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目配り・気配りのSTART⇒歩行と姿勢

目配り・気配り・気遣いのスタート

【美しい姿勢=立位と歩行】
接客サービスやおもてなしは、
歩くことでお客様に対する
気配り・気遣いのスタートです。

即ち、歩くことから思い遣りや
配慮・気遣いの様々なサービスや
おもてなしが生まれるのです。

お客様には、適度な店内の巡回は、
とても安心感を与える要素です。

立つ姿勢、歩くと言う基本的な
ことにおいても、思い遣りの心が
必要だと言うことです。

歩行時のきちんとした姿勢は、
お店のサービスを象徴し、
綺麗な仕草、姿勢、歩行は
素晴らしいマナーの表れであり
仕草、姿勢。歩行何れもが、
お店と接客係の品格を表します。

接客スタッフの温かな思い遣り、
気遣いが自然に仕草、姿勢、
歩行に表れてくるのです。

お客様を優先しお客様中心を意識し、
お客様への目配り(配慮)はお客様を
大切にすることに繋がります。

[美しい姿勢=立ち方]

綺麗に歩くことは、
きちんとした立ち方が大切です。

停止した時に一度踵をつけ、
背筋を伸ばし下腹に力を入れ、
お尻とお尻を付けるようにする
ことにより身体の軸が安定し
引き締まった美しい姿勢になります。

【美しい姿勢のポイント】

姿勢

①かかとをきちんと揃え、
 爪先を12~15㎝ほど開く
②胸を張って上体を真っ直ぐに
 伸ばし、あごを引く
③腰を安定させ首をまっすぐに
④ひざの後ろをピンと伸ばし、
 ヒップアップを意識する
⑤頭の位置をまっすぐに保つ
⑥手先は指と指とが離れないようにし、
 心もち丸みを持たせる。
(男性は親指を軽く握り、
 ズボンの縫い目に合わせて垂らす)
⑦手を組む場合は、右手を下に、左
 手をその上に乗せる
⑧待機の時は、きき足を半歩開いて
 かかとにつける。 → 待機の姿勢

[目配り👀の歩行=歩き方]

歩く姿勢は背筋を伸ばし、
一般的な状態の歩幅は肩幅位を
目安に、120度前後の視野で、
客席や周りを見ながら出来る限り
静かに歩き、走ることは禁止です。

お客様を通路や廊下などで、
追い越さないようにすること、
すれ違う時は、必ず立ち止まり
アイコンタクトして軽く会釈を
するなどの態度も好感を与えます。

また、通路等では正対せずに
横に寄り会釈や挨拶をします。
接客サービスや「おもてなし」
を表す態度、立ち止まるのが
面倒と思っていては出来ません。

客席、コア、店内、通路、待合室
待機スペースなどを歩く場合は、
お客様に不快感を与えないよう
静かな足音を意識しましょう。

また、体の上下動が少ないほど
綺麗に歩いているように見えます。

即ち、白鳥が湖面を移動する様な
姿勢で目配りしながら巡回歩行を
するように意識することです。


それを身に着ける方法として
頭の上に皿か本を乗せて歩く
練習することをお勧めします。

頭の上の皿が落ちないように
するには、顎を上げすぎても、
下げすぎてもいけません。

特に顎を上げると、
お客様や周りの他の人から偉そうに
見えますので注意しましょう。

履く靴は、ラバーソールが理想です。
ズボンのポケットに小銭や鍵などを
入れているとその音で不快感を
与えますから注意しましょう。

歩行中にお客様の前を通る時に
「失礼いたします」
など一声かけることが大切です。
お客様と歩く場合は、
端の方を歩くことがマナーです。

【歩き方のポイント】

①踵に体重を少し乗せ、
 爪先を軽く踏み出す.
 前に出した方の足の膝が
 曲がらないように
②かかとを引きずらないように、
 やや早めにリズミカルに
③視線は進む方向にむけて、
 手は大きく振らないようにする
(客席が多い場合、視線は
 進む方向の回りにも向ける)
④お客様の直前を横切らないように
⑤和室を歩く場合は、
 敷居を踏まないようにし、
 お客様最優先で歩行
⑥後ろの気配にも気を配る
⑦上体を上下や横に動かさない

店内歩行時の留意点(顧客優先)

①適度なスピード
②目線 
③表情
④一礼
⑤ひと声・言葉づかい
⑥出入り口注目
⑦客席(空席)把握
⑧すれ違い時の態度、身配り・手配り
⑨ゴミ処理(通路・客席・棚)
⑩手指し案内・誘導
⑪美観、整然
⑫拾得物
⑬顧客観察・察知
⑭立席・離席対応
⑮横歩き
⑯すり足・速足
⑰斜め歩き
⑱後ろ歩き
⑲自動ドアの開閉
⑳手動ドアの開閉

好感接客【豆辞典】

〇足の位置と動かし方
 待機時⇒

 (カウンター・ステーション・レジなど)

イ)「ようこそ・いらっしゃいませ
  などのお迎え時
  どちら足でも良いですから、
  足の大きさの半分以上を
  お辞儀の時に後ろに下げます。
  極端ですが迎え入れるような仕草です。

ロ)「有難う御座いました」
  
会計後お見送りの感謝の表現の時に、
  どちら足でも良いですから、
  足の大きさの半分以上を
  お辞儀の時、一緒に前に出します。
  「感謝の心をどうぞ
  と差し上げるような気持ちの仕草です。

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