになれる

9.  立場転換意識が身に着けられる⇔想像力が育つ
 (自分が言われたらどう思うか)
 (相手の話す内容や行動を自分に
 置き換えて考えられるようになる)
 (相手の労力や費やした時間を自分自身に
 置き換えて計ることが身に着けられる)
10. 聞く(聴く)ことはその人の心を
   守ることだと気付く
11. 時間や約束を守ることの大切さが身に着く

12. 真剣に本気で聞くことが誠実さ
     の表現になり信頼の礎が出来る
13. 相手の会話内容に合わせた
     表情を意識出来るようになれる
14.  相手や場面に応じて、本気で熱く
      語ることが出来るようになれる
15.  前傾姿勢で聞く(聴く)ことで、
      真剣さ、誠実、愛情を伝えられる

16.   場の雰囲気を読むことに長けるようになれる
17.   理解度を確かめながら話す
18.   同じ目線若しくは同じ目線以下で話す
19.   人をかばうことの大切さを知る
       (自己犠牲・弱者を守る)
20.   相槌を打つことや認証の姿勢が身に付く
21.   傾聴力は優しい心の表下だと自覚できる
22.   人間関係に臆病にならず、
        ポジティブな発想が出来るようになれる
23.   相手の心を大切にすることの表現伝達力が高まる
24.   話しを確り聞く(聴く)ようになれ、
  要らぬ気遣いや心配かけないようになれる
25.   礼節節度を持って人と触合えるようになれる

26.   見返りを望まない心が身に着けられる
  (・・・・してあげたのに)
27.   相手の痛みを自分に置き換えることを自覚できる
 (悩みや苦しみを共有し、分かち合う)
28.   意識や感情の共有が出来るようになれる
29.   自分の考えや心を無理強いしない姿勢が身に着けられる
30.   本当に相手の為になる厳しいことを、
  勇気を持って伝えられるようになれる

31.   厳しく接したり、突き放したり、
  戒めるのも思い遣り

32.   心の垣根を取り払うことが出来る
  (気軽に相談に乗り合える)
33.   傾聴力は我侭、私利私欲を
  持たないことであると悟れる
34.   人の美点、魅力を見つけられるようになる
35.   素適なマナーが身に着けられる
  (魅力度アップに繋がる)

36.   会話から相手を労う心を持てるようになれる
37.   傾聴力を持つことで自分の事情で
  相手に接しないようになれる
38.   相手に対する見方を変えることが
  出来るようになる
39.   相手の能力を見定め、その相手に見合った
  話し方が出来るようになる

40.   話す内容を互いが聞く側の
  気持ちで考えられるようになる
41.   何故話すのか、話す目的を
  知ることが出来るようになれる
  (一言ひと言を何故の意識で考え
  相手の心を察知出来る)
42.   常に情や環境に左右されない、
  冷静沈着、平常心が身に着けられる
43.   憶測や先入観を持たない癖が付く
44.   相手の人格を認めることの大切さを自覚できる
45.   和の心=人間力が身に付く

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