アマビエ作戦

しがない会社員

アマビエ作戦

しがない会社員

最近の記事

自主的ロックダウン

山中教授、岩田教授、西浦教授から相次いで新型コロナウイルス感染症の日本での状況について強い懸念が表明されました。 しかし、日本では改正特措法をもってしても欧米のような強い外出禁止措置を行うことができません。基本的に要請しかできないのです。したがって本質的には現在すでに行われている外出自粛要請とは変わらないことになります。 しかし西浦教授の記事にあるように感染爆発を避けるためには人と人との接触を80%減らすことが求められているのです。 もう私たちは効果のほどの怪しい政府の

    • 自由な国の自由な作戦

      日本は人権の守られた自由な国です。そのことを普段特に意識することはないのではないでしょうか。 学生時代、中国からの留学生の人と夜遅くまで話し込んだことがあります。ひとしきり話が盛り上がった後で、彼がぽつりと漏らした言葉が忘れられません。 「日本は本当に自由な国です…」 それ以上のことは言いませんでしたが、愁いを帯びた表情から読み取れるものがありました。国の体制の違いは日本人の想像以上に大きな影響を個人に与えるものと感じた記憶があります。 武漢でCOVID-19の感染拡

      • ロックダウンが感染を拡大させる時

        前回の記事で「ロックダウン」という用語のあいまいさについて書きました。その上でこの記事では、「ロックダウン」という言葉を「地域隔離」と「外出禁止」という二つの対策が任意の強度で複合したもの、という意味で用います。どの程度どちらの対策を盛り込むかは国や地域で異なっていると考えます。その上でロックダウンが引き起こす危険な状態について考えます。 ロックダウンという言葉が特に用いられるとき、それは特定の地域や都市について限定的に用いられるというニュアンスがあるかと思います。「地域隔

        • 「ロックダウン」

          お昼にTwitterを眺めていて町山先生の以下のツイートを読みました。 その時に何とも言えない違和感を感じ返信したのが以下のツイートです。 その後、違和感の正体が「ロックダウン」という言葉の意味するものの内容が人によって違っているということであることに気が付きました。 lockdownは特定の区域などへの移動の制限を意味するものと、私は捉えていました。特に感染症対策の文脈だと中国の武漢封鎖のようなそのエリアを隔離するものと考えていました。いわば「地域隔離」と呼べるもので

        自主的ロックダウン

          なぜ家にいることが感染拡大を防ぐことになるのか

          これを書いている私は専門家ではありません。ですが様々なネットの情報で自分なりに勉強したものをアウトプットしお伝えしなければいけないのではないかと思い以下の文章をつづります。 私が社会距離拡大戦略について初めて知ったのは以下のワシントンポストの記事によってでした。 https://www.washingtonpost.com/graphics/2020/health/corona-simulation-japanese/ なぜ家にいると感染拡大が防げるのか?それはシミュレ

          なぜ家にいることが感染拡大を防ぐことになるのか

          アマビエ作戦をやろうとおもった理由

          新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死者が世界で急速に拡大している中、日本は自粛疲れなどと呼ばれる雰囲気が蔓延しつつありました。 専門家の方は警告を発し続けていらっしゃいます。必要な情報は公開されています。しかしそのメッセージは本当に広く共有されているでしょうか。 またこれほど強大な人類の敵がもたらすニュースが日々世界中からもたらされているにもかかわらず、ネットには自らの政治ポリシーを正当化するためのこん棒としてCOVID-19を用い従前と変わらぬマウント合

          アマビエ作戦をやろうとおもった理由

          家で過ごそう - アマビエ作戦

          今、世界は新型コロナウイルス感染症というこれまで経験したことのない脅威に晒されています。日本においても急速な感染拡大が懸念されています。 今、私たちがなんらかの行動を起こさないと、私たちが愛する誰か、私や、あなた自身を永久に失ってしまうのかもしれません。 私たちはウイルスに対して無力なのでしょうか?ウイルスの拡大に抗う方法があります。社会距離拡大戦略とよばれるものです。 アマビエ作戦のゴールは、社会距離拡大戦略を私たち一人一人が実行することで、感染の拡大を食い止め私たち

          家で過ごそう - アマビエ作戦