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普通のWebライターだった私が会社経営者の右腕になるためにやった7つのこと

専業のWebライター時代に以下の7つをやった所、一介のライターでありながら会社経営者の右腕ポジションになれました。

1. お客さんのビジネスの顧客を調べ上げる
2. 収益を作れるコンテンツ案を提案した
3. 提案した施策を全て一人で実施した
4. データの閲覧権限を貰い、施策の改善を行う
5. 新規メディアの企画から収益化まで担当する
6. 自分がやったことをマニュアル化した
7. 採用・研修という業務にも参画した

それぞれの内容についてこれからご紹介しますが、今回の記事は以下の方に特におすすめです。

  • 記事作成以外の仕事に関わりたい方

  • 企業のマーケティング戦略にも関わりたい方

  • Web ライターからキャリアアップしたい方

  • 雇い主から外注先ではなくパートナーと思われたい方


1.お客さんのビジネスの顧客を調べ上げる

顧客リサーチ

まずはじめにやったことはお客さんのビジネス顧客のことを調べ上げたことです。

特にお客さんが運営してる Web メディアはどんな相手を対象にしており、何を売ることで収益を上げているかの2点を調べました

リサーチのために主に行ったのは以下の通りです。

  • 実際にサービスを契約した人の特徴を聞いてみる

  • 1ユーザーとしてお客さんのサービスを使ってみる

  • 担当するメディアの競合サイトを確認する

上記の3つを行った上で、サービスに興味を持つ人が検索するであろう検索キーワードを洗い出しました

洗い出したところ、メディア内で対策ができていないキーワードが大量に見つかりました。

2.収益を作れるコンテンツ案を提案した

収益を作れるコンテンツ案の提案

新たに対策するべき検索キーワードを洗い出した後は、該当キーワードに特化した記事を作ることを提案しました。

提案時にまとめた内容としては以下の通りです。

  1. 対策するキーワードリスト

  2. 1で洗い出した各キーワードの月間検索数

  3. 各キーワードで広告を出した時のクリック単価

  4. 各キーワードで常用されているページの強さ

上記4点をまとめたエクセルの資料を作成し、「収益を上げる自信があるので記事を作らせて下さい」と直談判しました。

提案内容がまともだったため、「ぜひ担当して!」という話になりました。

3.提案した施策を全て一人で実施した

提案した新規記事の作成

作成を担当することになった各記事はSEOで評価される構成を作った上で、執筆しました。

その結果、軒並み対策キーワードで3位以内に表示させることが出来ました。

書いた記事から直接収益が発生したので記事作成に伴うライティングコストは1ヶ月で賄えました。

しかも提案したコンテンツ追加の施策により、Web メディアの月間の売上額は3ヵ月で2.3倍以上にまで上がりました

明確な結果が出た後は、「書いた方が良い、と思った記事に関しては自由に作ってくれて良いよ。」という許可を貰いました

つまり、一介のWebライターでありながら無限に仕事を作れる人材になれたのです

4.データの閲覧権限を貰い、施策の改善を行う

サイト解析

提案したキーワードの記事を一通り書き上げた後は、作成した記事の成果改善に取り組みました。

成果改善を行うために具体的にやったことは以下の通りです。

  1. Google Analyticsとヒートマップの閲覧権限を頂く

  2. 自身が書いた記事の離脱率や問題点を確認する

  3. 課題がある記事の改善案を考える

3で明らかにした改善施策については修正も担当しました。

その結果として、Web メディアの収益は改善前と比べて倍近くにまで上がりました。

そして、単月の発生収益額は前年度比の7倍にまで上がりました。

これだけの結果を出すと、「君の言うことは全て正しい。君はうちにとっての神様だ」といった言葉を投げられるようになりました。

5.新規メディアの企画から収益化まで担当する

メディアの成長

既存のメディアの売上を上げた後は新規メディアの立ち上げプロジェクトにも参画する事になりました。

参画したプロジェクトについては、対策するキーワードリストやサイトペルソナの作成も担当しました。

本業であるライティング業務に関しては、洗い出したキーワードに即した記事を作成し、該当キーワード群を軒並み3位以内に上げました。

その結果、プロジェクトに参加して半年後の時点ではWebメディアの黒字化を実現。そして1年後には月間で200万円以上の収益を出すメディアにまでなりました。

それにより、

  1. 新規の Web メディアの企画

  2. サイト立ち上げ実務

  3. 作成するコンテンツの洗い出し

  4. コンテンツ作成

  5. 作成したコンテンツを通しての収益化

というWebメディア運営に必要な全般的な実務を一気通貫して担当できたのです。言ってしまえば新規事業を一人で作って、収益化まで担当したのです。

経営者からは頭を下げられたり、「先生」と言われるようになりました。

6.自分がやったことをマニュアル化した

マニュアル作成

「新規メディアを収益化させたプロセスを社内に共有して欲しい」と言われたので、過去に行ったことをマニュアルに残しました

当時作成したマニュアルの中でまとめた内容は以下の通りです。

  • 新規のWebメディアを作る際の企画方法

  • サイトの立ち上げのために閲覧した参考サイト一覧

  • 実際にやった施策のリスト化

  • リスト化した各実務の動画実演

要するに社内に私のコピー人材を無限に増やせる仕組みを作ったのです。

当時行ったマニュアル作成業務は言ってしまえばマネジメント業務です。

プレイヤーとして目の前の業務を頑張るのではなく、誰でも業務を回せる仕組みを作る仕事ですからね。

つまり、一介のWebライターであるにも関わらず、経営者が管理職に期待するマネジメント業務まで任されるようになったのです。

7.採用・研修という業務にも参画した

採用と研修

誰でも業務を回せるマニュアルを作成した後は、人材の採用に加えて採用した人材の研修まで担当しました。

特に後者の研修については過去に行ったことを教えていたので、完全に独壇場でした。

その結果、戦力化した新人が複数人誕生したので新規メディアを何個も作れる社内体制を作ることができました

それにより会社全体の売上が前年度の4倍にまで増え、雇い主の社長からは「君は俺の右腕だ、うちにフルジョインしてほしい」と言われるようにまで至りました

これにてWebライターでありながらも経営者の右腕のようなポジションに就けたのです。

まとめ

まとめ

改めて今回取り上げた内容をまとめてみました。

1. お客さんのビジネスの顧客を調べ上げる
2. 収益を作れるコンテンツ案を提案した
3. 提案した施策を全て一人で実施した
4. データの閲覧権限を貰い、施策の改善を行う
5. 新規メディアの企画から収益化まで担当する
6. 自分がやったことをマニュアル化した
7. 採用・研修という業務にも参画した

1から7を実践すれば雇い主の経営者から右腕のような存在になれます。

記事を書いてお金をもらうという普通のWebライターとは明らかに異なる働き方なので存在が際立ちます。

当然単価は上げてもらえますし、ライティングよりも市場価値の高い仕事に関わることもできます

そのため、Web ライターとして単価を上げたかったり、記事作成以外の仕事にも関わりたいようでしたら是非行ってみてください。

ここまで今回内容をお読みいただきましてありがとうございました。

今後も現役の Web ライターの方向けに役立つキャリアアップ関連の情報やスキルアップに関する情報を提供していきますので是非ご覧ください。


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