見出し画像

PDCAで陥りがちな罠の対処法。とにかく力まない

東洋経済オンライン2019年1月31日の記事から。IBM時代からもう15年を超えるお付き合いで、現在も「グルメの会」で美味しい料理を一緒に楽しんでいる友人の清水久三子さんの記事。学びのある良い記事だった。

「高学歴で勉強ができる人が多い、伝統的な大企業ほど網羅思考の方が多い傾向にあったように思います。網羅ですから、調査にはかなり時間がかかりますし、企画の批判やあら探しをしてしまうためになかなか実行に移れない状況でした」とあるが、これは僕もよく見てきた光景だ。

PDCAにはその前段階がある。すなわち、Planの前には「目標」がある。伝統的な大企業は、この目標を100点に置きやすい。完璧主義で網羅主義なので、100点を取らないと気が済まないわけだ。一方で、外資系のコンサルティング会社では、「目標」を設定するときに、「合格ライン」を最初に探すことが多い。で、合格ラインを大幅に超えてまで、何かを極めようとしない

PDCAのPで100点を取ろうと、力み過ぎない

ここから先は

1,746字

¥ 300

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?