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リアル&バーチャルの【ものさし】

当たり前(常識)の【ものさし】

個々人の当たり前(常識)の「ものさし」は、
言うまでもなくリアルな物・事象や
バーチャルなものを計る見方・尺度・
捉え方・定義や意識上の基準であり、
個人の備える【識別判断力】です。

別な捉え方をすると、
人としてのその人の【心眼】と解せます。
この【心眼】とも言える己の「ものさし」を
改めて指さし見直すことは、様々な不や苦難に
打ち勝ち、生き抜いて行く為でもあります。

また、企業や店舗に於いて、
お客様や患者さんを確り確保し、
お店や施設のファン創りにも、
自店(自施設)の現状を振り返り、
今の「当たり前」と考えている、
お店の全てと接客を見直しましょう。

その為に、
先ず、自分自身の常識や自社の当たり前
となっている「ものさし」を振返り、見直す
ことから着手しなければなりません。

自らの心や企業を成長させ夫々の魅力を
育みアップする近道は、この当たり前と
されている様々な当たりの前(常識)の
「ものさし」を見直すことだと思います。

その結果として、己の利他の心を成長させ、
触合う人々への思い遣る心を育みます。

そしてそれは、
対象相手や事象を立場転換意識の元に、
「判断・決断」することでもあります。

それは、
対象となる相手の≪心眼・目線≫
=「ものさし」を観察・察知し、
自ら知り得ることを言う。

人としての自分の器に見合った
適時、適正、適切な「心眼」と
「ものさし」を持つことは≪思い遣り
の心身の活動にも大切です。

また、多くの店舗・組織や職場で、
お客様・患者さんなどに不満足感を
与え、或いは部下や社員・スタッフ
のモチベーションを下げている要因に、
店舗では顧客に対して経営者を始め、
店側や従業員の一人称の「ものさし」
(≒心身の目線)で推測見聞きしたり、
接客してり、押し付けている場合と、
職場(組織・店舗)では部下に対して
上司の「ものさし」(目線)で物事を
受け止め、一人称で自己判断し、
部下に言動や態度を求めている
と言う場合も少なくありません。

震災やコロナ後の厳しい時代だから
こそ顧客の確保、職場の不満解消や
個々人のモチベーション向上の為に、
自らの心と物事の見方である常識=
「ものさし」を指差し、振返り、
見直してみることをお勧めします。

そのためには、
自らの当たり前の「ものさし」常識と
言える個々人の心の眼=意識改革から
出来る限り早く着手し、出来ること
から即実行しなくてはなりません。

組織では、
先ず現在の自社(自店)の当たり前
になっている常識の「ものさし」
を各セクション毎に顧客目線(視点)で
確り知ることから始めることです。

その為に、現在の組織とそこで働く
人々の持っている「ものさし」を
あらゆる角度からアセスメントし、
その是非を話合い、次に正すべき
必要のあると思われる当たり前(常識)
の「ものさし」を一つ一つ見直しつつ、
新しいものさし作りに出来ることから
優先順位を付け進捗表を作り、
実施する必要があると考えます。

己の心の「ものさし」を指差し見直す
一つ方法として、仏教の教えである
八正道
正見・正思・正語・正行・
正命・正精進・正念・正定
を参考にすることをお勧めします。

八正道の解説

八正道

総てに「正」の字がついています。
この正しいとは「真理に合った
調和のとれた」考えや見方と行動を
さし示し小我「自分本意」に囚われて
自分自身を過大評価し、不平・不足・
不満などの苦の種を作らない平らで
大きな立場で意思決定、物事を判断
出来る人間となる事を示す道として
解き明かしたもの仏教の教えです。

また、物の見方には現象に現れた
差別の見方や前記の大きな立場から
「平等だけの見方」のどちらか一方に
偏っても正しい見方とは言えなません。

なぜ「平等」の見方だけで正しくないのか?
という疑問が湧くかもしれませんが、
物の本質として、現象に千差万別の
差別の※実相を現すためには、
それなりの原因や条件があると共に
理由があり、無視する事は出来ません。

実相:人間の言葉をはなれ、
    心でおしはかることのできないことをいう。
    従って「実相」とは、真実が無相であり、
    それが萬物の本来の相であることの意。

このように、差別の見方に偏らず、
同時に平等の見方にも偏らない、
両者を総合した捉え方が総てが目に
映らない正しい見方や捉え方の
当たり前の「心のものさし」です。

リアル&バーチャルの当たり前の
ものさし
を見直す【キーワード】は、

「愛」「感性」「判断」「器量」
「利他」「自利」「八正道」
「お世話」「思い遣り」「感謝」
「奉仕」「おもてなし」「独創性」
「常識」「ルール」「マニュアル」
などがあります。

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