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朝読のすすめ

学校によっては朝読を推進していますね。
朝ホームルームの前に10分~15分、自分のお気に入りの本を読む時間です。
 
日本語に不慣れな子どもが、本を読んでいるふりをしている光景を、よく見かけます。
日本語が闊達な子どもでも、じーっと座って、読書のふりをしているのは、なかなか苦しそうです。
 
その一方で、
自分の母語で読める本を持ってきて、読んでいる子供もいます。
家の中ではスペイン語で生活している子供(母語がスペイン語の子ども)が
スペイン語で書かれたサッカーの本を読んでいました。

そのほかにも、
子どもたちが順番に読み聞かせをするクラスもありました。
 
紙の本を読むほうがお勧めなのかもしれませんが、
iPadやPCを利用しながら、電子書籍が活用できたらいいなぁと思います。
母語で読むことができる本があれば、母語維持につながるでしょう。
音声で聞くオーディオ読書も、語彙を増やすことの一端にはつながるでしょう。
 
自分の母語でも、読める本がある、
文字に苦手感を強く感じるならば聞く本がある
そんな「朝読」環境が創れたら素敵だなぁと感じます。

学校の図書室に、母語の読みものの本があると、嬉しいですね。

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